家の鍵を紛失!合鍵作成の方法や費用について解説

更新日:2023/03/02
家の鍵を紛失!合鍵作成の方法や費用について解説

この記事でわかること

  • 家の鍵をなくしたときの対処法
  • 家の合鍵作製にかかる費用・時間などについて

「家の鍵をなくしてしまい家に入れない」
「合鍵を作製して解錠したい」そのようにお悩みの方へ向けた記事です。

どこを探しても鍵が見つからない時は本当に困ってしまいますよね。合鍵の作製は作る鍵の種類によって依頼先や完成までの費用・時間が変わります。
急ぎの場合は即日解錠できる方法もあるのでご安心ください。

この記事では家の合鍵作製の方法や費用、時間、注意点などについて詳しく解説します。正しく対処しないと空き巣などのリスクにもつながるので、ぜひ参考にしてください。

お電話は0120-955-127

鍵を紛失した場合の対応費用相場

家の鍵を紛失して家に入れない場合、解錠や鍵作製、シリンダー(鍵穴)交換を依頼する必要があります。

焦って対応して悪徳業者に高いお金を支払わないように、大体の費用相場を把握しておきましょう。それぞれの対応費用相場は下記のとおりです。

鍵開け費用相場

費用8,800円〜40,000円程度
時間5分〜1時間程度※最短即日
依頼先鍵専門業者
  • 鍵の解錠は鍵専門業者(鍵屋)に依頼しましょう。
  • 業者によっては電話をすると即日かけつけ、その場で解錠してくれます。
  • 防犯性の高い鍵ほど、費用も高くなる傾向です。

合鍵作製の費用相場

元鍵がある場合

費用500円〜5,000円程度
時間5分〜1時間程度
依頼先ホームセンター、合鍵屋、メーカー、オンラインショップ、鍵専門業者(出張費が発生する場合あり)

元鍵がない場合

費用16,500円~
時間鍵作製:1時間〜2時間程度メーカー取り寄せ:2〜4週間程度
依頼先鍵専門業者
  • 元鍵がある場合、鍵の種類によってはホームセンターなどでも依頼が可能です。
  • 作製する鍵の種類によっておすすめの依頼先が変わります。詳しくはあとの項で解説します。
  • 元鍵がなくても、鍵専門業者なら鍵穴から合鍵作製が可能です。

ただし高度な技術と手間がかかるため、費用や作業時間も多くかかってしまいます。

シリンダー交換の費用相場

費用11,000円〜 + 部品代(16,500円~27,500円)
時間30分〜1時間程度
依頼先鍵専門業者
  • なくした鍵が見つからない場合は、防犯のためにシリンダーの交換をおすすめします。第三者に鍵を拾われ家を特定された場合、空き巣に入られてしまうリスクがあるためです。
  • 元鍵が家の中から見つかれば良いですが、家の外で見つかった場合はすでに第三者に合鍵を作製されている可能性もあります。早めにシリンダーを交換しましょう。
  • 電子錠タイプのシリンダー交換は高額になる場合があります。

注意:賃貸の場合は勝手に合鍵作製はしない方が無難です。まずは大家さんや管理会社に鍵を紛失したことを報告し、指示に従いましょう。

合鍵作製の依頼先

家の合鍵作製には以下の方法があります。それぞれの特徴を解説していきます。

  • ホームセンターや合鍵屋で作製する
  • メーカーから取り寄せる
  • オンラインショップで購入する
  • 鍵専門業者(鍵屋)に作ってもらう

ホームセンターや合鍵屋で作製する

必要なもの元鍵、身分証明書

ホームセンターのサービスカウンターや、テナントとして入っている合鍵屋で作製可能です。ただし、店鋪によってはディンプルキーなどの複雑な鍵は対応してもらえない場合もあります。

そもそも合鍵作製自体を引き受けていないホームセンターもあるので、近くのホームセンターに依頼したい場合は事前に対応しているか確認しましょう。

注意:ホームセンターや合鍵屋に依頼する場合は、「元鍵(オリジナルキー)」が必要です。元鍵を紛失している場合はメーカーから取り寄せるか、鍵専門業者に鍵作製やシリンダー交換を依頼しましょう。

