鍵開けを業者に依頼したら相場はいくら?内訳や安くする方法をご紹介!

この記事でわかること
- 作業箇所ごとの鍵開け費用相場
- 鍵開けを安く抑える方法
- ぼったくり業者に依頼しない方法
自宅の鍵、車やバイク、あるいはロッカーなどの鍵をうっかり紛失した際、業者に依頼すると鍵開けで解決してくれます。
しかし、誰もが気になるのはその料金でしょう。
本記事では、鍵開けを業者に依頼したときの料金相場やぼったくりに遭わないための方法について解説します。
早急に鍵開けを依頼したい場合は、最短即日対応のキーホースにご連絡ください。
目次
鍵開け料金には何が含まれる?

鍵開けを依頼した際に発生する料金には、何が含まれているのでしょうか。
ここでは、鍵開け料金の内訳について解説します。
作業費

作業費は鍵の種類や鍵開けの難易度によって変化し、基本的に鍵穴1箇所の作業料金が発生します。
古い住宅に多いギザギザキーの鍵開けであれば、比較的鍵開けの料金が安くなりますが、防犯性が高いディンプルキーだと鍵開けの難易度が上がるため、高くなるのです。
鍵の種類については、以下の記事で紹介しています。併せてご確認ください。
▼関連ページ出張費

出張費とは、業者が現場に向かうための人件費やガソリン代、駐車料金が含まれています。
また、高速道路や有料道路上で鍵開けが必要なときは、追加で料金が加算される可能性があるのです。
出張費がかからない業者もなかにはあるので、サイトで調べてみるとよいでしょう。
鍵開けを業者に依頼したときの費用相場

鍵開けは、作業箇所によってどのぐらいの費用がかかるのでしょうか。
ここでは、鍵開けを業者に依頼したときの費用相場について作業箇所別にご紹介します。
住宅の鍵

住宅の玄関に使用される鍵として、ギザギザタイプやディンプルキータイプ、電子錠などのキーレスキーが挙げられます。
以下では、それぞれの鍵開け費用相場について解説します。
ギザギザタイプの鍵


業者にギザギザタイプ(ピンシリンダー・ディスクシリンダーなど)の鍵開けを依頼した際の費用相場は、以下の通りです。
作業内容 | 費用(税込) |
ギザギザキーの鍵開け | 約8,800~23,100円 |
ギザギザキータイプの鍵は鍵穴内の構造が単純なため、他の鍵に比べて費用が安く設定されていることが多いです。
ディンプルキータイプの鍵

ディンプルキータイプの鍵開けを業者に依頼した際の費用相場は、以下の通りになります。
作業内容 | 費用(税込) |
ディンプルキーの鍵開け | 約19,800~30,800円 |
ディンプルキーは業者でもピッキングによる鍵開けが難しいため、特殊工具を使用してドアスコープから室内側のツマミを回して開ける方法がほとんどです。
その際、ドアスコープを破壊する必要があるので、ドアスコープの交換費用も鍵開けの費用に含まれています。
電子錠

電子錠とは、カードキーやテンキー、指紋認証といった物理的なキー以外の方法で鍵開けができる錠前(ドアに取り付けられている鍵全体の名称)です。
電子錠の鍵開けを業者に依頼した場合の費用相場は、以下の通りです。
作業内容 | 費用(税込) |
電子錠の鍵開け | 約21,000~30,690円 |
電子錠は防犯性が高いため、ディンプルキーと同じ手法や破壊開錠で鍵を開けます。
車やバイクの鍵

車やバイクの鍵開けを業者に依頼した際の費用相場は、下記の通りです。
作業内容 | 費用(税込) |
車・バイクの鍵開け | 約8,800~27,500円 |
車やバイクの鍵は、鍵穴にキーを回してエンジンスタートするタイプだと、ピッキングで鍵を開けることが多いです。
ただし、海外製のキーだと費用が高くなる、イモビライザー機能が搭載されているキーだと対応できない、といった業者もいるので事前に確認しておきましょう。
金庫の鍵

