自分で鍵交換をするのは難しい?失敗しない手順や注意点を教えます!

更新日:2025/02/26
自分で鍵交換をするのは難しい?失敗しない手順や注意点を教えます!

この記事でわかること

  • 自分で鍵交換をする際に準備すること
  • 鍵の選び方
  • 自分で鍵交換をする方法

「鍵交換は自分でできるの?」
「自宅に合った鍵の選び方が分からない…」

このようなお悩みはありませんか?

鍵交換を自分で行えば、業者へ依頼するよりも費用を抑えることができます。

本記事では、自分で鍵交換をする前に準備すること鍵交換の手順について解説します。

今すぐに鍵交換を検討している方は、出張料・見積り料無料のキーホースにご相談ください。

お電話は0120-955-127

自分で鍵交換をする前に準備すること

鍵

自分で鍵交換をする際は、事前の準備が重要です。

ここでは、鍵交換をする前に準備することについて解説します。

鍵交換が必要か確認する

まずはメンテナンスや修理を行い、鍵交換が本当に必要かどうかを確認しましょう。

鍵のメンテナンスと修理方法は、以下の通りです。

①鍵穴の汚れを掃除機で吸い出し、鍵穴専用の潤滑剤を注入した後、キーで馴染ませる。
②キーの汚れを歯ブラシで磨き、柔らかい布で拭き取る。
③ドア側面にあるラッチケースや錠ケースのネジを締め直す。
④ラッチ(ドア側面にある三角形の金具)に鍵穴専用潤滑剤を注入し、指で馴染ませる。
⑤ストライク(受け金具)の位置を調節する。

上記の方法でトラブルが解決しない場合は、経年劣化による部品の摩耗や損傷の可能性が高いため、交換をおすすめします。

また、鍵穴やドア側面にある錠ケースの洗浄や注油などのメンテナンス方法もありますが、DIY初心者だと難易度が高いため、業者への依頼をおすすめします。

シリンダー交換か錠前交換か確認する

自分で鍵交換をする方法は、ドアに取り付けられている鍵全体の交換(錠前交換)と鍵穴交換の2つに分けられます。

引戸錠やプッシュプル錠の一部、握り玉タイプのドアノブであるインテグラル錠は錠前交換になることが多いです。

鍵穴交換は比較的作業が簡単ですが、錠前交換は作業工程が鍵穴交換よりも多く、部品の選定も難しくなるので、不安であれば業者に任せましょう。

鍵の型に適合したシリンダーを探す

シリンダー(鍵穴)交換の場合、錠前に異常がなければそのまま使用することがほとんどです。

鍵穴は錠前に合ったものを用意する必要があり、ドア側面のプレートや錠前に刻印されているメーカー名型番で検索すると、対応する鍵穴を探せます。

美和ロックを例にすると、「MIWA LAMA」「MIWA 13LA」が刻印されているものを「MIWA LA(DA)用交換シリンダー」と言います。

下記の品番を総称して「MIWA LA(DA)シリンダー」と呼び、同じ品番であれば取り替えることができます。

【MIWAの刻印】

13LAAFFALAL-02AL3MALA
DADASPDHDVDVFFE
FGLALAFLAGLAMALASP
MH. LHLVLVFPAPA-01PASP
PGPGAPPAWLAWLH

また、防犯性や見た目を変えたいときは、別のメーカーでも型番に対応している鍵穴があれば交換可能です。

元の鍵と同じメーカー、型番の鍵穴であれば、部品選びに失敗しないでしょう。

ドアのサイズを計測する

鍵交換で1番重要なポイントは、ドアのサイズを正しく計測することです。

下記のサイズに合う鍵があれば、メーカーや型番が違っても自分で交換することができます。

既存の鍵が廃盤になっている場合は、計測したドアのサイズに合ったものを購入しましょう。

開き戸タイプのドアの計測箇所は、以下の通りです。

①ドアの厚み

錠前の種類はドアの厚さによって異なるので、正しく計測する必要があります。計測する際は、錠前のプレートは含めず、ドアの厚みのみを計測しましょう。

②フロントプレートの長さ・幅

フロントプレートは、ドア側面についている金属板のことで、かんぬきやラッチが出てきます。

③ビスピッチ

ビスピッチは、フロントプレートを固定している上ネジの中心から下ネジの中心までの長さです。

④バックセット

バックセットは、ドアの端から錠前中央までの距離のことで、製品の説明には「B/S」や「B.S」と表記されていることが多いです。

引戸タイプ(戸先鎌錠)の戸の計測箇所は、以下の通りになります。

戸先鎌錠の寸法を測る場所
①室外側の錠前カバーの長さと幅
②室内側の錠前カバーのビスピッチ
③錠ケースの長さと幅
④鍵穴の中心から戸の端までの長さ(バックセット)

