鍵開け料金はいくら?費用相場とぼったくりを回避する方法をご紹介!

更新日:2025/05/28
鍵開け料金はいくら?費用相場とぼったくりを回避する方法をご紹介!

この記事でわかること

  • 鍵開けの費用相場と内訳
  • 鍵開け費用が高額になるケース
  • 鍵開け費用を安く抑えるコツ
  • ぼったくりを回避する信頼できる業者選びのポイント

鍵を紛失したり鍵が壊れて部屋や車に入れなくなると、焦ってしまいますよね。焦った状態で業者に依頼すると深夜料金や追加作業で思わぬ高額請求を受けることもあります。

本記事では、鍵開けにかかる費用の基礎から高額になるケース、節約方法まで詳しく解説し、安心して依頼できる業者選びのポイントをお伝えします。鍵開けを業者に依頼しようと検討されている方は是非とも参考にしてみてください。

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目次

鍵開けにおける費用の基礎知識を知っておこう

鍵開けにかかる費用は「作業料金」「出張経費」「部品交換費」「深夜・早朝の割増料金」など複数の要素で構成されます。各項目の役割と相場を事前に把握することで、見積もり内容の透明性が高まり、不明瞭な請求を防ぐことができます。

鍵開け費用の内訳

鍵開け費用の主な内訳は以下の通りです。まず「作業料金」(技術料)は鍵の種類や開錠難易度に応じて発生し、一般的に5,000~15,000円程度が相場です。「出張費」は現場までの移動にかかる費用で、ガソリン代や駐車料金を含み、2,000~3,000円程度とされています。

鍵破損による交換が必要な場合は「部品交換費」が別途かかり、使用部品の実費+工賃が請求されます。さらに深夜(22時以降)や早朝(6時以前)、祝日などの緊急対応では「割増料金」が上乗せされ、3,000~5,000円程度の加算が一般的です。

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平均的な相場感(8,000~15,000円程度)

住宅の標準キー(ピンシリンダー錠など)を破壊せずに解錠する場合、上記内訳を合計すると8,000~15,000円程度が平均的な費用です。たとえば作業料金7,000円+出張経費2,500円+通常料金で合計9,500円前後となります。

金庫や高セキュリティ鍵(ディンプルキー、カードキーなど)は技術料が高くなるため15,000円以上~30,000円程度が相場です。また、自動車の鍵開けは専用ツールや電子キー対応が必要で、12,000~20,000円程度とやや高めに設定されています。

深夜早朝などは割高になる

緊急対応が必要な時間帯(深夜・早朝・祝日)は、作業員の割増賃金や交通費上乗せ分として通常料金の20~30%程度が割増されます。たとえば通常合計10,000円のケースであれば、深夜対応料金を含め約12,000~13,000円となることが多いです。

また、年末年始や大型連休の繁忙期にはさらに高率の割増設定がある場合もあるため、依頼時には「深夜・休日料金」の有無と具体的率を必ず確認しましょう。

鍵の種類別に費用相場を紹介

費用相場

鍵開けの費用は、対象となる鍵の種類や構造によって大きく異なります。住宅のシンプルなシリンダー錠から、車やバイクの電子キー、高セキュリティな金庫の鍵まで、それぞれ専門の技術や工具が必要です。

ここでは代表的な3種類の鍵について、一般的にかかる費用相場を詳しく解説します。どの鍵を開ける場合でも、まずは内訳を確認したうえで、相場感と照らし合わせながら安心して依頼できるようにしましょう。

住宅の鍵開けにかかる費用相場

住宅用のピンシリンダー錠やウェスト錠など、一般的なシリンダータイプの鍵開けは、構造が比較的シンプルなため費用も抑えられます。作業料金の相場は5,000~10,000円程度で、出張経費が2,000~3,000円ほど加算されるため、合計8,000~13,000円が標準的な相場です。

部品交換が不要なシンプルな開錠であれば通常10,000円前後で対応可能です。ただし、ドアの厚みや錠前の設置状況によって開錠に時間がかかるケースでは、作業料金が10,000~15,000円台に上昇することもあります。

また、深夜や早朝、祝日に依頼する場合は割増料金が加算されるため、平日の日中に依頼するとより安価に利用できます。業者を選ぶ際は、シリンダー錠の開錠実績が豊富かどうかを確認しつつ、事前に見積もり内訳をしっかりチェックしましょう。

