ドアクローザーの選び方とは?種類や自分で交換する手順を解説!

更新日:2025/11/27
ドアクローザーの選び方とは?種類や自分で交換する手順を解説!

この記事でわかること

  • ドアクローザーの種類と基本構造
  • 既存品番や取り付け方式の正しい確認方法
  • 自分のドアに合ったドアクローザーの選び方
  • DIYで交換する具体的な手順
  • 交換時の注意点と業者依頼の判断基準

ドアの開閉を静かに、そして安全に行うために欠かせないのがドアクローザーです。しかし、いざ交換しようとすると「種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない」「今付いているものと同じタイプはどれ?」と迷う方が多くいます。ドアクローザーは、ドアの重量や取り付け方式、設置場所などによって選ぶべきモデルが大きく異なるため、正しく選ばないとドアが急に閉まったり、きちんと閉まらなくなるなどのトラブルが起きることもあります。

本記事では、ドアクローザーの構造の基本から品番の確認方法、具体的な選び方、DIYでの交換手順、注意点、業者依頼のポイントまで、失敗しないために必要な情報を網羅して解説します。初めて交換する方でも理解しやすい内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

ドアクローザーの基本構造と種類を理解しよう

ドアクローザーを正しく選ぶためには、まずどのような構造で動き、どんな種類があるのかを理解することが欠かせません。ドアクローザーは、内部の油圧でドアの閉まる速度を制御しており、取り付け方や本体の形状によって特徴や使い勝手が大きく変わります。ここでは、その基本構造と主要な種類についてわかりやすく解説していきます。

ドアクローザーの役割

ドアクローザーは、ドアが自然にゆっくりと閉まるように制御する装置です。内部に密閉された油圧シリンダーがあり、ドアを開けた際に油が移動することで、ドアが閉まる速度と力を一定に保つ仕組みになっています。これにより、強い風で勢いよく閉まるのを防ぎ、指挟み事故やドアの破損を避ける役割があります。

また、公共施設や店舗では、常に確実にドアを閉めることで防犯性や空調効率を保つ目的でも使用されています。家庭用の玄関ドアでも、静かに閉めたい場合や子どもや高齢者がいる家庭で安全性を高めたい場合には欠かせない装置です。ドアクローザーは一見地味なパーツですが、日常の安全と快適な暮らしを支える重要な役割を果たしています。

スタンダード型

スタンダード型は、最も一般的な取り付け方式で、ドアの表側に本体を設置し、アームを扉枠(ドアの上枠)側に取り付けるタイプです。多くの家庭用玄関ドアや建物の出入口に採用されており、安定感がある点が特徴です。取り付けスペースを確保しやすいため、初心者がDIYで交換する場合にも扱いやすい形式といえます。

また、製品ラインナップが非常に多く、互換品や代替モデルが見つかりやすい点もメリットです。一方で、ドアを開けた状態でアームが外側に見えるため、外観上すっきりさせたい人にとってはやや存在感が気になる場合もあります。とはいえ、耐久性や取り付けのしやすさを重視するのであれば、スタンダード型はもっとも失敗しにくい選択肢のひとつです。

パラレル型

パラレル型は、アームをドア表面側に取り付けるスタンダード型とは異なり、扉枠の裏側(室内側)にアームを取り付けるタイプです。本体はドア表側に設置されますが、アーム部分が裏側に隠れるため、外観がすっきりする点が大きな特徴です。特に、玄関の外観デザインを損なわずにドアクローザーを取り付けたい場合や、狭いエントランスでアームの出っ張りを避けたい場合に適しています。

ただし、アームの取り付け位置が特殊なため、互換モデルを選ぶ際には注意が必要で、既存のネジ穴が合わないケースもあります。また、スタンダード型よりも調整にコツが必要な場合があり、DIY初心者は交換に戸惑うことがあります。それでも、見た目と機能性を両立させたい場合には非常に優れた選択肢です。

