ドアクローザーは自分で交換できる?失敗しない交換手順や確認事項を解説!
この記事でわかること
- ドアクローザーを自分で交換できるかの判断基準
- 交換前に確認すべきポイント
- 適合するドアクローザーの選び方
- DIYでの交換手順
- 業者に依頼すべきケース
ドアクローザーは、ドアが勢いよく閉まるのを防ぎ、静かで安全な開閉を保つために欠かせない部品です。しかし、経年劣化によって油漏れや内部部品の摩耗が進むと、閉まる速度が不自然に遅くなったり、逆にバタンと強く閉まるようになったりすることがあります。このような不具合を放置すると、指挟み事故のリスクが高まるだけでなく、ドア枠や建物そのものに負担がかかる原因にもなります。そのため、適切なタイミングでドアクローザーを交換することが大切です。
とはいえ、いきなり業者に依頼するのか、それとも自分で交換できるのかを判断するのは難しいものです。「どの製品を選べばいいのか?」「取り付けは簡単なのか?」「失敗しないための注意点は?」といった疑問を抱える方も多いでしょう。
本記事では、ドアクローザーの交換を自分で行いたい人に向けて、交換前の確認ポイント、製品の選び方、作業手順、注意点までを分かりやすく詳しく解説します。さらに、DIYが難しいケースや業者に依頼する判断基準も紹介しますので、この記事を読めば「自分でできるか」「業者に依頼すべきか」が明確に判断できるようになります。
目次
自分でドアクローザーを交換する前に確認しておくこと

ドアクローザーの交換を自分で行う際に最も重要なのが、事前の確認作業です。現状のドアクローザーの規格や取り付け方式を正しく把握しないまま交換を進めると「取り付けられない」「動作がおかしくなる」「余計な穴あけが必要になる」といった失敗につながります。ここでは、交換前に必ずチェックすべき重要ポイントを分かりやすく整理します。
今ついているドアクローザーの型番とタイプを確認する
ドアクローザーを交換する際、最初に確認すべきなのが現在取り付けられている製品の型番とタイプです。型番は本体側面のラベルやプレートに記載されており、この情報がそのまま「適合する後継機種」を選ぶうえでの最も確実な手がかりになります。メーカーごとに取り付け寸法やアームの構造が異なるため、型番が分かれば基本的にネジ穴の位置が一致し、無加工で交換できる可能性が高まります。
もし型番が消えて見えない場合は、本体の長さ、ブラケットの形状、アームの角度、取り付け位置の寸法などを測定し、同等機種を特定します。また、取り付け方式が「スタンダード型」「パラレル型」「トップジャム型」のどれなのかも非常に重要です。このタイプが違うと取り付け自体が不可能になることがあるため、必ず事前に確認しておきましょう。
ドアの開閉方向を確認する
ドアクローザーを適切に交換するためには、ドアの開閉方向(左右勝手)を正しく判断することが欠かせません。ドアは、屋内側から見て蝶番が左にあるか右にあるかで「左勝手」「右勝手」が決まります。この勝手を誤って選ぶと、アームの向きが逆になり、ドアクローザーが正しく機能しなかったり、取り付け自体ができなかったりすることがあります。
特にパラレル型(ドアの裏側に取り付けるタイプ)は左右勝手の影響を大きく受けるため注意が必要です。また、玄関ドアや店舗ドアなど、外開き・内開きの違いも取り付け方式に関係します。購入時の選択ミスを避けるためにも、ドアの勝手と開閉方向を写真に撮って記録しておくと、後から確認がしやすくミスが減ります。正しい方向確認は、適合する製品選びと安全な取り付けの第一歩です。
既存のビス穴がそのまま使えるか確認する
DIYでの交換作業をスムーズに進めるためには、既存のビス穴がそのまま流用できるかどうかを確認することが重要です。現在のドアクローザーと新しく購入するモデルのネジ位置や取り付け寸法が一致していれば、加工なしで簡単に交換できます。しかし寸法が異なる場合、追加で穴をあける必要があり、作業難度が大きく上がるだけでなく、ドアの強度が低下したり見栄えが悪くなったりする可能性があります。
また、集合住宅や賃貸物件では勝手に穴あけが禁止されているケースもあるため、特に注意が必要です。購入前には、メーカーサイトに掲載されている取付図を確認し、現物のサイズと照らし合わせておくと失敗が避けられます。ビス穴の互換性はDIY交換成功の大きなポイントです。
