サムターンとは?仕組みや防犯リスクと交換方法まで解説!

更新日:2025/09/18
サムターンとは?仕組みや防犯リスクと交換方法まで解説!

この記事でわかること

  • サムターンの仕組みとシリンダー・ドアノブとの違い
  • 代表的な侵入手口「サムターン回し」とその危険性
  • 標準型から防犯型までサムターンの種類と特徴
  • サムターン回しを防ぐための効果的な対策方法
  • サムターンを自分で交換する手順と業者依頼の費用相場

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サムターンは玄関ドアや室内ドアに広く使われる部品で、鍵を使わずに内側から施錠・解錠ができる便利な仕組みです。しかし、防犯上の弱点を抱えていることから空き巣が狙うポイントにもなりやすく、正しい知識を持たないとリスクを軽視してしまう恐れがあります。

本記事ではサムターンの基本的な仕組みから、不正解錠の手口、防犯対策、自分での交換方法や業者依頼までを網羅的に解説します。サムターンについてお調べでしたら是非とも参考にしてみてください。

サムターンとは?役割や特徴を解説

サムターンは、ドアの内側に設置されたつまみ状の部品で、鍵を使わずに施錠・解錠できる便利な仕組みです。利便性の高さから住宅やオフィスに広く普及していますが、外部から不正に操作される危険もあり、防犯面で注意が必要です。ここでは、サムターンの基本的な仕組みやシリンダー・ドアノブとの違い、さらに空き巣に狙われやすい理由について解説します。

サムターンの基本的な仕組み

サムターンはドアの外側にあるシリンダー錠と内部で連動しています。外からは鍵を差し込んで回しますが、内側からはサムターンをつまんで回すだけでデッドボルト(かんぬき)が出入りし、施錠や解錠が行えます。

この仕組みは操作性に優れる一方、外部から細長い器具を差し込んでサムターンを直接回されると、簡単に解錠されてしまう危険があります。便利さと防犯性は表裏一体であるため、サムターンの構造を理解することが防犯対策の第一歩です。

シリンダーやドアノブとの違い

シリンダーは鍵を差し込む外側の部分、ドアノブは扉を開閉するための取っ手であり、サムターンはこれらと役割が異なります。サムターンは「内側から解錠するための専用部品」で、直接外から触れられない位置に設置されている点が特徴です。

しかし、ドアスコープや郵便受けといった開口部から工具を差し入れられると、外部からでも操作される危険性があります。こうした違いを理解することで、なぜサムターンが防犯上の盲点になり得るのかを把握できるでしょう。

サムターンは空き巣に狙われる?

空き巣は従来のピッキングだけでなく、サムターンを狙った「サムターン回し」という手口を使うことがあります。この手口はドアの外側からサムターンを直接操作してしまうため、鍵の性能に関係なく解錠されてしまうのが特徴です。

特に古い住宅や簡易な構造のドアでは、サムターン部分が無防備であることから狙われやすくなっています。便利な仕組みだからこそ、サムターンを狙った侵入リスクが存在する点を理解し、防犯意識を高めることが欠かせません。

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サムターン回しとは?侵入手口を解説

サムターン回しとは、ドアの外側から工具を差し込み、内側のサムターンを直接操作して解錠してしまう侵入手口です。鍵を使わずに短時間で解錠できるため、過去には多くの被害が報告されてきました。ここでは、代表的な侵入方法を具体的に解説します。

サムターン回しの仕組み

サムターン回しは、ドアや枠にあるわずかな隙間や、郵便受け、ドアスコープといった開口部を利用して行われます。針金や専用の工具を差し込み、内側のサムターンをつまんで回すことで、外から鍵を使わずに解錠が可能となります。

この手口は複雑な技術を必要とせず、比較的短時間で実行できるため、防犯対策をしていない住宅では被害が発生しやすいのが特徴です。また、痕跡が残りにくい場合もあり、住人が被害に気づくまでに時間がかかるケースもあります。

ドアに穴を開けて金属棒などで直接サムターンを回す

ドリルや工具を使ってドアに小さな穴を開け、そこから金属棒や針金を差し込んでサムターンを操作する方法です。この方法は痕跡が残るため比較的気づかれやすい一方、構造が古いドアでは短時間で解錠されてしまう危険があります。