コンシールド型

コンシールド型は、ドアと枠の内部に本体を埋め込み、外からほとんど見えない構造を持つドアクローザーです。ホテルや高級マンション、デザイン性を重視した住宅に多く採用されており、外観を損なわずにドアの開閉を滑らかに制御できる点が魅力です。本体が隠れるため、ほこりや汚れが付きにくく、メンテナンス性にも優れています。

ただし、取り付けにはドア内部に専用の加工が必要で、DIYでの交換は基本的に難しい場合がほとんどです。既存のコンシールド型を交換する際も、同じタイプの後継モデルを選ぶ必要があり、サイズや取り付け穴の位置が少しでも違うと設置できないことがあります。そのため、このタイプはデザイン性を最優先したい人や、専門業者に依頼する前提の場合に向いています。

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既存のドアクローザーの品番を確認する方法

確認

適切なドアクローザーを選ぶためには、まず現在取り付けられている製品の品番を確認することが最も確実な方法です。品番がわかれば、同じ後継機種や互換性のあるモデルをスムーズに探せるため、失敗や追加作業のリスクを大幅に減らせます。また、刻印が読めない場合でも形状や寸法から判断する方法があるため、ここでは品番確認のポイントを詳しく解説します。

本体の刻印・ラベルから品番を確認する

ドアクローザーの品番を確認する際、最も基本となるのが本体に刻まれている刻印や貼られたラベルを確認する方法です。多くの製品には、型番がアルファベットと数字の組み合わせで明記されています。刻印は本体の側面や上部に打刻されていることが多く、ラベルは金属プレートやシールとして貼付されています。

使用年数が長い場合、汚れや塗装で刻印が読みにくくなっていることもあるため、布で軽く拭いたり、光を斜めに当てて影を作ると読みやすくなることがあります。また、スマートフォンで写真を撮影して拡大すると判別しやすくなります。品番が確認できれば、その番号に対応する後継モデルや互換品を容易に調べられるため、交換作業をスムーズに進められます。

メーカー別の刻印位置や判断ポイントを知る

ドアクローザーはメーカーによって刻印の位置や表記方法が異なるため、品番確認の際にはメーカーごとの特徴を理解しておくと効率的です。たとえば、NEWSTAR(ニュースター)の製品は本体側面に刻印されていることが多く、型番の頭文字が独自のルールで分類されています。一方、RYOBI(リョービ)は金属プレートのラベルを採用している製品が多く、ラベルに記載された型番から容易に特定できます。

また、MIWAなど建物設備メーカー製の場合、品番が小さく刻まれていたり、部品番号に見える表記が混在していることがあります。このような場合は、メーカーの型番一覧やウェブサイトを参照すると確実です。メーカーごとの癖を知っておくと、型番特定が格段にスムーズになります。

刻印が読めない場合は寸法・形状から判別する

長年使用されたドアクローザーは、刻印がすり減って読めなくなっている場合があります。その際は、本体の寸法や取り付け穴の間隔、ブラケットの形状などから型を特定する方法があります。まず、本体の長さや厚みを測り、一般的なサイズ表と照らし合わせることで、候補となる番手やモデルを絞り込めます。

また、取り付け穴の位置(ビスピッチ)を測ることも重要で、互換品を選ぶ際にはこれが一致しているかどうかが決め手となります。さらに、アームの構造や形状はメーカーごとに特徴があるため、写真を比較するだけでも判別に役立ちます。刻印が読めない状況でも、これらの複数の情報を組み合わせれば、型番を推測し、適合する交換品を見つけることが可能です。

メーカーの型番確認シートを活用する

型番がどうしても特定できない場合は、メーカーが提供している「型番確認シート」や「問い合わせサポート」を活用する方法があります。多くのメーカーは、ドアクローザーの形状・寸法・ブラケットの位置などを記入できるシートを公式サイトで公開しており、それを使って必要情報をまとめることで、メーカー側が適合モデルを判定してくれます。