扉の重さとサイズに合った番手を確認する
ドアクローザーには、扉の重さやサイズに合わせて「番手」と呼ばれる強さの区分があります。この番手が適合していないと、ドアの閉まる速度や勢いが不自然になり、安全性や耐久性に影響します。例えば、重量のある玄関ドアに小さな番手を取り付けると、ドアクローザーが負荷に耐えきれず早期故障の原因になります。
一方、軽い室内ドアに大きな番手を使うと、強い力で閉まってしまい危険です。番手の目安はメーカーによって異なりますが、一般的には扉の重量と幅で選びます。迷った場合は、既存ドアクローザーの型番から番手を調べるか、同等品を選ぶのが確実です。適切な番手を把握することで、安全性と快適性の両立が可能になります。
調整では直らない故障かどうかを事前に見極める
ドアクローザーの不具合が必ずしも交換を必要とするとは限りません。閉まりが遅い、速い、途中で止まるといった症状は、速度調整ネジを回すだけで改善することもあります。しかし、調整で改善しない場合は内部の油圧機構が劣化している可能性が高く、交換が必要になります。
また、油漏れが見られる場合は、内部シールが破損しているため調整では直らず、交換が必須です。まずはメーカー推奨の調整手順を試し、それでも改善しないときに交換を検討しましょう。故障の原因を正しく見極めることで、無駄な交換や誤った判断を避けられます。
▼関連ページ賃貸物件の場合は管理会社や大家に連絡しておく
賃貸物件でドアクローザーを交換する場合は、必ず事前に管理会社や大家へ相談する必要があります。物件によっては「原状回復義務」があり、勝手に交換すると退去時に修繕費が請求されることがあります。また、ドアクローザーは建物全体の安全性に関わる設備として扱われることもあり、管理会社側で指定の業者を手配するケースもあります。
さらに、穴あけ加工やビス穴の変更が禁止されている物件も多いため、自分で交換する前に必ずルールを確認しておくことが大切です。相談時には、現在の状況や不具合の内容を説明し、必要であれば写真を送るとスムーズに話が進みます。賃貸での交換は特に慎重な判断が求められます。
▼関連ページ交換するドアクローザーの選び方

ドアクローザーを自分で交換する際は、取り付けられているドアの構造や現行の製品仕様に合ったモデルを選ぶことが重要です。適合していない製品を購入すると取り付けができなかったり、無理に取り付けて動作不良を起こす原因となります。ここでは、必要な項目ごとに「どのポイントを確認して選べば失敗しないのか」をわかりやすく解説します。
今ついているドアクローザーと同じ設置方式を選ぶ
ドアクローザーには、スタンダード型(順付け)、パラレル型(逆付け)、トップジャム型(枠付け)など複数の設置方式が存在します。最も重要なのは、今ついているドアクローザーと同じ設置方式の製品を選ぶことです。設置方式が異なる製品は、アームの角度や本体の取り付け位置がまったく違うため、そのままでは取り付けができず、無理に取り付けようとするとドアの動作に支障が出ます。
また、設置方式の間違いはDIYで最も多い失敗原因の1つです。既存の取り付け方法がわからない場合は、本体の位置、アームの伸び方、取り付け角度を写真に残しておくと確実に判断できます。製品選びの最初の基本として、必ず現状の取り付けタイプと一致したものを選びましょう。
ドアのサイズと重量に合った番手を選ぶ
ドアクローザーの「番手」は、扉のサイズや重量に合わせて選ぶべき非常に重要なポイントです。番手が適合しない場合、ドアの閉まる速度や力加減が不自然になり、安全面にも影響が出ます。軽量ドアに強すぎる番手を選べば、勢いよくバタンと閉まり危険ですし、重量ドアに弱い番手を選べば、閉まりきらない・動作不良・早期故障の原因になります。
一般的に、メーカーの取扱説明書や商品ページには「適応扉重量・サイズ」が記載されていますので、必ずドアの幅と重量を確認した上で番手を選びます。現在取り付けられているドアクローザーの型番が分かれば、その番手を調べて同等品を選ぶのが最も確実です。適正な番手を選ぶことで、安全性と寿命の両方を確保できます。
必要な機能があるか確認する
