鍵が開かないときの原因と対処法!自力でできる応急処置と業者を呼ぶ基準も解説!
この記事でわかること
- 鍵が開かなくなる原因の種類とその見極め方
- 自力で行える鍵トラブルの応急処置
- 鍵を紛失・閉め出されたときの対応手順
- 鍵業者に依頼すべき判断基準と費用相場
- 鍵トラブルを防ぐための予防法
鍵が開かなくなるトラブルは、ある日突然やってきます。「急いで家に入りたいのに鍵が回らない」「子どもやペットが中にいて心配」など、誰にでも起こり得る状況です。そんなとき、焦って無理に力を入れて鍵を回したり、すぐに業者を呼んだりする前に、まず落ち着いて原因を見極め、自分でできる応急処置を試してみましょう。
本記事では、鍵が開かない原因の確認方法から、自分でできる対処法、業者に依頼すべきタイミング、そして今後同じことを繰り返さないための予防策までを、わかりやすく解説しています。鍵が開かなくてお困りの方は是非とも参考にしてみてください。
目次
鍵が開かない原因は?まずは状況を確認しよう

鍵が開かないときは、まず原因を正確に把握することが重要です。原因を間違えて無理に鍵を回すと、シリンダーの破損や鍵折れといった二次トラブルを招く恐れがあります。ここでは、よくある鍵トラブルの原因を一つずつチェックして、どのケースに該当するのかを確認しましょう。
鍵穴にゴミや異物が詰まっている
鍵穴の内部にホコリや砂、小さなゴミなどが入り込むことで、鍵の差し込みや回転が妨げられることがあります。特に玄関が屋外に面している場合や、ポストの近くにある扉では、風で運ばれた異物が蓄積しやすくなります。また、子どもがいたずらで異物を入れてしまうケースもあります。
鍵が途中までしか入らない、入ってもスムーズに回らないといった症状が見られる場合は、鍵穴の内部に詰まりがないか確認してみましょう。エアダスターなどで軽く吹き飛ばす方法もありますが、無理に取り除こうとすると逆効果になることもあるため注意が必要です。
▼関連ページ鍵やシリンダーの経年劣化や変形
長年使い続けた鍵やシリンダーは、摩耗や経年劣化によって少しずつ精度がずれていきます。鍵のギザギザ部分がすり減ったり、金属が微妙に曲がってしまうことで、鍵を差し込んでも内部のピンに正しく噛み合わず、うまく回らなくなります。
特に頻繁に開閉を行う玄関の鍵は、ほかの箇所よりも早く劣化が進みやすいです。最近、鍵の動きに違和感がある、回すときに引っかかるような感じがあるという場合は、鍵かシリンダーが傷んでいる可能性が高いため、早めの点検や交換を検討しましょう。
▼関連ページシリンダー内部の劣化や潤滑不良
鍵穴の内部には、ピンやバネなどの精密な部品が組み込まれており、それらが正常に動作してはじめてスムーズに鍵が回る仕組みになっています。ところが、長年使用しているうちにシリンダー内部の部品が摩耗したり、湿気やサビの影響で潤滑が失われることがあります。
潤滑不良が進むと、鍵を回す際にひっかかりや異音を感じるようになります。このような症状がある場合は、鍵穴専用の潤滑剤を使うことで一時的に動作が改善することがありますが、劣化が進んでいる場合は修理または交換が必要になることもあります。
ドアの建付け不良
鍵やシリンダーには問題がなくても、ドアそのものの建付けが悪いと鍵が開かなくなることがあります。特に、玄関ドアは湿気や経年劣化、強風、地震などの影響で歪みが生じやすく、上下のヒンジがズレていたり、ドア枠との間に隙間ができていたりすることがあります。
このような状態になると、デッドボルト(かんぬき部分)が正しい位置に入り込まず、鍵が回らなくなったり、途中までしか回らなかったりする原因となります。鍵の動きが悪いと感じたら、まずはドアをしっかり閉めてから鍵を回すようにしてみて、それでもだめなら建付けの問題を疑いましょう。
電子錠やスマートキーの電池切れや設定不良
最近では、暗証番号式やカード式、スマートフォン連携型の電子錠・スマートキーを導入している家庭も増えています。これらの鍵が開かない主な原因は「電池切れ」や「設定ミス」です。電池が切れると操作しても全く反応しなくなり、エラー音が鳴ったり、ランプが点滅する場合があります。
