ドアノブのサビはどう落とす?放置するリスクや自分でサビを落とす方法を解説!
この記事でわかること
- ドアノブがサビる原因と放置するリスク
- 自分でできるサビの落とし方
- サビが落ちない場合の交換方法と注意点
- ドアノブをサビから守る対策
ドアノブにサビが発生すると見た目が悪くなるだけでなく、動きが固くなる、ドアが開けにくくなる、最終的には故障につながるなど、日常生活にさまざまな支障をきたします。特に玄関ドアは雨風や湿気の影響を受けやすく、気づかない間にサビが進行しているケースも珍しくありません。また、ステンレス製やメッキ仕上げのドアノブであっても、もらいサビや小さな傷、汚れの蓄積が原因でサビが発生することがあります。
本記事では、ドアノブがサビる原因から、放置した際のリスク、自分でできるサビの落とし方、交換が必要になるケース、再発を防ぐ方法まで、初心者でもわかりやすく徹底解説します。サビの症状別に正しい対処法を理解し、ドアノブを安全かつ長く使うためのポイントを押さえていきましょう。
ドアノブがサビる原因とは?

ドアノブがサビてしまう原因は一つではなく、設置環境・材質・使用状況などさまざまな要素が重なって発生します。屋外の玄関はもちろん、室内であっても湿気が多い場所では金属の酸化が進みやすく、知らないうちにサビが広がってしまうことがあります。ここでは、ドアノブのサビが発生する主な原因を詳しく解説します。
湿気・水分の付着による酸化が進むため
ドアノブのサビの最も一般的な原因が、湿気や水分の付着による金属の酸化です。金属は水と空気に触れることで酸化反応を起こし、その結果サビが発生します。特に玄関まわりや浴室付近など湿度が高くなりやすい場所では、水滴や結露がドアノブに付着したまま放置され、サビの進行を早めてしまいます。
また、手汗に含まれる塩分や皮脂も金属表面の腐食を進める大きな要因であり、日常的に触れる箇所ほどサビが発生しやすくなります。見た目の悪化だけでなく、ドアノブの内部まで腐食が進むと動きが固くなる原因にもなるため、湿気を避ける環境づくりやこまめな拭き取りが重要です。
塩害や排気ガスなど外部環境による腐食が進むため
海の近くに住んでいる場合、潮風に含まれる塩分が金属表面に付着し、サビの進行を大幅に早めます。これを「塩害」と呼び、通常の環境よりもはるかに早くサビが広がる特徴があります。また、交通量の多い道路沿いでは排気ガスや粉じんが付着しやすく、これらには金属の腐食を促進する成分が含まれるため、ドアノブの劣化が進みやすくなります。
さらに、工場地帯や強風地域では砂ぼこりなど異物が金属表面に衝突し、小さな傷からサビが発生することもあります。環境要因はユーザー自身ではコントロールしづらいものが多いため、サビが出やすい地域では定期的なメンテナンスが欠かせません。
ステンレスでも傷や汚れが原因で“もらいサビ”が起きるため
「ステンレス=絶対にサビない」と思われがちですが、実際にはステンレスもサビることがあります。特に表面に傷がついたり、汚れが長期間付着して膜のようになったりすると、本来持っている耐食性が低下してサビが発生しやすくなります。また、周囲の鉄製品がサビることで、サビの粉がステンレスに移ってしまう“もらいサビ”も代表的な原因の一つです。
もらいサビは比較的軽度で落としやすいですが、放置すると広範囲に広がり、見た目の悪化や腐食の進行につながります。普段から優しく拭いて汚れを取り、傷を残さないメンテナンスをすることが大切です。
塗装や表面仕上げの劣化で金属が露出するため
メッキ加工や塗装仕上げが施されたドアノブは、表面のコーティングによって金属が空気や水分に触れにくい構造になっています。しかし、長年使用する中でコーティングが剥がれたり、摩耗して薄くなると、露出した金属部分が一気に酸化しサビが進行します。
特に、取り付け部分の角やネジ周辺などはコーティングが弱くなりやすく、部分的なサビが発生しやすいポイントです。小さなサビでも放置すると腐食が広がり、最終的に金属が変色してボロボロになることもあるため、早めのケアが重要です。
湿気の多い環境では腐食が起きやすいため
玄関や浴室、キッチン周りなど湿度が高い環境では、金属表面に水分が付着しやすくサビが発生しやすくなります。とくに湿気がこもりやすい住宅では、気温差による結露が起きやすく、知らないうちに水滴がドアノブに付着し続ける状態になりやすいです。
また、室内干しをする家庭では水蒸気が増えて金属全体の腐食リスクが高まるため、換気の悪い空間では通常よりサビが進むスピードが速くなります。このように湿度環境はサビを促進する大きな要因であるため、換気や除湿を活用して環境改善を行うことが大切です。
ドアノブのサビを放置するとどうなる?