ドアクローザーには、閉まり速度の調整機能だけでなく、最後の数センチだけゆっくり閉まる「ラッチング調整」や、途中で止められる「ストップ機能(ホールドオープン)」など、製品によってさまざまな機能があります。室内ドアか玄関ドアか、店舗ドアかによって必要な機能が変わるため、交換時には既存モデルに備わっている機能を確認し、必要なら同等機能の製品を選ぶことが重要です。
また、ストップ機能付きのモデルは賃貸物件で禁止されていることもあり、この点も注意が必要です。不要な機能を誤って購入すると安全性や利便性が低下することもあります。用途に応じて「どの機能が必要か」を明確にして選ぶことで、交換後も快適に使用できます。
既存の型番と互換性のある後継機種を選ぶ
ドアクローザーはメーカーによって取り付け寸法が異なるため、型番をもとに後継機種や互換品を選ぶことは非常に有効です。特にMIWA・RYOBI・NEWSTARなどの主要メーカーは古い型番でも互換表や後継品情報が公開されており、同メーカーの後継機種であればビス穴の位置がほぼ一致し、加工なしで交換できることが多いです。
他メーカー品でも互換性があるケースはありますが、寸法が微妙に違うと追加加工が必要になるため、DIY初心者には同メーカーの後継品を選ぶ方が確実です。また、通販ページでは互換性が誤って記載されている場合もあるため、メーカー公式の取付図面を確認することが最も信頼できます。確実な互換性の判断は、失敗しない交換の鍵となります。
ドアの開閉方向と設置環境に合うタイプを選ぶ
ドアクローザーを選ぶ際は、ドアの開閉方向(左右勝手)と、取り付け環境を正しく確認することも欠かせません。特にパラレル型のようにアームをドア裏側に取り付ける方式は、左右の違いによって選ぶべきモデルが変わります。また、玄関ドアや店舗ドアのように開閉回数が多いドアには耐久性の高いモデルが向いています。
一方、室内ドアの場合はコンパクトで静音性の高いタイプが適しています。さらに、屋外環境では耐候性や防錆性能を備えたモデルを選ぶ必要があります。設置環境に合わないモデルを選ぶと早期劣化や動作不良の原因になるため、使用場所・開閉方向・ドアの形状を総合的に判断して選ぶことが大切です。
▼関連ページ自分でドアクローザーを交換する手順

ドアクローザーの交換作業は、正しい手順を理解して進めればDIYでも十分可能です。ただし、誤った手順で作業するとドアが勢いよく閉まって危険になったり、取り付け位置がズレて動作不良につながることがあります。ここでは、初心者でも安全に交換できるように、準備から取り外し、取り付け、最終調整までの流れをわかりやすく解説します。
必要な工具を用意する
ドアクローザーをDIYで交換するには、最低限必要な工具を揃えておくことが重要です。一般的に必要なのは、プラスドライバー、六角レンチ(アームの固定ボルト用)、モンキーレンチなどです。特に六角レンチはサイズが合わないとボルトを回せないため、複数サイズがそろったセットを用意すると安心です。
また、作業効率を上げたい場合はインパクトドライバーがあると便利ですが、締めすぎてネジ山を潰すリスクもあるため慎重に扱う必要があります。さらに、ドアの動きを固定するための養生テープや、床や壁を保護するための段ボール・シートなども準備しておくと作業が安全かつスムーズに進みます。工具の不足は作業中断につながるため、事前準備はしっかり行いましょう。
古いドアクローザーを取り外す
交換作業の最初のステップは、現在取り付けられているドアクローザーの取り外しです。まず、アームと本体をつなぐリンク部分のボルトを緩め、アームを外します。その際、ドアが急に動かないよう、事前にドアを固定しておくことが重要です。次に、本体やブラケットを固定しているビスを順番に外していきますが、固いネジがある場合は無理に回さず、潤滑スプレーを軽く吹きつけてから回すとスムーズです。
また、ネジ山を潰してしまうと大幅な作業遅延につながるため、工具をしっかり奥まで押し込み、垂直に回すことがポイントです。取り外した本体とブラケットは、新しい製品の取り付け位置の確認にも使えるため、すぐに捨てずに手元に置いておきます。落下事故に注意しながら丁寧に外しましょう。
新しいドアクローザーを取り付ける