また、スマートフォンとの接続不良やアプリの不具合が原因で開錠できないこともあります。電子錠を使用している場合は、まず電池の状態を確認し、取扱説明書に従ってリセットや再起動を試してみましょう。予備の物理キーがある場合はそれで開錠することも可能です。
合鍵の精度が低い
合鍵を使っているときに鍵が開かない場合は、その合鍵の精度が原因になっている可能性があります。ホームセンターや鍵屋で作成した合鍵は、元鍵を手本に機械的に削って作られるため、微妙なズレや誤差が生じやすくなります。
そのズレが原因で、シリンダー内部のピンと噛み合わず、鍵が回らない・引っかかるなどのトラブルが発生します。特に、合鍵の元となった鍵がすでに摩耗している場合、精度の低い合鍵ができあがってしまう可能性が高いです。重要な扉には純正キーを使うか、信頼できる業者で高精度なスペアキーを作成しておきましょう。
別の鍵を使っている
見た目が似ている鍵をうっかり間違えて使ってしまうケースも意外と多いです。特にマンションや職場などで複数の鍵を持ち歩いている場合、「差し込めるけど回らない」という状況に陥ったら、まずは別の鍵と取り違えていないか確認してみましょう。
差し込み口に入るからといって、内部構造まで一致しているわけではありません。鍵を識別するために色つきのキーカバーを付けたり、タグでラベル管理をしたりして、間違いを未然に防ぐ工夫をしておくと安心です。
いたずらなどの外的要因
鍵穴の不具合が突然起きた場合、外的な要因も疑う必要があります。たとえば、他人によるいたずらで接着剤や異物が鍵穴に詰められた場合や、不審者がピッキングを試みて内部を破損させたような形跡があると、鍵が物理的に動かなくなってしまいます。
鍵穴の周囲に引っかき傷やオイルの跡、不自然な破損がある場合は、防犯上の観点からもシリンダーの交換や鍵の種類の見直しが必要です。こうした場合は、自分で対処しようとせずに、すぐに鍵業者や警察に相談することが推奨されます。
自分でできる!鍵が開かないときの応急処置

鍵が開かないからといって、すぐに業者に依頼するのは早計かもしれません。状況によっては、自分で簡単に対処できるケースも少なくありません。
ここでは、専門知識がなくても試せる安全な応急処置の方法を紹介します。注意点を守りながら、落ち着いて一つずつ試してみましょう。無理をせず、改善しない場合は早めにプロに相談することが重要です。
鍵穴に鍵穴専用の潤滑剤を使う
鍵を差し込んでも途中で引っかかる、回すときに硬い、動きが悪いといった場合は、鍵穴の内部で金属部品が擦れ合って潤滑が足りていない可能性があります。そんなときは、市販されている「鍵穴専用の潤滑剤」を使うのが効果的です。
潤滑剤にはシリコン系やグラファイト系などがあり、これらは金属に適度な滑りを与えて、動作をスムーズにします。ただし、クレ556やWD-40のような一般的なオイル系潤滑剤は、内部に油膜を残してホコリを呼び込み、かえって故障を招く原因になるため使用を避けてください。潤滑剤をスプレーした後は、鍵を何度か抜き差しして様子を見てみましょう。
▼関連ページ鍵を抜き差しして角度を少しずつ変えてみる
鍵がスムーズに入っても回らない場合、角度や差し込み具合にズレがある可能性があります。鍵と鍵穴のピンが微妙に噛み合っていない状態だと、途中で止まってしまうことがあります。そんなときは、鍵を少し引いてみたり、ゆっくり差し直してみたりしながら、角度や位置を少しずつ変えて回してみましょう。
急いで力任せに回すと、鍵が折れる・曲がるなどのリスクがあるため、焦らず丁寧に操作することが大切です。また、鍵自体が摩耗している場合は、こうした調整でも開かないことがあるため、複数の鍵を持っていれば別のキーでも試してみてください。
ドアを押したり引いたりしながら鍵を回す
鍵が回らない原因は、ドアの建付けや歪みにある場合もあります。特に、ドアがやや下がっている、枠に干渉しているといった状態だと、デッドボルト(かんぬき)が正しい位置に収まらず、鍵が途中までしか回らないことがあります。
こうしたときは、ドアを軽く押したり、逆に引っ張ったりしながら鍵を回してみてください。ドアの圧力が変わることでボルトの位置がずれ、鍵が正常に回るようになる場合があります。強く引いたり体重をかけたりするのではなく、あくまで軽くテンションをかけながら行うのがポイントです。