引き戸タイプ(召合せ錠)の戸の計測箇所は、以下の通りです。

召合せ錠の計測箇所
①戸の厚み
②室外側の錠前カバーの長さと幅
③室内側の錠前カバーの上ネジの中心から下ネジの中心までの長さ(ビスピッチ)
④鍵が埋め込まれている切り欠き穴の長さと幅

賃貸住宅の場合はまず管理会社に確認をする

賃貸

賃貸物件は貸主の所有物であり、個人の判断で鍵交換を行なってしまうと、契約違反になったりトラブルに発展することもあります。

賃貸の鍵交換は原則、物件を管理している大家や管理会社への確認が必要です。

勝手に鍵を交換した場合、火災や水漏れなどの緊急時に大家が住戸に入れなかったりしますし、退去時に原状回復(元に戻すこと)を求められる可能性もあります。

鍵を変えたい事情をきちんと大家や管理会社に伝え、許可がおりた場合だけ鍵を変えましょう。

また、大家や管理会社指定の業者があるケースが多く、故障や防犯面の不具合があれば管理者側が業者を手配してくれることもあります。

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何を基準に鍵を選べば良い?

疑問

鍵交換をしたいものの、何を基準に鍵を選べばよいか分からない方も多いのではないでしょうか。

ここでは鍵を選ぶ際のポイントについて解説します。

価格で選ぶ

なるべく費用を抑えたい方は、価格で鍵を選ぶのも1つの方法です。

室内や浴室の鍵であれば防犯性を気にしなくても良いので、価格が安いものでも問題ありません。

しかし、玄関や勝手口は空き巣の侵入経路にもなるので、ホームセンターやネットショッピングで販売されている安すぎる鍵は、防犯性が低いものが多いためおすすめできません。

鍵の種類について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご確認ください。

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防犯性で選ぶ

警察庁が公表している「住まいる防犯110番」によると、侵入に5分以上かかると約7割が犯行を諦め、10分以上かかるとほとんどが諦める、と回答しています。

防犯性で鍵を選ぶ際は、建物に対するさまざまな侵入方法に5分以上防御できるかどうかの試験に合格したCPマークの製品を参考にしましょう。

CPマークの鍵に多いディンプルキーは、耐ピッキング性能や耐鍵穴壊し性能が高いです。

ディンプルキーについては、以下の記事で紹介しています。是非ご一読ください。

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誰が使うかで選ぶ

交換場所の錠前を子どもや高齢者が使用する場合、握り玉のドアノブだと開けにくいと感じるかもしれません。

浴室や玄関が握り玉のドアノブであれば、浴室だとレバーハンドル錠の交換、玄関であればプッシュプル錠に交換にすると操作がしやすくなります。

ただし、別の種類の錠前に交換するときは、ドアの加工が必要になってしまうことが多く、DIYだと難易度が上がってしまう点について注意しましょう。

デザイン性で選ぶ

玄関ドアのデザインや室内の雰囲気に合った鍵に交換する方法もあります。

鍵は同じ機能性でも色や見た目などのバリエーションが豊富なので、おしゃれなものを選ぶことが可能です。

どこの鍵かで選ぶ

メーカー名で鍵を選ぶメリットは、対応している鍵穴や錠前の数が比較的多い点です。

有名な錠前メーカーは、以下の通りです。

・美和ロック
・ドルマカバ
・GOAL(ゴール)
・WEST(ウエスト)
・長沢製作所
・ミネベアショーワ
・川口技研
・シブタニ
・ALPHA(アルファ)

