金庫を自分で壊すことはできる?注意点や壊さずに開ける方法をご紹介!
この記事でわかること
- 自分で破壊することができる鍵
- 自分で金庫を壊す方法
- 金庫を壊さずに開ける方法
「金庫の鍵をなくしてしまった…」
「金庫の暗証番号が分からない…」
このようなお悩みはありませんか?
本記事では、金庫を自分で壊す方法や注意点について解説します。
今すぐに開けてほしい方は、最短即日対応、出張料、見積り料0円のキーホースまでお気軽にご相談ください。
目次
自分で金庫を壊す前に確認しておくこと
金庫は自分で壊すことができるものもありますが、場合によって事故やケガにつながるおそれがあります。
ここでは、自分で金庫を壊す前に確認しておくことについて解説します。
壊すことができる金庫か調べる
金庫を壊すことができる基準は、金庫の構造や防盗性、防火性によって異なります。
家庭用の手提げ金庫や小型の金庫であれば比較的壊しやすいですが、業務用の金庫や大型金庫は防盗性や防火性が高く、自力での破壊は難しいので、メーカーや業者に依頼しましょう。
安全に配慮する
金庫を破壊する際は、安全に配慮した場所や格好で作業する必要があります。
金庫を破壊する際にサンダーやグラインダーといった電動工具を使用すると、火花や破片が飛ぶだけでなく、騒音が発生するため、時間帯によっては近所迷惑になる可能性があるのです。
また、バールを使用した勢いでケガをしてしまうことも考えられます。
作業を行うときは、作業着や保護メガネを着用して作業しましょう。
金庫の処分方法を考えておく
金庫を処分する方法として、以下の方法が挙げられます。
①不用品回収業者に引き取ってもらう
②金庫を購入したお店に引き取ってもらう
③鍵屋に処分してもらう
④リサイクルショップで処分する
⑤ネットで出品する
家庭用金庫を処分する際にかかる費用は約¥5,500~¥27,500(税込)になります。
家庭用の小型金庫であれば、自治体で回収してくれる市区町村もありますが、防盗性や防火性が高い金庫は回収してくれないことがほとんどです。
また、新しい金庫に買い替える場合は、古い金庫を引き取ってもらえるか確認しましょう。
自分で壊すことができる金庫はどんな金庫?
専門業者であっても壊すことができない金庫は存在するため、あらかじめ確認しておきましょう。
ここでは、自分で壊せる金庫と壊せない金庫について解説します。
自分で壊すことができる金庫
自分で壊すことができる金庫は、以下の通りです。
手提げ金庫
持ち運び可能な手提げ金庫であれば、自分で鍵を壊すことができます。
ただし、ダイヤル式とシリンダー式が組み合わさったダブルロック(コンビネーション)式は、防盗性が高いため、自分で壊すことができない場合があります。
家庭用金庫
家庭用金庫は自分で壊すことができますが、こじ開け以外にも電動工具を使用して蝶番(扉の開け閉めを担う器具)を切断するので、手提げ金庫よりも難易度は上がります。
防盗性能が低い家庭用金庫であれば、比較的簡単に壊せるかもしれません。
自分では壊すことができない金庫
以下では、自分では壊すことができない金庫について解説します。
業務用金庫
業務用金庫は、店舗の現金や書類を保管するために使用される大型の金庫で、キャビネット型や金庫上部にある投入口から貴重品を投入できる投入型などがあります。
家庭用金庫の重さが約30~80㎏に対し、業務用金庫は80~300㎏以上を超えるものもあるのです。
こじ開けやドリルによる破壊に強いため、自分で壊すことが難しくなります。
防盗金庫
防盗金庫は、バールや電動工具による破壊や、ガス溶断器による破壊に一定時間耐える試験に合格したものに表示が許可されている金庫です。
また、錠前(ドアに取り付けられている鍵全体の名称)が破壊された際に自動でロックされるリロッキング装置が搭載されている金庫もあるので、自力での破壊はほとんどできないでしょう。
自分で金庫を壊す方法
先述した通り、手提げ金庫や家庭用金庫であれば自分で壊すことができます。
ここでは、自分で鍵を壊す方法について解説します。
バールで壊す