ドアの隙間からラッチを押し戻す
ドアのラッチが引っかかって鍵が開かない場合には、ラッチを押し戻すことで解錠できるケースもあります。ラッチとはドアの側面から突き出している部分で、ドアを閉じた際に枠に引っかかって扉を固定する役割を担っています。
ドライバーやプラスチックカードを使って、ドアと枠の隙間から差し込み、ラッチ部分を押し込むようにすると、ドアが開くことがあります。ただし、この方法はあくまで応急的なものであり、構造によっては効果がない場合やドアや鍵を傷つける恐れがあるため、慎重に行う必要があります。また、防犯上の観点からも、必要最低限の場面でのみ使うようにしましょう。
電子錠やスマートキーの場合は電池交換・再起動
電子錠やスマートキーが反応しない、操作しても解錠されないといったときは、電池切れの可能性をまず疑ってください。多くの電子錠には、電池残量が少なくなるとアラーム音やLED表示で知らせる機能がありますが、それを見逃していると突然操作できなくなります。
この場合は、説明書に従って新しい電池に交換することで復旧することが多いです。また、システムの不具合であれば、一度電源をオフにして再起動すると解消するケースもあります。スマホ連携型のスマートロックであれば、アプリの再起動やBluetoothの接続状況も確認してみましょう。メーカーによって操作手順が異なるため、事前にマニュアルを把握しておくことも大切です。
凍結している可能性がある場合は温める
冬場に多いのが、鍵穴の凍結によって鍵が回らなくなるトラブルです。特に屋外に面している玄関や物置などで発生しやすく、夜間や早朝に気温が急激に下がると、鍵穴内の湿気が凍って内部部品の動きを妨げる原因になります。
この場合、ライターなどで鍵自体を温めたり、鍵穴にドライヤーの温風を当てることで凍結が溶け、スムーズに鍵が回るようになることがあります。ただし、熱しすぎると鍵や鍵穴の部品を傷める可能性があるため、温めすぎには注意しましょう。市販の解氷スプレーなどを常備しておくと、冬の時期には安心です。
鍵をなくした・閉め出されたときの対応方法

鍵をどこかに落としてしまったり、家の中に置いたまま外に出てしまったりと、鍵をなくす・閉め出されるトラブルは誰にでも起こり得ます。特に深夜や雨の日、急いでいるときほど、こうした事態は精神的にも大きなストレスとなります。
ですが、焦って無理な方法を試す前に、順を追ってできることを確認することで、被害や費用を最小限に抑えることができます。ここでは、鍵をなくした・締め出された場合の対応方法を、状況別に分かりやすく解説します。
落ち着いて行動範囲を思い出す
まず最初にやるべきことは、冷静になることです。パニックになって焦ると、落とした場所の手がかりが見つけられず、誤った判断をしてしまいがちです。直前に鍵を使った記憶を辿りながら、自分が移動したルートや立ち寄った場所、バッグやポケットの中などを再確認しましょう。
カバンの中に紛れていたり、車の中や椅子の上など、意外なところに落ちていることもあります。また、公共交通機関や立ち寄った施設に問い合わせると、親切な人が届けてくれている場合もあります。まずは自分の行動を整理し、思い当たる場所をしっかり確認してみましょう。
スペアキーを持っている家族・知人に連絡する
自宅に入れない状況でも、スペアキーを預けている家族や知人が近くにいれば、すぐに問題を解決できることがあります。特に、一人暮らしではない場合や、実家や親族が近くに住んでいる場合は、連絡を取ってスペアキーの有無と受け取り方法を確認しましょう。
最近では、合鍵を友人に預けておく人も増えているため、信頼できる相手がいるか思い出してみるのも一つの手です。また、大家さんが合鍵を保管している場合もあるので、連絡手段をあらかじめ登録しておくと安心です。スペアキーがない場合に備えて、今後は万が一のために信頼できる人に合鍵を預けておくのも有効な対策です。
管理会社・大家への連絡する
賃貸物件に住んでいる場合は、まず管理会社や大家さんに連絡するのが基本です。多くの賃貸住宅では、万が一に備えて管理側が合鍵を保管しているケースがあります。連絡をすれば、本人確認の上で開錠してくれたり、合鍵を貸してくれたりする場合もあります。