かつては広く使われていた手口ですが、防犯建物部品の普及により徐々に減少しています。しかし古いマンションや一戸建てでは依然として有効であるため、油断は禁物です。

ドアスコープを外してそこから器具を入れて回す

玄関ドアに設置されたドアスコープは、外から簡単に外せる構造である場合が多く、この穴を利用して工具を差し込みサムターンを回す被害が報告されています。特に、ねじ込み式の簡易なドアスコープは取り外しが容易であり、犯罪者にとって格好の侵入ルートとなります。

防犯対策をしていないと、ほんの数分で解錠されてしまう可能性があります。防犯性能の高いスコープに交換したり、内側にカバーを付けることで、この手口に対抗することが可能です。

郵便受け・ドアの隙間から細い器具を差し入れて操作する

ドアに設けられた郵便受けの投入口や、ドアと枠のわずかな隙間は、侵入者にとってサムターンを操作する格好のポイントです。細長い金属棒やワイヤーを差し入れ、内側のサムターンを回すことで、外からでも簡単に解錠できてしまいます。

特に古い集合住宅や簡易な構造のドアでは被害が多く見られます。郵便受けに防犯カバーを取り付けたり、隙間を塞ぐことでこのリスクは大幅に減らせます。日常的に使う部分だからこそ、防犯意識を高めることが重要です。

ガラス部分や薄いドアを破って器具を入れる

ガラス付きドアや薄い金属製ドアでは、ガラスを割ったり、ドア材を破壊して直接サムターンを操作する手口も存在します。この方法は音が出やすく痕跡も残りますが、短時間で侵入できるため被害は少なくありません。

特に人通りの少ない場所や夜間では実行されやすい傾向があります。強化ガラスや防犯フィルムを導入する、ドア自体を防犯性の高いものに交換することで、このリスクを大きく軽減できます。破壊行為に備えることも、防犯上欠かせない対策の一つです。

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サムターンの種類と特徴

サムターンには形状や機構の違いでいくつかのタイプがあり、防犯性や使い勝手が大きく変わります。ここでは代表的な種類それぞれの仕組み・メリット・注意点を分かりやすく解説します。用途や住環境に合わせた選び方の参考にしてください。

標準サムターン

標準サムターンは最も一般的なタイプで、丸いつまみやレバー形状の部品を内側から回して施錠・解錠するシンプルな構造です。構造が単純なため操作が直感的で子どもや高齢者にも扱いやすいという利点がありますが、防犯面では外部から細い工具で回されやすいという弱点があります。

価格も安価で交換部品の流通が多く、施工も容易ですが、防犯性能が求められる玄関には単体での採用は注意が必要です。賃貸住宅や室内の簡易な扉には向いていますが、外部からの侵入リスクを下げたい場合は追加の対策(カバーや補助錠など)を組み合わせるのが現実的です。

脱着式サムターン

脱着式サムターンは、内側のつまみを取り外してしまえるタイプで、外出時にツマミ自体を外しておけば外側から回せないため強力な抑止力になります。取り付けや取り外しは比較的簡単で、一時的な不在時や長期外出時に有効です。

欠点はツマミを紛失するリスクや、頻繁に脱着することで部品が摩耗しやすい点です。賃貸で原状回復が必要な場合は取り付け方法に注意が必要です。また、全員がツマミを外して出かける運用ができないと効果が薄れるため、家族での運用ルールを決めることが重要です。

スイッチ式サムターン

スイッチ式サムターンは、回す前にボタンやスイッチを押す等の二段階操作を必要とするタイプで、単純に細い器具で回すだけでは解錠できない仕組みです。そのためサムターン回しへの耐性が高く、防犯性が向上します。

操作はやや複雑になるため、操作説明を家族で共有する必要があります。電気的な仕組みを含む製品もあり、防犯性能は高い反面、故障時の復旧が面倒だったり電池交換が必要だったりする欠点があります。高齢者や子どもがいる家庭では操作性と防犯性のバランスを検討してください。

空転式サムターン

空転式は、外部から力を加えて回しても内部機構が空回りしてデッドボルトに伝わらないようにできるタイプです。通常は内側から特定の操作でロックを解除してから本来の回転モードに切り替えるため、細い針金や金属棒で不正に回そうとしても空回りして解錠されません。