古いドアクローザーの取り外しができたら、次に新しい本体を取り付けます。まず、新しい製品に付属している取付図を確認し、ビス穴の位置が既存のものと一致するかをチェックします。互換性がある場合は、既存の穴をそのまま利用できるため、位置を微調整しながら本体をまっすぐ固定します。本体の取り付けが完了したら、次にアームとリンクを正しい向きで接続します。
ここで向きを間違えるとドアの動作が正常に行われなくなるため、取扱説明書に従い、順番と角度を正確に合わせることが重要です。すべてのビスを仮止めし、位置が合っていることを確認してから本締めすることで、ズレを防止できます。丁寧に作業を進めることで、確実な取り付けが実現します。
仕上げと調整を行う
取り付けが完了したら、最後にドアの開閉動作を確認しながら調整を行います。ドアクローザーには、通常「第一速度調整(開き始め〜中間)」と「第二速度調整(閉まる直前)」の2つの調整ネジがあります。これらを少しずつ回し、ドアがスムーズに閉まるように調整します。一度に大きく回すと動作が急に変わって危険なため、1/8回転ずつ微調整するのがポイントです。
また、勢いよくバタンと閉まる場合は閉まり速度を遅くし、逆に途中で止まる場合は少し速度を上げてバランスをとります。最終的には、扉が静かに、自然に閉まる状態に整えましょう。また、取り付け部分のビスの緩みがないか、アームの動作に異常がないかも確認すると、長期間安全に使用できます。
自分でドアクローザーを交換するときの注意点

ドアクローザーの交換は比較的シンプルな作業に見えますが、実際には取り付け方向や位置のズレ、ネジの扱い方など、細かなポイントを誤るとドアの動作不良や安全性の低下につながります。特に初心者の場合は、説明書の読み間違いや力任せの作業でトラブルが起きやすいため、ここではDIY交換時に必ず押さえておくべき重要な注意点をわかりやすく解説します。
左右を間違えず正しい向きで取り付けること
ドアクローザーのDIY交換で最も多いトラブルのひとつが「左右勝手を間違えて取り付ける」ことです。ドアは室内側から見て蝶番が右にあれば右勝手、左にあれば左勝手ですが、この認識を誤るとアームの取り付け方向が逆になり、ドアが正常に閉まらなくなります。特にパラレル型のようにアームを裏側に取り付けるタイプは左右の違いが顕著に影響するため注意が必要です。
また、製品によっては左右を切り替えられるモデルもありますが、調整を誤ると故障の原因になることがあります。必ずドアの勝手を確認し、説明書の左右表記と照らし合わせながら正しい向きで取り付けましょう。
取り付け寸法とネジ穴の位置を正確に合わせること
ドアクローザーの取り付けは、寸法がわずかにズレただけでも動作に大きな影響を及ぼします。本体を固定する位置やアームの角度が適切でないと、ドアが閉まりきらなくなったり、途中で引っかかるような動きをしたりします。
新しい製品を取り付ける際は、付属の取付図を使って位置を正確に合わせることが重要です。また、ビス穴が既存の位置とずれている場合、無理に取り付けようとするとドアの歪みや動作不良につながるため避けるべきです。DIY初心者は特に、ネジ位置や本体の向きを慎重に確認しながら作業しましょう。
アームとリンクを正しい向きと順番で取り付けること
ドアクローザーのアーム部分は、取り付け方を間違えると動作が大きく狂う部位です。アームは本体とドア枠側のブラケットを繋ぐ重要なパーツで、正しい角度・順序で取り付ける必要があります。向きを間違えると開閉時に異音が出たり、途中で止まる、勢いよく閉まるなどの不具合が生じます。
また、アームを固定するボルトが緩いままだと開閉時に外れて事故につながる危険性もあります。取り付けは必ず説明書に沿い、本締め前に仮止めで動きを確認することが安全に交換するためのポイントです。
固いネジを無理に回さずネジ山つぶれに注意すること
古いドアクローザーを取り外す際に発生しやすいのが「固くなったネジが回らない」問題です。ここで無理に力を入れるとネジ山を潰してしまい、取り外しがさらに困難になります。ネジ山を潰すと工具が噛まず、最悪の場合は専用工具が必要になるなどDIYでは対応できなくなることもあります。
固いネジに出会った場合は、まず潤滑スプレーを軽く吹き付けて数分置いてから回すと緩みやすくなります。また、ドライバーを奥までしっかり押し込み、垂直方向に力を入れて回すことが重要です。焦らず慎重に対応することで作業の失敗を防げます。