バールの平らな部分を金庫の扉の隙間に挿し込み、てこの原理でこじ開ける方法で金庫を壊すことができます。
力が必要な作業になるため、バールを引き上げる際は顔に当たらないように注意しましょう。
グラインダーで壊す
バールで金庫をこじ開けことができないときは、グラインダーを使用して蝶番を切断する方法があります。
グラインダーを使用すると火花が発生するため、保護メガネを着用し、引火しにくい服装で作業を行う必要があります。
蝶番を切断した後は、再度バールでこじ開け、扉が開くかどうか試しましょう。
ハンマーで壊す
ハンマーで金庫の扉を叩き、壊して開ける方法があります。
破壊する際は、破片が目に入らないように保護メガネを着用してください。
場合によって、金庫自体が歪んでしまい、開けられない場合があるので注意しましょう。
落下させて壊す
金庫を高い場所から落として壊す方法があります。
落下させる前に、周囲に人がいないか、物がないかを確認してから試してください。
自分で金庫を壊すのはリスクが大きい
自分で金庫を壊す作業はリスクが大きい点について理解しておきましょう。
ここでは、自分で金庫を壊すデメリットについて解説します。
危険が伴う
工具を使った作業は、初心者だとケガにつながりやすいです。
グラインダーはケガや事故が発生する可能性が高いため、砥石を上向きにして使用しない、安全カバーを外さない、といった使用方法を守りましょう。
時間と大がかりな作業が必要
基本的に金庫は、壊されないように作られているため、ある程度の時間と力作業が必要になります。
最悪の場合開けられないこともあるので、素早く開けたときは、業者への依頼が得策と言えるでしょう。
金庫内にあるものが破損する可能性がある
ハンマーで叩いて金庫を破壊すると、衝撃が原因で金庫内のものが破損してしまう危険性があります。
大切なものが金庫内に入っているときは、業者への連絡がおすすめです。
金庫を買い替える必要がある
金庫を破壊して開ける行為は、処分に費用がかかる、再利用できない、といった点に注意が必要です。
引き続き金庫を使用するのであれば、メーカーへの合鍵作成や業者による解錠を検討しましょう。
金庫を壊さずに開ける方法と費用相場
金庫を壊さずに開ける方法として、メーカへの依頼と鍵業者への依頼が挙げられます。
ここでは、メーカーに依頼したときの費用相場と鍵業者に依頼したときの費用相場について解説します。
メーカーに依頼したときの費用相場
シリンダー式金庫の鍵紛失やダイヤル式金庫の暗証番号忘れは、メーカーに頼むと合鍵の作成や暗証番号の照会ができます。
合鍵の作成や暗証番号の照会に必要なものは以下の通りです。
①金庫の型番
②金庫の製造番号
③金庫の所有者または依頼者の身分証明書
④発注依頼書
現在使用している金庫メーカーのサイトで確認しましょう。
メーカーに合鍵の作成や暗証番号の照会を依頼したときの費用相場は、以下の通りです。
依頼内容 | 料金(税込) |
合鍵作成 | 約¥2,500~¥6,050 |
暗証番号照会 | 約¥2,000~¥3,300 |
鍵業者に依頼したときの費用相場
金庫の鍵開けは、鍵業者に依頼することができます。
鍵の種類や防犯性能の高さによって、費用が異なるため、時間に余裕があれば複数社見積りを取りましょう。
鍵業者に金庫の鍵開けを依頼したときの費用相場は以下の通りです。
作業内容 | 作業料金(税込) |
シリンダー式金庫の鍵開け | 約¥16,000~¥33,000 |
ダイヤル式金庫の鍵開け | 約¥27,000~¥50,000 |
テンキー式金庫の鍵開け | 約¥11,000~¥40,000 |
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本記事では、自分で金庫を壊す方法や業者に依頼した際の費用相場について解説してきました。
金庫は自分で壊すことができますが、ケガや開けられないおそれも考えられます。
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