設置コストは標準より高めですが、既存のサムターンに後付け可能な製品もあります。注意点としては、切り替え操作を忘れると自宅内からの施錠解除が面倒になる場合があるため、使い勝手を事前に確認しておきましょう。

偏荷重式サムターン

偏荷重式は、つまみ全体に均等な力がかからないと回らない構造を採用しており、片側だけに力を加える「針金技」などで回す手口を防ぎます。外側から局所的に力を入れて回す攻撃に強く、比較的物理的な防御力が高いのが特徴です。

製品によっては取り付けが少し複雑で、専門業者に依頼することが推奨されます。また、偏荷重構造は本来の操作感が固く感じられる場合があるため、日常的な使いやすさと防犯性能のバランスを確認して選んでください。

両面シリンダータイプ

両面シリンダータイプは、内側にも外側と同様の鍵穴が付いている方式で、サムターンを使わず鍵でのみ操作する運用が可能です。内側に鍵穴があることでサムターン回し自体を排除できる点がメリットですが、緊急時や子ども・高齢者の使いやすさという観点では不便になることがあります。

また、両面鍵は鍵紛失や閉じ込めリスクが増えるため、運用ルールやスペアキー管理を厳格に行う必要があります。防犯性を最優先したい戸建てや一戸建ての入口などで採用されることが多い選択肢です。

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サムターンを自分で交換する方法

DIY

サムターンの交換は、正しい部品選びと手順を守ればDIYでも可能です。ここではサムターンの交換方法や実務で失敗しやすいポイントを含めて順を追って解説します。賃貸の場合は事前に管理会社への確認を忘れないでください。

必要な工具や部品を用意する

まずは作業に必要な工具と交換用部品を揃えます。最低限必要なのは適切なサイズのプラスドライバー(+)、場合によってはマイナスドライバー、ラジオペンチ、ピン抜き用の細い棒や精密ドライバーです。

交換用サムターンは現在のシリンダー・錠前の規格(メーカー名・型番・厚み)に合ったものを選んでください。ネジや小さな部品を紛失しないように作業トレーや布を用意すると安全です。賃貸なら原状回復が可能な部材かどうかを事前に確認し、必要なら管理会社の承諾を取りましょう。

外側/表側のビスを外す

作業は必ずドアを開けて行います。まず表側(外観側)に見えている固定ビスを緩めて外します。ビスは場所によっては隠しネジになっていることがあるため、フロントカバーなどを軽く引き出して確認してください。

ネジ山を潰さないようにドライバーのサイズを合わせ、ねじを外すときは反時計回りにゆっくり回すのがコツです。勢いよく外すとネジや小さな金属片が落ちるので、下に布を敷くなどして紛失を防いでください。

内部のビス/ピンを外す

表側のネジを外すと内部のビスやピンが見える場合があります。これらはサムターン本体を固定している重要な部品です。ピン抜きが必要なタイプでは、ラジオペンチやピン抜き工具で引き抜きます。無理に力を入れると部品が変形するため、斜めに引っ張ったりせずまっすぐ抜くことが大切です。

内部にある小さなスプリングやワッシャーの配置は戻すときに重要なので、取り外す順序を写真で記録するか、並べて保管しておくと組み立てがスムーズになります。

フロントプレート(ドア側面)を外す

次にドアの側面にあるフロントプレートを外します。通常は数本のネジで固定されているため、これを外すとサムターン周辺の機構にアクセスできます。フロントプレートを外す際は、ラッチやスプリングが飛び出さないように注意してください。

プレートの裏側に小さな部品やシム(隙間調整板)が付いていることがあるため、外した部品は順序を保って置いておきましょう。プレートの戻し忘れや向きの間違いが動作不良の原因になります。

古いサムターン本体を取り外す

プレートや固定具を外せば古いサムターン本体は引き抜けるはずです。無理にこじると周辺パーツを傷めるため、まっすぐ引き抜くことを心掛けてください。

サムターンの軸に付いているカラーや間隔スペーサー(シム)は新しい部品にそのまま使う場合があるので、形状や向きを覚えておくか写真で記録します。古い部品の摩耗状態を確認し、ネジ穴や取付面に損傷があれば補修や別途部材の用意を検討してください。