メーカーから取り寄せる

必要なもの鍵番号
時間2〜4週間程度

メーカーの純正キーには、鍵の製造番号(鍵番号)が刻印されており、この鍵番号がわかれば、メーカーから取り寄せたり、オンラインショップでも購入できます。

鍵の表面にはメーカー名が刻印されており、鍵の裏面には鍵番号が7〜8桁のアルファベットや数字で刻印されています。

メーカー取り寄せの場合、手元に鍵が届くまでに2〜4週間程度かかります。

注意:オリジナルキーではなく「合鍵」の場合は鍵番号の代わりに、4桁程度の商用番号が刻印されています。誤って合鍵の番号を伝えないように注意しましょう。

オンラインショップで購入する

必要なもの鍵番号
時間2〜4週間程度

鍵番号がわかれば、インターネット上の鍵作製専門店でも鍵を購入できます。

鍵番号を元に作る「メーカー純正キー」なので精度が高く、お店に直接出向かなくても注文できるというメリットがあります。ただしメーカー取り寄せと同様、手元に届くまでには2〜4週間程度かかります。

鍵専門業者(鍵屋)に作ってもらう

必要なもの身分証明書
時間作業時間は1~2時間程度 最短即日対応

「すぐにでも鍵を作製したい」という場合は鍵の専門業者に依頼しましょう。業者によっては連絡をしたその日のうちにかけつけて、即日作業を完了してくれます。

鍵屋に依頼するメリットは、鍵の解錠、合鍵作製、シリンダー交換をまとめて依頼でき、すべて即日作業を完了できるという点です。

ただし、元鍵がない状態から合鍵を作製する場合、鍵の種類によっては作製できない場合があります。

「鍵を紛失したので解錠後に予備の鍵を作りたい」など、解錠やシリンダー交換とセットで依頼するのが一般的で、合鍵作製のみの依頼は断られる場合もあります。

【合鍵作製】鍵の種類とおすすめの依頼先

鍵の種類によって最適な依頼先が変わります。まずは鍵の種類を確認しましょう。

ディスクシリンダー

ディスクシリンダー

左右どちらにもギザギザの溝が彫られている、もっとも一般的な鍵です。安価でシンプルな構造ですが、非常にピッキングに弱いという弱点があります。

ディスクシリンダーは2001年に廃盤になっていますが、築年数が長い家ではまだ使われている場合があります。もし家の鍵がこのタイプであれば、これを機に防犯性の高いシリンダーへの交換をおすすめします。

おすすめの依頼先ホームセンター、合鍵屋
費用相場500円〜1,000円程度
作業時間5〜10分程度

ピンシリンダー錠(ピンタンブラー錠)

ピンシリンダー

鍵の片方にギザギザの溝が彫られている鍵です。シリンダー内のピンが1列しかないシンプルな構造で、ピッキング対策が施された製品もありますが、総合的に防犯性は低めです。

ホームセンターや合鍵屋で簡単に合鍵が作製できます。

おすすめの依頼先ホームセンター、合鍵屋
費用相場500円〜1,000円程度
作業時間5〜10分程度

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダー

ディスクシリンダーの改良版で、鍵の両側がギザギザになっている鍵です。ギザギザタイプではありますが、ピッキングに強い構造をしています。

ホームセンターや合鍵屋で合鍵作製ができますが、非常に高い精度が求められるため店舗によっては断られる可能性もあります。確実に作製したいときは鍵の専門業者に依頼しましょう。

おすすめの依頼先ホームセンター、合鍵屋
費用相場500円〜1,000円程度
作業時間5〜10分程度

ディンプルシリンダー錠

ディンプルシリンダー

表面に大きさの異なるのクボミがあり、非常に複雑な構造で優れた防犯性を誇る鍵です。合鍵作製の難易度も高く、合鍵屋でも作製できない製品があります。

合鍵を作製したい場合、メーカーから取り寄せたほうが費用を抑えられるでしょう。

ただし、メーカー取り寄せの場合は2〜4週間ほどかかるため、急ぎの場合は鍵の専門業者に依頼しましょう。

おすすめの依頼先鍵専門業者、メーカー
費用相場3,000円~5,000円程度
作業時間合鍵作成:30分〜1時間程度メーカー取り寄せ:2〜4週間程度

電子錠

電子錠にはさまざまなタイプがあります。

  • カードキー
  • 暗証番号式
  • 指紋認証式
  • リモコン式
  • スマートロック式 など

電子錠の場合はカードキーやリモコンなどを紛失しても、再度登録し直すだけで紛失した鍵は使えなくなります。そのためシリンダー交換などは不要です。

リモコン式の場合、メーカーでリモコンを再購入できます。新たなリモコンを登録することで古いリモコンはすべて使えなくなります。

おすすめの依頼先メーカー、鍵専門業者
費用相場リモコン購入:6,000円〜30,000円程度カードキー再発行:2,000円〜3,000円程度
作業時間再登録作業:5分程度メーカー取り寄せ:2〜4週間程度