ドアノブのサビを放置すると、見た目が悪化するだけでなく、金属内部まで腐食が広がり、最終的には破損や故障につながる危険性があります。ここではサビを放置したときに起きる具体的な問題について詳しく解説します。
金属の腐食が進行してドアノブが脆くなる
サビが進行すると金属内部が徐々に浸食され、ドアノブ全体の強度が低下します。見た目には大きな変化がなくても内部で腐食が進み、気づかないうちに金属が薄く弱くなっていることがあります。
特に表面にザラつきが出てきたり、色が変わってきた場合は、既に内部で進行が始まっている可能性があります。さらに腐食が深くまで及ぶと、ドアノブ全体がグラついたり、ネジが効かなくなり破損に直結します。日常的に触れる場所だからこそ、早めに気づき対処することが重要です。
動きが固くなる・ドアが開かなくなるなどの動作不良が起きる
サビが内部のラッチやスプリング、シャフト部分に広がると、ドアノブを回したときの動きが重くなったり、引っかかるような感覚が出てきます。これは金属同士の摩擦が増えたり、可動部分にサビが固着して動きが悪くなるためです。
放置を続けると、ドアが開かない・鍵が回らないといった深刻なトラブルに発展することもあります。特に玄関ドアの場合、緊急時に開けられないという大きなリスクがあるため、異変を感じた時点で早めのメンテナンスが必要です。
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ドアノブのサビを放置していると、金属パーツが脆くなり、わずかな力でも破損しやすい状態になります。これは防犯面において深刻な問題です。サビで弱くなったドアノブは、こじ開けや破壊といった外部からの攻撃に対して抵抗力が下がり、不正侵入のリスクが高まります。
また、鍵の動きが悪くなると、鍵が中途半端な状態で引っかかりやすくなり、施錠・解錠のトラブルにつながります。見た目以上に危険性が高いため、サビを見つけたら早期に対処することが重要です。
自分でドアノブのサビを落とす方法

ドアノブに軽度のサビが発生している程度であれば、専門業者に依頼しなくても自分で十分に対処できます。家庭にある身近なアイテムを使った方法や、市販のサビ取り剤を使ったやり方など、状況に合わせて複数のアプローチが可能です。ここでは初心者でも安全に実践できる、効果的なサビ落とし方法を詳しく解説します。
重曹・クエン酸・歯磨き粉を使ってサビを落とす
重曹やクエン酸、歯磨き粉は家庭に常備されていることが多く、軽度のサビ落としに有効な方法です。重曹は弱アルカリ性の性質により、サビによる酸化物を中和しながら汚れを浮かせて落とす効果があります。クエン酸は酸性成分がサビを溶かし、表面の汚れを分解して落としやすくします。歯磨き粉は研磨成分が含まれており、表面のくすみやもらいサビを落とすのに適しています。
いずれの方法も、柔らかい布やスポンジで優しく擦ることがポイントで、強い力で磨きすぎると傷がつく恐れがあります。水で洗い流した後は、必ず乾いた布でしっかり拭き取って乾燥させることでサビの再発を防げます。
クレンザー・研磨剤・サンドペーパーでサビを磨き落とす
中度以上のサビには、クレンザーや研磨剤、サンドペーパーを使う方法が効果的です。クレンザーには細かい研磨粒子が含まれており、表面のサビを削り落としてツヤを回復させることができます。より頑固なサビには、耐水サンドペーパー(1000〜2000番程度)を使うことで、サビ部分を丁寧に削り落とすことが可能です。
ただし、力を入れすぎると金属そのものを削ってしまい、表面が傷ついたりメッキが剥がれるリスクがあります。そのため、広範囲にサビが広がっている場合は「サビ部分だけを狙って軽く削る」ことが重要です。作業後は研磨剤が残らないよう水拭きし、確実に乾燥させることで新たなサビを防止できます。
ステンレス用洗剤やサビ取り剤など市販品で除去する