作業中はドアが動かないように確実に固定すること
交換作業中にドアが動くと、ドアクローザーが予期せず動き出して手を挟んだり、アームが跳ねてケガをする危険があります。特にアームを取り外す際は、ドアの位置が不安定だと急に閉まってしまうことがあるため非常に危険です。
作業前に養生テープやストッパーを使ってドアをしっかり固定し、動かない状態を確保してください。また、風が強い環境や玄関ドアなど外気の影響を受ける場所では、勝手に動くリスクが高まるため特に注意が必要です。安全な作業環境を整えることはDIY交換の基本です。
交換後は必ず動作チェックと閉まり速度の調整を行うこと
ドアクローザーの交換が完了した後は、必ず開閉動作を確認し、閉まり速度の調整を行うことが重要です。調整ネジをそのままにしておくと、勢いよく閉まって危険だったり、逆に遅すぎてドアが半開きのままになったりすることがあります。
速度調整は1/8回転ずつ慎重に行い、ドアが自然に閉まる位置に調整します。また、アームの動作がスムーズか、ビスが緩んでいないか、開閉時に異音がないかなども確認します。交換直後は特に動きが不安定なこともあるため、数日間は様子を見て再調整するのがおすすめです。
ドアクローザーの交換を業者に依頼した方が良いケース

ドアクローザーはDIYで交換可能な設備ですが、状況によっては素人作業では対応が難しく、むしろ危険を伴うケースがあります。無理に自分で作業しようとするとドアの破損や誤取り付けによる事故のリスクが高まるため、プロに依頼した方が安全で確実です。ここでは、業者に依頼すべき代表的なケースを紹介し、判断に迷う読者が適切に選択できるよう解説します。
油漏れや調整不能など故障が進行している場合
ドアクローザー本体から油が漏れている場合や、調整ネジを回しても閉まる速度が改善しない場合は、内部の油圧機構が劣化している可能性が高く、DIYでの修理や交換が非常に難しい状態です。油漏れは内部パッキンの破損が原因で、そのまま使い続けると、急に勢いよく閉まる危険な動作を引き起こすことがあります。
また、調整不能な状態は内部シリンダーの故障が進行している兆候でもあり、素人では分解修理ができません。このようなケースでは、確実に交換が必要であり、専門知識を持つ業者に依頼することで安全に交換できます。
▼関連ページドアが古い・特殊構造で適合する部品選びが難しい場合
築年数の古い住宅や、特殊な引き戸・防火ドア・店舗用ドアなどは、規格が現行品と異なり、適合するドアクローザーの特定が難しいことがあります。古い型番はすでに生産終了していることも多く、互換品を選ぶ際には寸法の細かな違いまで確認する必要があります。
専門業者は型番の読み取りや互換性の判断に慣れているため、最適な部品をスピーディーに選定できます。自分で選ぶと失敗するリスクが高いケースでは、プロへ依頼することで安心して交換できます。
ネジ穴が合わず新たに穴あけが必要な場合
既存のドアクローザーと新しい製品のビス穴が一致しない場合、追加で穴あけが必要になることがあります。この作業は見た目以上に難しく、位置が少しでもズレるとドアの動作が不自然になったり、閉まりきらない、異音が出るなどの不具合が起こります。
また、金属製のドア枠や防火ドアの場合、一般的な工具で穴あけができないこともあります。さらに賃貸物件では勝手な加工が禁止されているため、素人判断での穴あけはリスクが非常に大きいです。正確な加工技術が必要なケースは業者依頼が賢明です。
重量ドア・玄関ドアなど安全性が重要な場合
玄関ドアや店舗ドアなど、重量があるドアはドアクローザーへの負荷が大きく、取り付けミスが重大な事故につながる可能性があります。番手の選択を誤ると、ドアが勢いよく閉まって指を挟む危険や、閉まりきらず鍵がかけられないといった問題が発生します。
また、重量ドアはアームの固定や本体の取り付けにも力が必要で、DIYでは作業が難しいことがあります。安全性を最優先しなければならない玄関ドアなどは、専門業者に依頼することで確実な施工が期待できます。
自分での取り付けに不安がある・失敗したくない場合