車やバイクの鍵開けにかかる費用相場

自動車やバイクの鍵開けは、鍵の種類や車種、セキュリティシステムの違いにより難易度が大きく変動します。従来型のメカニカルキー(棒状のキー)の場合、作業料金は8,000~15,000円前後、出張経費2,000~3,000円を合わせて合計10,000~18,000円が相場です。

しかし、イモビライザー内蔵のスマートキーやリモコンキーなど電子制御された鍵は、高度な専用ツールやコーディング作業が必要となるため、作業料金が15,000~25,000円程度に上昇し、全体では17,000~28,000円ほどかかることが一般的です。

バイクも同様に電子キー対応車種では高価格帯になります。いずれの場合も、車両メーカーやモデルによる差が大きいため、車体情報(年式・型式)を事前に伝え、正確な見積もりを取ることが重要です。また、緊急対応や特殊工具使用時にはさらに割増が加わることがあるので、詳細は必ず確認しましょう。

金庫の鍵開けにかかる費用相場

金庫の鍵開けは構造の複雑さや耐ピッキング性能の高さから、最も高額になりがちです。家庭用の小型金庫でも作業料金は15,000~30,000円程度が相場で、出張経費2,000~5,000円を加えると合計17,000~35,000円になります。

業務用大型金庫や耐火・耐破壊性能の高いモデルでは、作業に特殊工具や破壊作業が伴うことがあり、料金は30,000~50,000円以上に達するケースも珍しくありません。金庫内の貴重品保護の観点から、破壊開錠後の部品交換や再設置が必要となる場合もあり、その分の部品代や再施工費が追加されます。

金庫の鍵開けを依頼する際は、同時に部品交換費用の有無や再設置費用についても見積もりに含めるよう依頼しましょう。業者の実績や保険加入状況を確認することも、トラブル防止に役立ちます。

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鍵開け料金が高額になるケースを知っておこう

費用相場

鍵開け費用は一律ではなく、鍵の状態や環境、追加作業の要否などによって大きく変動します。ここでは、特に費用が跳ね上がりやすい代表的なケースを解説します。事前に把握しておくことで、想定外の請求を避け、見積もり段階で適切な確認が可能になります。

鍵が複数付いている場合

玄関ドアに元鍵とは別に補助鍵や上下二段の鍵が備え付けられていると、開錠作業の難易度が上昇し、作業時間が延びることがあります。たとえば上下2つのシリンダーに対してそれぞれ専用工具や異なる技術を要するため、作業料金が通常の1.5倍以上になるケースも珍しくありません。

また、複数の鍵をまとめて開ける際には部品への負担も増し、予備部品交換が必要になる場合は部品代が個数分請求されます。こうした理由から、鍵の本数が多い場合は費用相場よりも高額になることを覚えておきましょう。

防犯性の高い鍵の場合

ディンプルキーやカードキー、電子錠といった高度な防犯機能を有する鍵は、内部構造が複雑なため、ピッキングやテンション調整だけでは開錠できず、専用工具や特殊技術を必要とします。

その結果、作業料金が標準的なシリンダー錠よりも30%~50%高く設定されている業者が多く、費用が15,000円~30,000円程度に跳ね上がることがあります。特に電子的認証・暗証番号連動型はさらに専門性が求められるため、見積もり時に技術料やツール使用料の内訳を細かくチェックしましょう。

鍵開け以外の作業が必要な場合

単純な開錠作業だけでなく、鍵の破損・摩耗が激しく回転不能になっているケースや、錠ケース内部の部品交換が必要な場合には、鍵開け後に「鍵交換」「破片除去」「シリンダー分解洗浄」などの追加作業が発生します。

これらの作業は作業時間と手間が大幅に増え、技術料が別途5,000円~10,000円程度上乗せされるのが一般的です。また、破壊開錠後に新しい鍵やシリンダーを用意する部品交換費も加算されるため、合計金額が相場の2倍近くになることもあります。

ドアスコープや穴がなく、直接工具を入れられない場合

ドアにスコープ用の小さな穴や隙間がなく、ピッキングやテンションツールを差し込む余地がないドアでは、ガラス破断やドア本体への切り欠き作業が必要になります。このような「非破壊開錠」が困難なケースでは、破壊作業の技術料やドア穴あけ費用、後続の補修費用としてさらに10,000円~20,000円程度が請求されるケースがあります。破壊作業後は補修用の金具取り付けやパテ補修が必要になる点も、見積もり時に確認しておきましょう。