金庫の鍵開けを業者に依頼した際の費用相場は、以下の通りになります。
作業内容 | 費用(税込) |
金庫の鍵開け | 約8,800~110,000円 |
金庫の鍵開けは、ピッキングやダイヤルの操作によって鍵を開けます。
また、手提げ金庫の鍵開けの費用は安く済むことが多いですが、家庭用の金庫や業務用の金庫の鍵開けは難しいため、比較的高額になります。
ロッカーの鍵

ロッカーの鍵開けを業者に依頼した際の費用相場は、以下の通りになります。
作業内容 | 費用(税込) |
ロッカーの鍵開け | 約8,800~22,000円 |
ロッカーは、ピッキングやダイヤルの操作で鍵を開けることが可能です。
施設のロッカーキーの紛失や暗証番号を忘れたときは、勝手に業者へ依頼するのではなく、ロッカー周辺に記載されている管理会社に連絡しなければなりません。
スーツケースの鍵

スーツケースの鍵開けを業者に依頼したときの費用相場は、以下の通りになります。
作業内容 | 費用(税込) |
スーツケースの鍵開け | 約8,800~22,000円 |
スーツケースの鍵を開ける方法として、ピッキングやダイヤルの操作が挙げられ、非破壊での解錠が多いです。
鍵開け費用が高くなるケース
鍵開けの種類によっては、相場よりも高くなってしまうことがあるのです。
ここでは、鍵開け費用が高くなるケースについてご紹介します。
開ける鍵が複数

サイトに掲載されている鍵開けの費用は、鍵穴1ヵ所の費用であることがほとんどです。
築年数の浅い住宅に多いプッシュプル錠には鍵穴が2ヶ所あるため、鍵開けの費用も2倍になってしまいます。
鍵の防犯性が高い

先述した通り、玄関の鍵開けは取り付けられている鍵穴の種類で費用が変化します。
子鍵の片側がギザギザしているピンシリンダーは、鍵穴上部にピン(障害物)が1列に配列されており、このピン数が増えるとピッキングが難しくなるので料金も上がります。
また、子鍵の表面にくぼみ(ディンプル)があるディンプルキーは、鍵穴のピンの列数が2列以上となるため、ピンシリンダーよりも鍵開けの費用が高くなってしまうのです。
ディンプルキーについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認ください。
▼関連ページ ▼関連ページ破錠になる

テンキー式の金庫や電気錠(電気を利用して鍵の開け閉めを行う錠前)の場合、破壊せずに開けることがほとんどできないため、インパクトドライバーなどの電動工具を使用して鍵を開けます。
また、玄関ドアにドアスコープがなく、鍵の種類がディンプルキーのときも破壊開錠になってしまい、費用が高額になるのです。
鍵開けについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
▼関連ページ鍵開け以外の作業が発生する

鍵開け以外にも鍵交換などの作業が発生してしまうとき(鍵紛失や破壊開錠)は、費用が高くなります。
鍵紛失によって鍵開けをしたのであれば、キーを落とした場面を見た第三者にキーを拾われて侵入される可能性もあるので、鍵交換を検討しましょう。
深夜早朝に依頼している

出張型の業者は24時間対応してくれることが多いですが、鍵開けを依頼する時間帯によっては、深夜早朝料金などの追加費用がかかってしまうときがあります。
鍵開けを依頼する際は、追加費用が発生する時間帯を確認しておきましょう。
ぼったくりに遭っている

鍵についての知識がないお客様を利用し、相場よりも高い費用を請求する悪徳業者が存在します。
検索で上位に出てくる業者=安心できる、とは限らないため、焦る気持ちを押さえて冷静に業者を選びましょう。
鍵開け費用を安く抑える方法

緊急時に慌てて業者選びをしてしまい、鍵開け費用が高くなってしまうトラブルは避けたいものです。
ここでは、鍵開け費用を安く抑える方法について解説します。
複数社に見積りをとる

1社だけに絞って鍵開けを依頼してしまうと、他の業者の費用が把握できません。
時間に余裕があるときは、複数社に見積りを取って大体の費用相場を把握しましょう。
また、見積りの際は念のため、見積り書以外の費用が発生しないか確認しておく必要があります。
保険を利用する

JAFや火災保険などに加入しているときは、鍵開けの費用が無料になる場合があるのです。
しかし、鍵開け後に発生する作業は費用が発生することが多いので、契約内容について調べておきましょう。
ぼったくりに遭わないためには?