また、写真を送るだけで後継機種を案内してくれるメーカーも増えており、DIYでの判断に不安がある方にとって大変便利なサービスです。自分で測った寸法に自信がない場合でも、専門スタッフが正しいモデルを提案してくれるため、失敗を防ぐことができます。特に古い製品や特殊なモデルの場合は、積極的に活用する価値があります。

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交換するドアクローザーの選び方

選び方

ドアクローザーを交換する際は、見た目や価格だけで選ぶと失敗することがあります。適切なモデルを選べば、ドアは静かに安全に閉まり、長期間安定した動作を維持できます。ここでは、交換時に必ず確認すべきポイントを具体的に解説し、初めての方でも迷わず選べるように詳しく説明します。

既存ドアクローザーの品番を最優先で確認する

交換用のドアクローザーを選ぶうえで、最も重要なのが「既存品の品番を確認する」ことです。品番がわかれば、同じ後継機種や互換品が明確に特定でき、取り付け時に穴位置が合わない、アームが合わないといったトラブルを防げます。品番は本体側面の刻印やラベルで確認でき、アルファベットと数字の組み合わせで表記されていることが一般的です。

もし品番が読めない場合でも、メーカー別の特徴を知ることで特定しやすくなります。また、品番さえ判明すれば、メーカーサイトや販売店で対応する交換モデルをすぐに調べられるため、作業の手間が大幅に軽減されます。適合しない製品を選んでしまうリスクを最小限に抑えるためにも、まずは品番の特定を最優先で行いましょう。

現在の取り付け方式と同じタイプを選ぶ

ドアクローザーにはスタンダード型、パラレル型、コンシールド型など複数の取り付け方式がありますが、交換時は必ず「現在と同じ取り付け方式」を選ぶことが基本です。取り付け方式が違うモデルを選ぶと、アームの位置やブラケットの形状が合わず、新たに穴開け加工が必要になる場合があります。特に賃貸物件では勝手な穴あけが禁止されているため、必ず既存の方式を踏襲する必要があります。

また、スタンダード型はDIYしやすい一方、パラレル型はアーム位置が異なるためミスが起きやすく、コンシールド型は専門的な加工が必要です。取り付け方式の違いによるメリット・デメリットを理解したうえで、現在の方式と完全に一致する製品を選ぶことで、交換作業を安全かつ確実に進めることができます。

ドアの重量・幅に合った番手(サイズ)を選ぶ

ドアクローザーは「番手」と呼ばれるサイズによって、対応できるドアの重量や幅が細かく設定されています。番手が小さすぎるとドアがきちんと閉まらず、逆に大きすぎると開閉が重くなり、使用者の負担が増えるうえにドアやクローザーの寿命を縮める原因になります。そのため、まずドアの重量や幅を確認し、メーカーが提示している番手表に合うサイズを選ぶことが重要です。

特に玄関ドアや店舗ドアのように重量がある扉では、番手の選定を誤ると閉まり方が不安定になり事故につながる可能性もあります。また、風の強い地域では番手を一段階上げるなど、環境条件も考慮する必要があります。適した番手を選ぶことで、安全性と使いやすさが大きく向上します。

玄関や室内など設置場所に合う性能を選ぶ

設置場所によって求められる性能は大きく異なるため、用途に合わせたモデル選びが欠かせません。たとえば、屋外に面した玄関では、耐候性や耐久性が重視されます。直射日光や雨風にさらされる環境では、耐候仕様のクローザーを選ばないと劣化が早まり、オイル漏れや動作不良を起こす可能性があります。

一方、室内ドアの場合は、力の弱い子どもや高齢者にも扱いやすい軽めの番手や、静音性の高いモデルが適しています。また、店舗やオフィスの出入口では、多くの人が頻繁に通行するため、業務用の高耐久モデルやバックチェック機能付きの製品が推奨されます。設置環境ごとの特性を理解し、最適な機能を備えたドアクローザーを選ぶことが快適な利用につながります。