ただし、深夜や休日などは対応してもらえないこともあるため、連絡先を日頃からスマートフォンなどに控えておくと安心です。また、自己判断で鍵を交換してしまうと、退去時に原状回復費用が請求される可能性があるため、勝手な対応を避けるためにも、まずは管理者に相談することが大切です。
信頼できる鍵業者への依頼する
どうしても鍵が見つからず、スペアキーも使えない場合は、鍵開けの専門業者に依頼するのが最終手段となります。最近では24時間365日対応の鍵業者も多く、スマホ一つで迅速に駆けつけてくれるサービスが増えています。
ただし、インターネットや広告で見つけた業者の中には、実際には高額な請求をしてくる悪質な業者も存在します。事前に料金の見積もりを提示してくれるかどうか、会社の所在地が明記されているか、口コミや評判はどうかといった点をチェックすることが重要です。信頼できる業者を選べば、最短15〜30分程度で開錠してもらえることが多く、鍵の交換まで依頼することも可能です。
▼関連ページ鍵業者を呼ぶべきタイミングと依頼のポイント

鍵が開かないとき、どこまで自分で対処するべきか、また、どの段階で業者に頼るべきか迷う方も多いでしょう。自分で解決できるケースもありますが、無理をすると鍵やドアを破損してしまい、結果的に余計な修理費がかかってしまうことも。
ここでは、鍵開け業者に依頼すべき判断基準や、依頼時の注意点、費用感などを詳しく解説します。緊急時でも落ち着いて正しい判断ができるよう、ポイントを押さえておきましょう。
自力では解決が難しいケースとは?
鍵穴に潤滑剤を使っても改善しない、ラッチやシリンダーが完全に動かない、スマートキーがエラーを繰り返すなどの症状がある場合は、自力での対応は難しいと判断すべきです。また、鍵が途中で折れてしまった、鍵を中に閉じ込めたままドアを閉めてしまったといった状況も、無理にこじ開けることでドア本体や鍵周辺を破損する恐れがあるため、専門業者に任せた方が確実です。
とくに防犯性の高いディンプルキーや電子錠などは内部構造が複雑で、一般の工具では対応できません。判断に迷ったら、被害を拡大させないためにも、早めにプロに相談することが賢明です。
業者に依頼する際の料金相場と作業時間
鍵開け業者に依頼する際に気になるのが料金と対応時間です。一般的な住宅のシリンダー錠であれば、作業費用は8,000円〜15,000円前後が相場となります。ディンプルキーや電子錠などの場合は難易度が上がるため、15,000円〜30,000円程度かかることもあります。
深夜・早朝・休日などの時間帯によっては、出張費や時間外料金が追加されるケースもあるので、事前に総額を確認しておくと安心です。作業時間はシンプルな鍵なら10〜20分、複雑な構造でも30分程度が一般的です。対応が早い業者ほど、現場経験が豊富であることが多いため、口コミや評判を事前にチェックしておくとよいでしょう。
▼関連ページ信頼できる鍵業者の見つけ方と注意点
インターネットで検索すると多くの鍵業者が見つかりますが、中には高額な追加料金を請求する悪質業者も存在します。信頼できる業者を選ぶには、以下のポイントをチェックしましょう。まず、料金表が明確に記載されているかどうか。そして、所在地や会社情報がしっかり記載されているかも重要です。
さらに、「見積もり無料」や「出張費込み」といった記載がある業者は安心感があります。口コミやレビューを確認するのも有効で、実際に利用した人の体験談は信頼性の判断材料になります。対応が丁寧かつ説明が明確な業者を選べば、トラブルを未然に防げます。
保険や賃貸契約で費用がカバーされるか確認する
鍵のトラブルに備えて、火災保険や賃貸住宅の契約内容に「鍵の開錠・交換費用」が補償対象として含まれている場合があります。たとえば「借家人賠償責任特約」や「住宅設備補償特約」などに該当するケースでは、鍵の開錠や交換費用が保険から支払われる可能性があります。