新しいサムターンを取り付ける

古い本体を外したら、用意した新しいサムターンを逆の手順で取り付けます。まず軸を通し、必要に応じてシムやスペーサーを正しい順で戻します。内部ピンやビスは緩めに仮止めした後、動作確認を行い、問題なければ本締めします。

ネジの締め付けは均等に、きつく締めすぎないことが重要です。サムターンの向き(上向き・下向き)を誤ると操作性に影響するため、事前に取扱説明書で向きを確認してください。

動作確認をする

取り付け後は必ず動作確認を行います。サムターンを内側から回してデッドボルトの出入りを確認し、ドアを閉めて鍵で外側からも問題なく施錠・解錠できるか確認します。

ラッチのかかり具合やツマミの遊び、回転の固さをチェックし、引っかかりや異音があればネジの締め具合や部品の入れ替えを見直します。最後に複数回操作して安定動作を確認し、必要なら数日間使ってから再チェックしてください。賃貸なら管理会社に作業報告をしておくとトラブル回避になります。

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自分でサムターンを交換するのが不安なら業者に依頼しよう

確認

サムターン交換はDIYでも可能ですが、部品の規格違いや取り付け不良で正しく動作しないケースも少なくありません。特に防犯性の高いサムターンは構造が複雑で、専門知識がないと取り付けに失敗するリスクがあります。そのような場合は、無理に自分で作業せず、信頼できる鍵業者へ依頼するのが安心です。ここでは、業者に依頼するメリットや費用相場、業者選びのポイントを解説します。

業者に依頼するメリット

業者に依頼する最大のメリットは、作業の確実性と安心感です。専門業者はメーカーごとの錠前規格に精通しており、現場で最適な部品選定と確実な施工を行えます。自分で交換してネジ穴を潰したり部品を破損したりするトラブルも避けられます。

また、作業後に不具合が発生した場合でも保証やアフターサービスが受けられるのは大きな安心材料です。さらに、短時間で作業が完了するため、仕事や生活への影響も最小限に抑えられます。結果的にDIYよりも総合的なコストパフォーマンスが良いケースも多いのです。

業者に依頼する場合の費用相場

サムターン交換を業者に依頼した場合の費用は、作業内容や部品の種類によって異なります。標準的なサムターン交換なら8,000円〜15,000円程度、防犯性の高い特殊タイプや複雑な施工を伴う場合は20,000円以上になることもあります。

夜間や休日など緊急対応では出張費や割増料金が加算されるため、あらかじめ確認しておくことが大切です。また、作業前に現地見積もりを依頼し、料金が明示される業者を選ぶことでトラブルを避けられます。相場を把握しておけば、過剰な請求をされる心配も減らせるでしょう。

信頼できる業者の選び方

業者選びでは「料金の明確さ」「対応の早さ」「実績や口コミ」を重視しましょう。ホームページに料金体系がはっきり記載されているか、作業前に見積もりを提示してくれるかを確認することが重要です。さらに、24時間対応や地域密着型の業者であれば緊急時も安心です。

口コミやレビューで「対応が丁寧」「作業が迅速」といった評価を得ているかどうかも信頼性の判断基準になります。大手チェーンだけでなく、地域で長年営業している鍵業者も候補に入れると選択肢が広がります。信頼できる業者を選ぶことで、防犯性の高い施工を安心して任せることができます。

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サムターンを理解して安全に暮らすために

鍵屋キーホーストップ画像

サムターンは日常生活に欠かせない便利な部品ですが、その便利さが侵入リスクにもつながります。本記事ではサムターンの仕組みや種類、サムターン回しという代表的な侵入手口、さらに防犯対策や交換方法について解説しました。

自宅のドアに取り付けられているサムターンを改めて確認し、必要に応じてカバー設置や防犯性の高い部品への交換を検討することが大切です。DIYでの交換が難しい場合は、信頼できる業者に依頼することで確実に安全性を高められます。

その際はぜひともキーホースまでご相談ください。キーホースでしたら、見積もり・出張費無料で現場に駆け付けます。サムターンの交換や防犯対策のご相談まで承ります。サムターンのことならキーホースまでお気軽にお問い合わせください。

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