合鍵作製の注意点

合鍵作製の際には注意しなくてはならないポイントがあります。以下に6つの注意点をまとめました。

鍵を紛失したら警察に遺失物届けを

家の鍵を紛失したら警察または交番、駐在所などで、遺失物届けを提出しましょう。

地域によっては電話やインターネット、メールなどでも受け付けている場合があります。直接警察署などに行く時間がないときは警察署のホームページなどで調べてみましょう。

届出を出すと、万が一誰かが届けてくれた場合に連絡を受けられます。警察で保管される期間は3ヶ月なので連絡があった場合は早めに受け取りに行きましょう。

賃貸の場合は無断で合鍵を作製しない

マンションやアパートなど、賃貸住宅に住んでいる場合は勝手に合鍵を作製すると規約違反などでトラブルに発展したり、シリンダー交換の費用を請求されたりする可能性があります。賃貸住宅の鍵を紛失した際は、必ず管理会社や大家さんに連絡をしましょう。

管理会社は24時間営業している場合もあり、マスターキーで解錠してくれたり、合鍵を届けてくれる可能性もあります。

なくした鍵が見つからない場合はシリンダー交換を

落とした鍵を悪意のある人に拾われて不正に合鍵を作製された場合、気づかぬうちに何度も侵入されて金銭などを盗まれるというケースもあります。紛失した鍵がみつからない場合は、防犯面を考慮してなるべく早めにシリンダー交換をしましょう。

複製キーからの複製はできない

合鍵はオリジナルキーを元にブランクキーから削り出して作製します。

複製された合鍵とオリジナルの鍵にはわずかな誤差があるため、合鍵を元にさらに合鍵を作製すると、誤差が大きくなって正しく解錠できない可能性が高くなります。加えて、回しにくい鍵を使い続けると鍵が曲がったり、折れたりしてしまうこともあります。

複製された鍵から合鍵を作るのは不可能ではありませんが、こういった理由から断られることが多いでしょう。

持ち歩くのは合鍵の方にする

外出時に持ち歩くのは元鍵(オリジナルキー)ではなく、合鍵の方にすることをおすすめします。

元鍵の方を紛失してしまうと、残った合鍵からは鍵を複製することができず、また、元鍵の鍵番号が他人に知られてしまうと簡単に合鍵を作製されてしまうリスクがあるためです。元鍵はなくさないように自宅で大切に保管しておきましょう。

複製できない鍵もある

鍵によってはシリンダーがすでに廃盤になっていて取り寄せできなかったり、特許権やID登録制など、勝手に鍵の複製ができない場合もあります。

MIWA PR
メーカーが特許権を持つMIWA PR

MIWAの「PR」や「PS」はメーカーが特許権を持っており、複製が禁止されています。そのため鍵の専門業者でも複製依頼を断っており、メーカーから純正キーを取り寄せる必要があります。

また、ディンプルキーの中には購入の際にID登録を行う「登録制シリンダー」という種類があります。登録制シリンダーの鍵を複製する場合はメーカーに発注しなくてはならず、IDや鍵番号、登録したパスワード情報などが必要になるため、シリンダーの登録者(持ち主)以外は複製できません。

ホームセンターや合鍵屋で対応を断られても、鍵専門業者によっては専用キーマシンがあり、切削できる鍵もあります。

キーホースでは、MIWA U9・WEST916・WEST917・GOAL V-18・KABA カバエースなどに対応しております。まずはお電話にてお問合せください。鍵の種類や特徴を把握していると、依頼がスムーズになります。

なくした鍵がよく見つかる場所

鍵を紛失して鍵屋に解錠依頼をしたけど、業者が到着する前に鍵が見つかって依頼をキャンセルするというケースもあります。

すでに心当たりの場所は探しているかと思いますが、最後にもう一度確認してみましょう。なくした鍵がよく見つかるのは以下のような場所です。

  • ポケットの中
  • カバンの中
  • 財布の中
  • 車の中
  • 書類の間
  • トイレ
  • ゴミ箱の中(誤って捨ててしまった)
  • 冷蔵庫の中(買った食材と一緒に入れてしまった)
  • 喫煙した場所
  • 会社のデスクやロッカー
  • 電車やバス
  • 立ち寄ったお店や施設

どうしても鍵が見つからないときは鍵屋に相談

心当たりをすべて探しても鍵が見つからず、すぐに対応する必要があるときはプロの鍵屋に相談しましょう。

鍵屋キーホースならお電話から最短15分で鍵専門のスタッフが駆けつけ、その場で解錠・合鍵作製・シリンダー交換まで対応可能です。

出張費・見積り無料!現場の状況を確認し、すべての費用を含んだ具体的なお見積りを作成。内容を確認後依頼をするか判断できるので安心です。

鍵の紛失でお困りの際はお気軽にご連絡ください!

お電話は0120-955-127

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