鍵を壊して開ける(破壊開錠)場合

シリンダー内部が完全に固着している、または過度に摩耗している場合は、破壊開錠によって鍵本体を壊すことがあります。破壊開錠は機械的な部品破損を伴うため、作業料金に加えて「鍵シリンダー本体の交換費用」「新規鍵作成費用」「工賃」が別途発生し、合計で30,000円~50,000円以上になることが多いです。特に高性能シリンダーほど部品単価が高いため、見積もり段階で「破壊開錠時の総費用」を必ず確認し、予算の範囲内であるかを判断しましょう。

悪徳業者による「ぼったくり」に遭っている場合

見積もりなしや口頭だけで「鍵が開かなければ無料」と謳いながら、高額な工具料や割増料金を後から請求する業者が存在します。たとえば「特別ツール使用料」「高速代込み」と称し、実際には不要な費用を水増し請求するケースです。

こうした悪質業者を避けるためには、事前に見積書を必ず書面で受け取り、内訳を細かく確認することが重要です。また、口コミサイトやSNSで評判をチェックし、「ぼったくり」やクレームの報告が多い業者は避けるようにしましょう。

鍵開け料金を安くする方法はある?

節約

鍵開けを依頼する際、費用を少しでも抑えたいのは誰しも同じです。ここでは、業者選びや依頼タイミング、保険活用といった観点から、実際に試せる節約術を3つご紹介します。無理に安値業者を探すのではなく、信頼性を保ちながらも賢く費用を下げる方法を押さえておきましょう。

複数社に見積りをとる

鍵開け料金は業者によって設定基準や作業工賃が異なるため、まずは最低でも3社以上から相見積もりを取得しましょう。電話やウェブで「〇〇円~」の幅だけでなく、出張経費・割増率・部品交換費用まで内訳を細かく確認することがポイントです。

業者のウェブサイトで料金表が掲載されていない場合は、見積り依頼時に「詳細な見積もり書をメールで送ってほしい」と依頼し、文書化された数字を比較します。こうすることで、不明瞭なオプション料金や口頭だけの説明による後出し請求を防ぎ、最もコストパフォーマンスの高いプランを選択できます。

可能であれば平日の日中に依頼する

深夜・早朝・祝日などの緊急対応には割増料金が発生し、通常料金に20~30%上乗せされるのが一般的です。したがって、急ぎでなければ平日の午前9時~午後5時など、いわゆる「通常営業時間内」に依頼することが最も簡単な節約方法です。

業者によっては「平日昼間割引」や「エリア限定特別価格」を設定している場合もあるため、問い合わせ時に「平日の日中料金プラン」があるかどうかを確認するとよいでしょう。急な鍵トラブルでも余裕があれば翌日相談に回し、割増なしの通常料金で作業を依頼することをおすすめします。

鍵を紛失した場合は保険を利用する

火災保険や自動車保険など、一部の保険契約には「鍵開けサービス特約」が付帯している場合があります。ご自身の契約内容を事前に確認し、サービス対象であれば保険会社に連絡して保険適用を依頼すると、実質0円~自己負担額のみで業者派遣を受けられる場合があります。

たとえば、自動車保険に加入していればレッカー代やロードサービスの一環として鍵開けが無料になるプランもあり、住宅用火災保険でも一定回数まで出張・開錠をカバーする場合があります。契約証券や保険会社のサイトで特約内容をチェックし、業者選びの際に「保険適用できるかどうか」も合わせて確認しましょう。

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ぼったくり回避!信頼できる鍵開け業者の選び方

選び方

業者選びの失敗は、高額請求やトラブルの原因になります。以下のポイントを押さえることで、信頼性の高い業者を見極め、安心して依頼できます。

公式サイトで会社概要・所在地などが掲載されている

信頼できる業者は、公式サイトに会社概要や所在地、代表者名を明確に掲載しています。これにより実態のない架空業者や個人情報を隠した業者を排除でき、トラブル時に連絡が取れないリスクを低減します。所在地が自宅住所の場合でも、地図や写真で事業拠点を示しているかを確認すると安心です 。

実績がホームページなどに記載されている

過去の作業実績や施工事例を公開している業者は、技術力や対応力に自信がある証拠です。具体的な事例写真やお客様の声が掲載されていれば、同様のトラブルでもスムーズに対応してもらえる期待が高まります。また、実績欄に「対応件数◯件」「◯年連続地域シェアNo.1」などの具体数字がある業者は、安定したサービス提供が見込めます 。