ソフトクローズなど必要な機能を確認する

近年のドアクローザーには、従来の単純な「閉まる動作」だけでなく、より快適で安全に使えるようさまざまな機能が搭載されています。代表的なのがソフトクローズ(ソフトチェック)機能で、ドアが最後の数センチでゆっくり閉まり、バタンという衝撃音を抑える効果があります。小さな子どもや高齢者がいる家庭、静かな環境が求められる住宅では特に重要な機能です。

また、風の強い場所に設置するドアにはバックチェック機能が役立ちます。これは、強風でドアが勢いよく開くのを防ぎ、壁や周囲の物への衝突を防止するものです。その他にも、開けた状態を保持できるストップ機能など、多様な便利機能があります。自分の家や用途に合った機能を選ぶことで、日常の使い勝手が大きく改善します。

互換品は形状・穴位置が一致するものを選ぶ

ドアクローザーの交換では、互換品を選ぶことも多くありますが、形状や穴位置が一致しているかどうかが最も重要なポイントです。互換品であっても、取り付け穴の位置が数ミリでもずれていると、追加で穴あけ加工が必要になり、強度不足や誤作動の原因になることがあります。特に賃貸物件では、余計な穴を開けると原状回復の問題につながるため、穴位置の一致は絶対に確認しなければなりません。

また、本体サイズやアームの長さ、ブラケット形状などが微妙に異なる互換品も存在するため、メーカーが正式に「互換」と認めている製品を優先するのが安全です。互換品を上手に選べば費用を抑えつつ安全に交換できるため、慎重に確認して選ぶようにしましょう。

デザインやカラーもドアに合わせて選ぶ

ドアクローザーは機能性が最優先ですが、デザインやカラーも家全体の印象を左右する要素のひとつです。近年はブラック、ブロンズ、シルバーなど多様なカラーバリエーションが用意されており、玄関ドアや室内ドアのデザインに合わせて選ぶことで、全体の統一感を保つことができます。また、薄型タイプやスタイリッシュな形状のモデルも増えており、見た目をスッキリさせたい場合に最適です。

特に玄関は家の顔ともいえる場所のため、デザインを重視することで住宅の雰囲気が大きく変わります。ただし、デザイン性を優先しすぎて機能面を妥協すると、安全性や耐久性に影響することがあります。見た目と性能のバランスを取りながら、自宅に最適なドアクローザーを選びましょう。

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自分でドアクローザーを交換する方法

方法

ドアクローザーは専門業者に依頼しなくても、自分で交換できるケースが多くあります。ただし、正しい手順を理解しないまま作業を行うと、ドアが適切に閉まらなくなったり、本体の寿命を縮めたりする原因になります。ここでは、初めての方でも迷わず作業できるよう、交換の基本手順を順番にわかりやすく解説します。

古いドアクローザーを取り外す

交換作業は、まず古いドアクローザーを取り外すところから始まります。最初に行うべきなのは、アームの固定部分を緩めて外す作業です。アームはドア本体と枠をつないでいる重要なパーツのため、無理に力を加えず、プラスドライバーや六角レンチを使って丁寧に外すことが大切です。アームを外したら、次に本体を固定しているネジを順番に外していきます。

長年使用されている場合、ネジが固着して外れにくいことがありますが、潤滑スプレーを軽く吹きかけるとスムーズに外せます。本体を取り外した後は、設置面に残ったほこりや汚れを軽く拭き取ると、新しいクローザーの取り付けがしやすくなります。安全のため、脚立を使用する際はぐらつきがないか確認しながら作業するようにしましょう。

新しいドアクローザーを取り外しと逆の手順で取り付ける

古い本体を外したら、新しいドアクローザーを取り付けていきます。基本的な流れは「取り外しの逆手順」です。まず、ドア側または枠側にブラケット(受け金具)を取り付け、しっかりとネジを固定します。次に本体をドア側に設置し、水平が保たれていることを確認しながらネジを締めていきます。位置がずれるとドアの動きに影響するため、取り付け時には一度仮止めして微調整するのがおすすめです。

本体がしっかり固定できたら、アームをブラケットに差し込み、連結部分のネジを確実に締めて接続を完了します。取り付け後はドアを数回開閉して動作を確認し、違和感がないかチェックしてください。もしドアが重く感じたり、途中で止まる場合は、調整ネジの設定を後述の手順に合わせて調整する必要があります。