依頼する業者が悪徳業者であるかどうかを判断するポイントは、いくつかあります。
ここでは、悪徳業者によるぼったくりの被害に遭わないための方法について解説します。
ホームページを確認する

まずはホームページを確認し、口コミの評価や作業実績がきちんと掲載されている業者を選びましょう。
口コミの評価が低い、作業実績が掲載されていない、といった業者は注意が必要です。
電話対応でのヒアリングが丁寧か

電話時のスタッフの対応も、業者選びでは重要な要素になります。
料金などの質問に対してはぐらかす、いい加減な態度を取る業者であれば、別の業者を検討するのも1つです。
料金が安すぎるのは注意

ホームページに掲載されている料金があまりにも安すぎる場合、ぼったくり業者の可能性があります。
業者の鍵開けは1番安い料金で掲載されていることが多く、その料金になることはまずありません。
また、鍵開け料金の作業料以外にも、基本料や出張料が追加される業者もいるのです。
開かなければ無料は要確認

「開かなければ0円!」などを謳う業者には注意しましょう。
ピッキングや特殊工具で鍵が開かなくても、最終的に破壊開錠になるので、結果的に費用が発生してしまうのです。
鍵開けが無料になることはあまり考えられないので、見積りを確認してから作業を依頼しましょう。
鍵業者の選び方については、以下の記事も併せてご確認ください。
▼関連ページ鍵開けを業者に依頼する流れ

鍵開けを業者に依頼した際の流れはどのようになるのでしょうか。
ここでは、鍵開けを業者に依頼する流れについて解説します。
鍵開け業者を選定する

ホームページや口コミを参考にしながら、依頼する業者を選定しましょう。
依頼先が決まれば、ホームページ内に記載されている電話番号やお問い合わせフォームから連絡しましょう。
電話やメールで概算見積りを提示してもらう

ある程度実績のある鍵屋であれば、お問い合わせの際に鍵開けの費用がどのぐらいになるかの概算見積りを提示してもらうことができます。
概算見積りを提示してもらえない業者は、ぼったくられる可能性を考慮して依頼は控えましょう。
現場で見積りと作業内容を確定する

予約日時になると、作業スタッフが現場まで駆け付け、作業内容や費用などが記載された見積りを提示してもらえます。
見積りをしっかりと確認し、内容に問題がなければ作業に入ります。
作業をしてもらう

作業スタッフは、基本的にピッキングや特殊工具で鍵開けを行います。
作業時間は鍵穴1ヵ所あたり30分以内に済む場合が多いです。
支払い

作業後は、お見積りに記載されている料金を支払います。
現金やクレジットカードからお支払いいただけます。
自分で鍵を開けることはできる?

鍵開けの費用を抑えるために、自分で鍵開けをしたい、と考える方も中にはいるかもしれません。
結論から言うと、手提げ金庫や南京錠、ロッカーの鍵であれば、ヘアピンで即席のピッキング器具を作成して自分で鍵を開けられる可能性があります。
しかし、ピッキングは初心者だと時間がかかる、鍵穴内の部品に傷が付く、といったこともあるので推奨できません。
費用はかかってしまいますが、素早く確実に開けられる業者への依頼が賢明でしょう。
鍵のトラブルは「鍵屋のキーホース」にお任せください

本記事では、鍵開けを業者に依頼したときの費用相場や費用を安く抑える方法について解説しました。
高額な費用を請求する悪徳業者に引っかからないように、慎重な業者選びが大切です。
鍵のトラブル時は、最短即日対応の鍵屋のキーホースも候補の1つとしてご検討いただけますと幸いです。