電話や問い合わせ時に料金の内訳を説明してくれる

問い合わせ時に作業料金・出張経費・割増率などの詳細を丁寧に説明してくれる業者は、後からの追加請求リスクが低い傾向にあります。「〇〇円~」という曖昧表現ではなく、「作業料〇〇円、出張経費〇〇円、深夜料金〇〇%増」といった具体的数字を示すかどうかをチェックしましょう 。

作業前に必ず見積もりや作業内容を提示してくれる

現地到着後に「作業前見積もり」を提示し、口頭だけでなく書面やメールで確認できる業者は安心です。作業内容や手順、追加作業の可能性まで説明があるかどうかを確認し、同意書や見積書にサインを求めるかもチェックポイントとなります 。

作業員が名刺や本人確認書類を提示してくれる

鍵開け作業には自宅や車両を開ける行為が伴うため、作業員の身元確認が必須です。名刺だけでなく写真付き身分証を提示し、「〇〇株式会社 技術担当 氏名」といった所属と氏名を明確に示す業者を選びましょう。不備がある場合は、依頼を中断し他社をあたることをおすすめします 。

事前に口コミサイトやSNSで評判をチェックする

実際の利用者レビューは、ホームページだけではわからないリアルな情報源です。GoogleレビューやSNS、専門掲示板で「高額請求」「作業不備」「対応の早さ」などのキーワードで検索し、総合評価を比較しましょう。ネガティブな口コミが多い業者は避け、評価点が高く対応レビューも多い業者を選ぶと安心です 。

よくある質問

質問

鍵開けを依頼する際に多く寄せられる疑問をまとめました。費用や手順、業者選びのポイントなど、トラブル前に把握しておくと安心です。

自分で鍵を開けることはできる?

ご自分で開錠を試みると、鍵穴内部の微細な部品やシリンダーを傷つけ、かえって作業が難航して高額な部品交換費を請求されるリスクがあります。専用工具や技術がないまま無理にこじ開けると、鍵破損やドア本体の損傷につながり、最終的に業者依頼時の総費用が数万円単位で増えるケースも少なくありません。軽い引っかかり程度なら潤滑スプレーで改善する場合もありますが、深刻なトラブルは専門業者へ依頼し、安全かつ確実な方法で開錠してもらうことをおすすめします。

鍵が開かなければ無料ってホントに無料なの?

「開錠できなければ無料」を謳う業者でも、実際には見積もり時の出張経費や作業前の調査費用を請求される場合があります。たとえば「開かなければ無料」と口頭で伝えられても、現場到着後に「ドア状態確認費」「工具準備料」など別名目の費用が上乗せされるケースが報告されています。本当に無料か確認するには、依頼前に見積書の書面化を依頼し、「開錠不可時の費用負担」について明確に記載されているかどうかをチェックしましょう。口約束だけでは後からトラブルになるおそれがあります。

相場よりも極端に安い料金は大丈夫?

相場を大きく下回る料金設定は、技術力やアフターサービスが伴わない“飛び込み業者”の可能性があります。安価な金額で集客し、現場到着後に「別工具使用料」や「特殊部品手配料」を請求してくる悪徳業者も存在します。

仮に安くても、事前に口コミや実績を確認し、見積もりの内訳が明確か、保証・サポート体制が整っているかを必ずチェックしましょう。料金だけで業者を選ぶのは危険ですので、「適正価格+信頼性」を重視することをおすすめします。

まとめ

鍵開け費用は「作業料金」「出張経費」「部品交換費」「割増料金」など複数要素で構成され、鍵の種類や依頼時間帯、追加作業の有無で大きく変動します。複数業者から内訳を明示した見積もりを取得し、平日の日中に依頼することで費用を抑えつつ、保険の活用も検討するとよいでしょう。

また、公式サイトの会社情報や実績、問い合わせ時の対応、口コミ評価を確認することで、悪質業者を避け、安心して依頼できる業者を選定できます。これらのポイントを踏まえて準備すれば、トラブルなくスムーズに鍵トラブルを解消できます。

もし鍵開けを業者に依頼しようと検討されている場合はキーホースまでお気軽にお問い合わせください。キーホースでしたら最短15分で現場に駆け付けます。急な鍵トラブルにも最短当日で対応いたしますので、鍵トラブルでお困りでしたらキーホースにお任せください。

お電話は0120-955-127

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