市販のステンレス用クリーナーやサビ取り剤は、家庭用のアイテムよりも専門成分が含まれており、短時間で効率よくサビを落としたい場合に適しています。特に市販のサビ取り剤には、酸化物を分解する成分や防錆剤が含まれており、サビを溶かしながら再発を防ぐ効果も期待できます。
使用する際は、必ず製品の説明書を確認し、材質に適したタイプを選ぶことが大切です。誤って使用すると変色や剥離の原因になることがあるため注意が必要です。また、塗布後は洗剤成分が残らないよう水拭きを徹底し、最後に乾いた布でしっかり乾燥させることで、美しい仕上がりを保ちつつサビを抑えることができます。
ドアノブのサビが落ちない場合は交換がおすすめ

サビが深くまで進行している場合や、何度サビ落としを試しても改善されない場合は、無理に磨き続けるよりもドアノブそのものを交換したほうが安全で確実です。交換は初心者でも挑戦できますが、構造や対応するサイズを理解していないと取り付けに失敗することもあるため、正しい手順と注意点を把握することが重要です。ここでは、自分で交換する方法と業者に依頼する際のポイントについて詳しく解説します。
自分でドアノブを交換するときの注意点
自分でドアノブを交換する場合、まず確認すべきは「ドアの厚み」「バックセット」「フロントプレートのサイズ」「ビスピッチ」など、取り付け規格が合っているかどうかです。規格が合わない製品を購入してしまうと取り付けができなかったり、無理に取り付けた結果故障やズレの原因になることがあります。
また、サビが進んだ古いドアノブはネジが固着して外れにくくなっていることが多いため、力任せに回すとドア側の金属を傷つける恐れがあります。さらに、鍵付きのドアノブの場合は、内部構造が複雑で誤った取り扱いをするとラッチが外れない、施錠できないといったトラブルが起きることもあります。作業前には必ず手順を確認し、無理な力を加えず慎重に進めることが大切です。
自分でドアノブを交換する方法
交換作業は比較的シンプルで、基本の流れは「既存のドアノブの取り外し」「新しいドアノブの取り付け」の2ステップです。まず、ドアノブ本体とラッチを固定しているビスをドライバーで外し、古いドアノブを慎重に取り外します。このとき、ラッチを引き抜く際にサビで固着している場合は、潤滑剤を少量使用すると外しやすくなります。
次に、新しいドアノブをドアの規格に合わせて取り付けます。ラッチを差し込み、ビスで固定した後、室内側と室外側のノブをはめ込む形で組み付けます。最後に、ドアノブを数回回してスムーズに動作するか確認し、問題なければ作業完了です。難しい工具は不要ですが、サイズが合わないドアノブを選ぶと取り付けできないため、事前の確認が重要です。
▼関連ページ業者に依頼してドアノブを交換するメリット
業者に依頼した場合の最大のメリットは、専門知識と経験によって適切な製品選びと確実な取り付けができる点です。ドアの規格や錠前の種類は多く、自分では判断が難しいケースもありますが、プロであれば最適な部品をその場で判断し、短時間で交換作業を完了させることができます。
また、固着したネジの取り外しや内部の腐食状態のチェックなど、DIYでは対処が難しい作業にも対応できます。さらに、交換作業後に動作確認や微調整を行うため、仕上がりの精度が高く、不具合が起きるリスクも低くなります。急ぎのトラブルや防犯性を重視したい場合は、業者依頼が特におすすめです。
業者に依頼してドアノブを交換したときの費用相場
ドアノブ交換の費用は、ドアノブの種類や作業の難易度によって異なりますが、一般的な相場は「部品代+作業料金」で12,000円〜30,000円程度が目安です。シンプルな間仕切り用ノブであれば比較的安く済みますが、鍵付きの玄関用ドアノブや防犯性の高いモデルになると部品代が高くなり、総額が上がる傾向があります。
また、サビが深刻で取り外し作業が難しい場合は追加料金が発生することもあります。夜間・早朝・休日など、緊急対応を依頼すると割増料金になるケースもあるため、事前に費用の内訳を確認しておくと安心です。
▼関連ページドアノブをサビから守る方法