工具の扱いやDIY作業に慣れていない場合、説明書を見ても取り付け方に自信が持てないことがあります。少しの向き間違いやネジ締めの甘さが大きなトラブルに発展することもあり、特に防火ドア・重量ドアではリスクが高まります。
「失敗したくない」「安全に確実に交換したい」という人は、最初から業者に依頼するのが最も安心です。業者に依頼すれば、部品選びから取り付け、最終調整まで一括で任せられるため、仕上がりの品質も安定します。
自分でドアクローザーを交換するのが難しいなら業者に依頼しよう

ドアクローザーの交換はDIYでも可能ですが、型番選びの複雑さや取り付け位置の正確さ、安全性の確保など、意外と専門知識が求められる作業です。「本当にこれで合っているのか不安」「ネジが外れない」「説明書を読んでも分からない」と感じる場合は、無理せずプロに任せる方が結果的に安全で確実です。ここでは、業者に依頼するメリットや費用相場、信頼できる業者を見つけるためのポイントを詳しく解説します。
業者に依頼するメリット
ドアクローザー交換を業者に依頼する最大のメリットは、確実で安全な仕上がりが期待できる点です。業者は型番・互換性・設置方式を正確に判断し、最適な製品を選定してくれるため「買ったのに取り付けできなかった」という失敗がありません。また、ドアの重量や形状に合わせて正しい位置に取り付けてくれるため、ドアの動作がスムーズで耐久性も向上します。
ネジが固着していて外せない場合や、穴あけ加工が必要な場合でも専門工具で対応可能です。さらに、作業後の調整や動作確認もプロの目で行うため、安心して使用できます。DIYに不安がある人や時間をかけたくない人にとって、業者依頼は大きなメリットとなります。
業者に依頼したときの費用相場
業者にドアクローザー交換を依頼する場合の費用は、一般的には 作業費+部品代 によって決まります。作業費の相場は 8,000円〜15,000円 程度で、ドアの重量や作業環境が特殊な場合は追加費用がかかることもあります。部品代はメーカーや番手によって異なり、一般的な住宅用で 5,000円〜15,000円、高耐久モデルやストップ機能付きは 20,000円前後 することもあります。
総額としては 15,000円〜30,000円程度 が目安です。DIYで交換すれば部品代のみで済みますが、失敗した場合に再度購入したり、ドアを傷めて余計な費用が発生するリスクを考えると、業者に任せるコストは決して高くありません。確実性と安全性を求める場合は業者依頼が賢明です。
信頼できる業者の選び方
ドアクローザー交換を業者に依頼する際は、料金だけでなく信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。まず、見積もり時に「部品代」「作業費」「出張費」などの内訳を明確に説明してくれる業者は信頼性が高いといえます。料金が曖昧な業者はトラブルの原因になりやすいため注意が必要です。また、複数メーカー(MIWA・RYOBI・NEWSTARなど)に精通している業者ほど、型番や互換性の判断が正確で施工経験も豊富です。
口コミや評価を確認することも重要で、作業品質や対応の丁寧さが分かる大きな判断材料になります。さらに、アフターフォローがあるかどうかもチェックしておくと安心です。信頼できる業者を選ぶことで、スムーズで確実な交換が実現します。
▼関連ページまとめ

ドアクローザーの交換は、正しい知識と手順を理解すればDIYでも十分に対応できる作業です。しかし、型番の確認、取り付け方式の判断、番手の選定、ネジ位置の一致など、事前に確認すべきポイントが多く、少しのミスが動作不良や安全性の低下につながります。また、交換後は調整を丁寧に行うことで、ドアが静かにスムーズに閉まる本来の性能を発揮できます。
一方で、油漏れ・調整不能・重量ドアなど、素人では難しいケースも少なくありません。そのような場面では無理をせず、専門業者に依頼することで確実な仕上がりが得られます。この記事で紹介した確認ポイントや手順を参考に、DIY交換するか、業者に依頼するかを状況に応じて判断し、安全で快適なドア環境を整えてください。
もし、ドアクローザーの交換を検討されていればキーホースまでご相談ください。キーホースではドアクローザーの交換も見積もり・出張費無料で現場に駆け付けます。ドアクローザーの交換ならキーホースまでお気軽にお問い合わせください。