閉まり速度を調整ネジで適切なスピードに調整する

取り付けが完了したら、最後に閉まり速度の調整を行います。ドアクローザーには「閉鎖速度(スイープ)」と「ラッチ速度」の2つを調整できるネジがあり、これらを適切に設定しないと、ドアが勢いよく閉まってしまったり、逆にゆっくりすぎて最後まで閉まらないといった不具合が起きます。まず、ドアをゆっくり閉めたい場合はスイープ側の調整ネジを締め、速度を速めたいときは緩めます。

次に、最後の数センチの閉まり方を左右するラッチ速度を調整し、静かに確実に閉まるよう設定します。一度に大きく回さず、1/8回転ずつ細かく調整するのがコツです。調整後は数回開閉して動作を確認し、必要に応じて再調整しましょう。適切な調整を行うことで、安全性と使いやすさが格段に向上します。

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自分でドアクローザーを交換するときの注意点

危険

ドアクローザーの交換はDIYで対応できるケースが多いものの、適切に作業しなければドアの動作不良や事故につながる可能性があります。ここでは、自分で交換作業を行う際に気をつけるべき重要ポイントを具体的に解説し、失敗や危険を避けるための知識を丁寧にまとめています。

取付説明書を確認して正しい手順を把握する

交換作業に取りかかる前に、まずは付属の取付説明書をしっかり確認することが重要です。ドアクローザーはメーカーやモデルによって取り付け方が微妙に異なるため、以前の作業経験に頼って進めると、正しい位置に取り付けられない、アームの角度が合わないといった問題が発生しがちです。説明書には取り付け位置の寸法やアームの角度、調整ネジの役割などが詳しく記載されています。

また、図解が付属していることが多いため、文字だけでは理解しにくい部分も視覚的に確認できます。説明書を見ずに作業を進めてしまうと、後から修正が必要になり、余計な時間や手間がかかってしまうので、事前の確認は必須です。安全かつ正確な取り付けのために、説明書を手元に置きながら作業を進めましょう。

ネジ穴やブラケット形状が新旧で一致しているか確認する

交換前に必ず確認しておきたいのが、新しいドアクローザーと既存のネジ穴やブラケット形状が一致しているかどうかです。穴位置やブラケットの形が少しでも異なると、そのまま取り付けることができず、新しい穴あけや加工が必要になります。賃貸物件では勝手に穴を増やすことが禁止されているケースもあり、原状回復のトラブルに発展する可能性もあります。

また、持ち家であっても、ズレた位置に穴を開けると強度不足やドアの歪みにつながり、ドアクローザーの性能を十分に発揮できなくなることがあります。互換品を選ぶ際は、メーカーが公式に互換を保証しているモデルを選ぶと安心です。作業前にネジ穴の間隔やブラケットの形状を正確に測ることで、取り付け時の失敗を防ぐことができます。

ドアの開き勝手やアームの向きを間違えないよう注意する

ドアクローザーの取り付けでありがちなミスが、ドアの「開き勝手」を間違えて取り付けてしまうことです。右開きと左開きではアームの方向や本体の取り付け位置が異なるため、間違えると正常に動作せず、ドアが途中で止まったり、開かなくなる場合があります。

また、アームの向きや角度はモデルごとに明確に決められており、説明書に記載された角度を守らないと、閉まる速度が不安定になったり、本体に負荷がかかって寿命を縮める原因になります。作業中は、ドアを少しずつ動かしながらアームの動きが自然かどうか確認しつつ進めると、誤った取り付けを避けられます。特に初めて交換する場合は、アームの向きが合っているかを随時チェックすることが大切です。

取り付け後に閉まり速度・ラッチ速度を必ず調整する

ドアクローザーを取り付けた後の調整作業は、とても重要でありながら見落とされがちな工程です。調整ネジを適切に設定しないと、ドアが勢いよく閉まって危険だったり、逆にゆっくりすぎて最後まで閉まらないなど、さまざまな不具合が発生します。閉まり速度(スイープ)はドア全体の閉まり具合を決める要素で、ラッチ速度は最後の数センチを調整するものです。