また、賃貸住宅では物件に付属していた鍵の不具合であれば、管理会社や大家が費用を負担するケースもあります。鍵業者に連絡する前に、保険会社や管理会社へ相談しておくことで、無駄な出費を避けることができるかもしれません。あらかじめ契約書や保険証券の内容を確認しておくと、いざというときに安心です。
▼関連ページ鍵が開かなくなる再発を防ぐための主な対策

鍵が開かなくなるトラブルを一度経験すると、その後も「また起きたらどうしよう」と不安になるものです。実際、鍵の不調や紛失は日頃の点検や管理を怠ることで何度も繰り返される傾向があります。
ここでは、鍵が開かなくなる原因を未然に防ぐために、日常的にできる予防策や見直すべきポイントを紹介します。これらの対策を実践することで、突然の鍵トラブルを回避し、安心して暮らせる環境を整えることができます。
鍵穴の定期的な清掃・メンテナンス
鍵穴の内部には、目に見えないレベルでホコリや砂、細かなゴミがたまりやすく、これが鍵のスムーズな動作を妨げる原因になります。とくに屋外に面した玄関ドアやポストの近くにある鍵穴では、風や雨によってゴミが運ばれ、内部に入り込んでしまうこともあります。
鍵がひっかかる、差し込みにくいと感じたときは、エアダスターなどを使って中のゴミを軽く吹き飛ばすことで改善することがあります。また、鍵を差し込んだ際の感触に変化がある場合は、無理に回さず早めに掃除や点検を行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
鍵穴専用の潤滑剤を使用する
鍵の動きが重くなったと感じたときは、潤滑剤の使用が効果的です。ただし、使う潤滑剤の種類には注意が必要です。ホームセンターなどでよく見かけるクレ556のような油系潤滑剤は、一時的に滑りは良くなるものの、油分がホコリを呼び寄せてしまい、かえって詰まりやすくなる原因となります。
そのため、鍵穴には「鍵穴専用」と記載されたシリコン系やグラファイト系の潤滑剤を使うのが基本です。定期的に少量をスプレーすることで、内部のピンやバネの動きを維持し、鍵がスムーズに回る状態を保つことができます。
鍵やシリンダーの劣化を早期に見つけて交換
鍵やシリンダーは消耗品であり、使用年数とともに少しずつ摩耗・劣化していきます。鍵のギザギザがすり減って精度が落ちたり、シリンダー内部の部品が錆びたり曲がったりすると、鍵がかかりにくくなるだけでなく、突然開かなくなる原因にもなります。
「回りが重い」「引っかかる感じがする」といった初期症状がある場合は、なるべく早めに点検・交換を検討しましょう。とくに5年以上使用している鍵は劣化が進んでいる可能性が高く、防犯面でも古い型の鍵はリスクがあるため、新しい防犯性能の高い鍵に取り替えるのがおすすめです。
鍵の保管・管理の徹底
鍵の紛失や取り違えによるトラブルを防ぐためには、日常的な鍵の管理方法にも注意が必要です。外出時は鍵をポケットにそのまま入れるのではなく、ファスナー付きのポーチやキーホルダーに装着することで紛失リスクを軽減できます。
また、複数の鍵を持ち歩いている場合は、色分けしたキーカバーやネームタグなどで識別しやすくしておくと、間違えて別の鍵を差し込むミスを減らすことができます。さらに、合鍵の管理にも注意が必要で、どこに何本あるかを把握し、むやみに他人に渡さないようにしましょう。鍵を使用する習慣を見直すだけで、トラブルを未然に防げることも多くあります。
建付けやドア枠のズレを点検する
鍵がスムーズに回らない原因は、ドアやドア枠のゆがみにあることも珍しくありません。とくに築年数が経過した建物では、ドアが傾いたり、地震や風圧で枠が歪んだりして、デッドボルト(かんぬき部分)が正しい位置に入らず、鍵がうまくかからなくなることがあります。
開け閉めのたびにドアが擦れる、勝手に開いてしまうなどの症状がある場合は、建付け不良のサインかもしれません。そのまま放置すると鍵だけでなくドア自体の破損にもつながるため、異常を感じた時点で建具業者や管理会社に点検を依頼するようにしましょう。
よくある質問

鍵が開かないトラブルに直面した方から寄せられる疑問の中には、特に多くの人が抱えやすい共通の不安や勘違いがあります。ここでは、実際に多くのユーザーが気にしている代表的な質問を取り上げ、それぞれ分かりやすく回答します。
鍵が少し回るが開かないのはなぜ?