ドアノブのサビは、一度発生すると広がりやすく、放置すると内部の腐食や故障につながるため、日頃の予防がとても重要です。サビ落としや交換よりも、防錆対策を習慣化することでトラブルを未然に防ぎ、ドアノブを長持ちさせることができます。ここでは、日常的に実践できるシンプルかつ効果的な防錆対策を紹介します。
水分を残さず拭き取り乾燥を徹底する
サビ防止の基本は、金属表面に水分を残さないことです。水や湿気は金属の酸化を促進し、サビの発生・進行を早めてしまいます。玄関ドアや浴室周りのドアノブは、水滴や結露が付着しやすいため、外出後や入浴後に軽く拭き取るだけでも効果があります。
また、雨の日に濡れた手で触った場合も、タオルなどでしっかりと乾燥させることでサビのリスクを大幅に減らせます。特に玄関ドアは外気との温度差で結露が起きやすく、気づかないうちに表面が湿っていることがあるため、定期的にチェックしておくと良いでしょう。
鍵用潤滑剤などを使って可動部の摩擦とサビを防ぐ
ドアノブや錠前には、内部に金属同士が摩擦し合う可動部が多く存在します。ここにサビが発生すると動きが重くなり、ドアの開閉に支障が出るだけでなく、サビの粉が内部に溜まりさらなる腐食の原因にもなります。月に1回〜数ヶ月に1回の頻度で、鍵穴専用潤滑剤や防錆スプレーを少量使用することで、摩擦を減らしサビの発生を抑えることができます。
ただし、一般的な油系スプレーはホコリを吸着させて逆効果になる場合があるため、必ず「鍵専用」や「防錆・潤滑タイプ」を選ぶことが重要です。使用後は余分な油分を拭き取り、清潔な状態を保つことで長期的な防錆効果が期待できます。
サビに強い材質・表面処理のドアノブを選ぶ
ドアノブを交換する場合は、材質選びが防錆対策に直結します。ステンレスやアルミ、真鍮、メッキ加工品など、材質によってサビに対する耐性は大きく異なります。特にステンレスは耐食性が高く、屋外設置の玄関ドアに適しているため人気がありますが、表面に傷がつくともらいサビが発生することがあるため、定期的な拭き取りは必要です。
また、防サビ加工が施されたドアノブやコーティング剤を塗布できるタイプを選ぶことで、長期間にわたって美しい状態を保ちやすくなります。地域環境(海沿い・交通量が多いなど)に応じて適切な材質を選ぶことも大切です。
換気を良くして湿気がこもらない環境をつくる
サビの主な原因は湿気であるため、住宅内の換気環境を整えることは非常に重要です。特に結露が発生しやすい玄関や洗面所、浴室近くのドアノブは、湿度が高くなりやすいため注意が必要です。定期的に換気をしたり、玄関ドア周辺に空気の流れを作ることで、湿度の上昇を抑えることができます。
また、梅雨時期や冬場など湿気がこもりがちな季節は、除湿機や換気扇を活用することでサビの発生を大幅に防ぐことが可能です。日常のちょっとした工夫で、ドアノブを良い状態で長く維持できます。
まとめ

ドアノブのサビは、見た目が悪くなるだけでなく、放置すると動作不良や金属の腐食、防犯性の低下につながる重大なトラブルの原因となります。軽度のサビであれば自分で簡単に落とすことができますが、深い腐食や内部までサビが進行している場合は、無理に磨くのではなく交換を検討することが大切です。
また、サビは発生してから対処するよりも、日頃の防錆対策によって「発生させない」ことが最も効果的です。水分を残さない、換気をよくする、潤滑剤で可動部を保護する、サビに強い材質や加工のドアノブを選ぶなど、日常のちょっとした習慣が長持ちのカギになります。正しい知識と対策を身につけ、ドアノブを安全で使いやすい状態に保ちましょう。
もし、ドアノブがサビてしまって交換をご検討されていればキーホースまでご相談ください。キーホースではドアノブ交換も見積もり・出張費無料で対応いたします。交換費用を知りたい、どんなドアノブに交換してくれるの?などのご相談でも承っておりますので、ドアノブのことで何かお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください。