調整は1/8回転単位で少しずつ行い、締めすぎや緩めすぎにならないよう注意が必要です。調整後は必ずドアを何度か開閉し、動作が安定しているか確認します。季節によって温度差で油の粘度が変わり、閉まり方が変化することもあるため、定期的な微調整も大切です。正しい調整により、安全で快適な開閉を実現できます。

脚立作業や重い本体の取り扱いに十分注意する

ドアクローザーの交換は、ドアの上部での作業が中心となるため、脚立を使用する機会が多くあります。脚立が不安定な状態で作業すると、転倒や落下の危険があるため、必ず平らな場所に設置し、安定していることを確認してから作業を始めてください。また、ドアクローザー本体は意外に重さがあり、固定前に落としてしまうと足を怪我したり床を傷つける恐れがあります。

片手で本体を支えながらネジを締める場面も多いため、体勢が崩れないよう慎重に進める必要があります。可能であれば、誰かに補助してもらいながら作業することで安全性が大きく向上します。安全対策を徹底し、無理のない体勢で作業することが事故防止につながります。

ドアや丁番など他の部品の不具合も併せて確認する

ドアの閉まりが悪い原因は必ずしもドアクローザーだけとは限りません。丁番(蝶番)の緩みやドア枠の歪み、ラッチの噛み合わせが悪いなど、他の部品に問題がある場合も多くあります。交換作業の際には、ドアを開閉しながら異音がないか、ドアが水平に動いているか、丁番のネジが緩んでいないかなども併せてチェックすることが大切です。

もしドア自体が傾いていたり、枠に干渉している場合は、ドアクローザーを交換しても改善されない可能性があります。また、ラッチ部分の不具合はドアが最後まで閉まらない原因になるため、こちらも確認が必要です。総合的に状態を把握することで、正しい対処へとつながります。

加工が必要な場合や特殊ドアは専門業者への依頼を検討する

互換品であっても、取り付け穴の位置が完全に一致しない場合や、ブラケットの構造が特殊な場合は、追加加工が必要になることがあります。しかし、加工には専門的な技術が求められ、誤った位置に穴を開けるとドアの強度を損なったり、取り返しのつかない不具合が生じることがあります。

特に、防火ドアやアルミ製ドアなど特殊な構造を持つ扉では、DIYでの交換が難しい場合が多いため、無理に作業を続けず専門業者に依頼することを検討しましょう。また、ネジが固着して外れない、アームの向きがどうしても合わないといったケースも、プロに任せたほうが安全です。適切な判断をすることで、時間と労力を無駄にせず、安全に交換作業を終えることができます。

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ドアに合ったドアクローザーを選んで快適な暮らしを実現しよう

鍵屋キーホーストップ画像

ドアクローザーは、見た目には小さな部品ですが、日々の生活において快適性と安全性を大きく左右する重要なアイテムです。適切なモデルを選ぶためには、まず既存の品番を確認し、取り付け方式が同じタイプであるかどうかを把握することが欠かせません。

また、ドアの重量や幅に合った番手を選ぶことで、スムーズで安定した開閉が実現します。さらに、玄関・室内・店舗などの設置場所や必要な機能も考慮することで、より自分の生活に合ったドアクローザーを選ぶことができます。

DIYで取り付ける場合は、正しい手順と安全に配慮した作業が重要であり、難しいケースでは迷わず業者への依頼も検討すべきです。適合性と安全性を意識して選ぶことで、長く安心して使えるドア環境を整えることができ、快適な暮らしにつながります。

もし、ドアクローザーの交換を検討されていればキーホースまでご相談ください。キーホースではドアクローザーの交換も見積もり・出張費無料で現場に駆け付けます。ドアクローザーの交換のことで何かお困りのことがあればキーホースまでお気軽にお問い合わせください。

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