鍵が途中まで回るのに開かない場合、いくつかの原因が考えられます。最も多いのは、シリンダー内部のピンの動作不良です。ピンの摩耗や潤滑不足、ゴミの詰まりなどによってピンがうまく動かず、鍵が完全に回らない状態になります。
また、鍵が摩耗していたり、精度の低い合鍵を使用していると、わずかにピンとの噛み合わせがずれてしまい、鍵が途中で止まってしまうこともあります。ドアの建付け不良によってデッドボルトが枠と干渉しているケースもあるため、鍵の状態だけでなく、ドアの動きや閉まり具合にも注目して確認してみましょう。
鍵穴に潤滑剤を使っても改善しない場合は?
潤滑剤を使っても鍵が回らない場合は、潤滑以外の根本的なトラブルが発生している可能性があります。たとえば、シリンダー内部の部品が破損・変形していたり、長年の使用による金属疲労でピンやバネが正常に作動していないことが考えられます。
また、潤滑剤の種類が適切でない場合も効果が得られません。油性の潤滑剤を使用した結果、ゴミやホコリが付着してさらに悪化することもあります。改善しない場合は無理に鍵を操作せず、早めに専門業者に相談して分解点検をしてもらうことが推奨されます。
電子錠の電池が切れたらどうすればいい?
電子錠の電池が切れると、解錠操作をしても無反応になったり、エラー音が鳴ったりすることがあります。まずは機種ごとの仕様を確認し、電池ボックスの場所を開けて適切な電池に交換してください。
多くの電子錠では、電池残量が少なくなると警告音やLEDランプで知らせる機能が備わっていますが、気づかないまま使い続けていると突然ロックされる恐れがあります。機種によっては緊急時用の物理キーが付属していることもあるため、いざというときのために保管場所や使い方を事前に確認しておきましょう。
また、定期的に電池を交換する習慣をつけておくことで、突然のトラブルを防ぐことができます。
鍵を壊さずに開ける方法はある?
鍵が開かないときに「壊さずに開ける」方法は、症状と原因によって異なります。たとえば、潤滑不足や建付けのズレによる開錠不良であれば、潤滑剤の使用やドアの位置を調整することで対処できることがあります。
鍵穴に異常がなく、合鍵の不良が原因であれば、純正キーを使用すれば解決する場合もあります。また、ラッチの引っかかりで開かない場合には、カードなどでラッチを押し戻す応急処置が可能なケースもあります。
ただし、防犯性能が高い鍵や破損が疑われる場合には、無理にこじ開けようとするとシリンダーやドア本体に深刻なダメージを与えるリスクがあるため、慎重な判断が必要です。どうしても開かない場合は、専門業者に依頼して非破壊解錠の方法を選んでもらうのが最善です。
開いた後も鍵は交換したほうがよい?
一度トラブルを起こした鍵やシリンダーは、表面的に改善していても内部にダメージが残っている場合があります。特に、異物混入・いたずら・ピンの摩耗・潤滑不良などが原因だった場合は、再発の可能性が高く、安心して使い続けるのは難しいでしょう。
また、鍵を紛失した場合は、防犯上の観点からも鍵の交換を強くおすすめします。万が一、誰かが拾って悪用すれば、空き巣などの被害につながる恐れがあります。鍵開け後も「大丈夫そうだから」とそのままにせず、不安要素があれば迷わず交換を検討することが、安心・安全な暮らしにつながります。
まとめ

鍵が開かないというトラブルは、日常生活の中で突然発生し、多くの人が焦りや不安を感じてしまうものです。しかし、原因を冷静に見極めて対処すれば、自力で解決できるケースも少なくありません。本記事では、鍵が開かなくなる原因の具体例から、応急処置の方法、鍵をなくした際の対応手順、業者に依頼するタイミング、そして再発を防ぐための対策までを網羅的に解説してきました。
特に大切なのは、「無理にこじ開けようとしないこと」と「正しい判断をすること」です。原因によっては、潤滑剤やドアの調整といった簡単な方法で解決できる場合もありますが、鍵やシリンダーの破損、建付け不良、電子錠の不具合など、専門業者でなければ対応できない状況もあります。
もし鍵の不調や紛失があれば、まずは落ち着いて状況を確認し、必要に応じて信頼できる鍵業者に相談することで、スムーズに問題を解決できます。その際は是非ともキーホースまでご相談ください。キーホースでしたら、見積り・出張費無料で最短15分で現場に駆け付けます。鍵トラブルでお困りでしたらキーホースまでお問い合わせください。