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自分で鍵交換をする手順

方法

自分で鍵交換をするときは、締め出しや閉じ込めを防ぐため、ドアを開けたままの状態で作業しましょう。

また、錠ケースを取り付ける際は、ラッチの斜面が室内側を向くように取り付けてください。

ここでは、自分で鍵を交換する方法について解説します。

自分でシリンダー交換をする方法

自分で鍵穴を交換する際は、プラスドライバーとマイナスドライバーを用意してください。

自分でシリンダーを交換する方法は、以下の通りです。

①フロントプレートに固定されているネジをプラスドライバーを使って外し、フロントプレートを取り出します。

①フロントプレートに固定されているネジをプラスドライバーを使って外し、フロントプレートを取り出します。

②室外側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って外し、古いシリンダーを取り出します。

②室外側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って外し、古いシリンダーを取り出します。

③鍵穴に刻印されているメーカーの向きを確認し、新しいシリンダーを取り付けます。

③鍵穴に刻印されているメーカーの向きを確認し、新しいシリンダーを取り付けます。

④室外側のシリンダーを押さえた状態でピンを挿し込みます。

④室外側のシリンダーを押さえた状態でピンを挿し込みます。

⑤フロントプレートを取り付け、プラスドライバーを使ってネジで固定します。

⑤フロントプレートを取り付け、プラスドライバーを使ってネジで固定します。

⑥ドアを開けた状態でキーを挿し込み、施解錠できるか確認します。

自分で錠前交換をする方法

ここでは、錠ケースがドア側面に掘り込まれているケースロック(箱錠)と錠ケースがドアに固定されている面付箱錠の交換方法について解説します。

自分でケースロック(MIWA LA)を交換をする方法は、以下の通りです。

①室内側のドアノブを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、室内側のドアノブを引き抜きます。

①室内側のドアノブを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、室内側のドアノブを引き抜きます。

②室外側のレバーハンドルを引き抜きます。

②室外側のレバーハンドルを引き抜きます。

③室内側のレバーハンドルの台座カバーの側面にあるくぼみにマイナスドライバーを挿し込み、てこの原理で台座カバーを取り外します。

③室内側のレバーハンドルの台座カバーの側面にあるくぼみにマイナスドライバーを挿し込み、てこの原理で台座カバーを取り外します。

④室内側のレバーハンドルの台座を固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、台座を取り外します。

④室内側のレバーハンドルの台座を固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、台座を取り外します。

⑤室外側の台座カバーを取り外します。

⑥ドア側面のフロントプレートを固定しているビスをプラスドライバーで外し、フロントプレートを取り外します。

⑥ドア側面のフロントプレートを固定しているビスをプラスドライバーで外し、フロントプレートを取り外します。

⑦室内側のシリンダーを手で固定した状態で、室内側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って取り出し、シリンダーを取り外します。

⑦室内側のシリンダーを手で固定した状態で、室内側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って取り出し、シリンダーを取り外します。

⑧室外側のシリンダーを手で固定した状態で、室外側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って取り出し、シリンダーを取り外します。

⑧室外側のシリンダーを手で固定した状態で、室外側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って取り出し、シリンダーを取り外します。

⑨錠ケースを固定しているネジをマイナスドライバーを使って外します。

⑨錠ケースを固定しているネジをマイナスドライバーを使って外します。

⑩錠ケースを取り出します。

⑩錠ケースを取り出します。


⑪逆の手順で新しい錠ケースを取り付けます。

自分で面付箱錠(MIWA PMK)を交換する方法は、以下の通りです。

①室内側のレバーハンドルを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、両側のドアノブを引き抜きます。

①室内側のレバーハンドルを固定しているネジをプラスドライバーを使って外します。
室内側のドアノブを引き抜きます。

②室内側の面付箱錠を固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、面付箱錠前を取り外します。

②室内側の面付箱錠を固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、面付箱錠前を取り外します。


※古い面付箱錠の場合、取り外す際にドアの塗装が剥がれることがあるので、カッターで周りに切り込みを入れて取り外しましょう。
③新しい面付箱錠を逆の手順で取り付けます。

自分でプッシュプル錠をする方法

自分でプッシュプル錠(MIWA PG)を交換する方法は、以下の通りです。

①室内側のドアノブを固定している上下のネジをプラスドライバーを使って外します。

➀室内側のドアノブに固定されているネジを外します(上下2ヶ所)

②室内側のドアノブを引き抜きます。

②室内側のドアノブを引き抜きます。

③室内側の金具を固定している上下のネジをプラスドライバを使って外します。

③室内側の金具を固定しているネジを外します(上下2ヶ所)

④室内側の金具を取り外します。

④室内側の金具を取り外します。

⑤室外側のプッシュプル錠を取り外します。

④室外側のドアノブを取り外します

⑥ドア側面の上下のフロントプレートを固定しているネジをプラスドライバーで外し、フロントプレートを取り外します。

ドア側面のフロントプレートのネジを外します(上下2ヶ所)
ドア側面のフロントプレートを外します(上下2ヶ所)。

⑥室外側の上下のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーを使って取り出します。

⑥室外側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーで取り出します(上)。
⑥室外側のシリンダーを固定しているピンをマイナスドライバーで取り出します(下)。

⑦室外側の上下のシリンダーを外します。

⑦上のシリンダーを外します
⑦下のシリンダーを外します。

⑧上下の錠ケースを取り出します。

⑧ドア側面にある錠ケースを取り出します(上下2ヶ所)。

⑨プッシュプル錠を逆の手順で取り付けます。

自分でインテグラル錠を交換する方法

インテグラル錠とは、鍵穴がドアノブの中に入っているキーイン・ノブタイプのドアノブです。

ドア側面にはラッチとかんぬきが備わっており、玄関や勝手口で使用されます。

自分でインテグラル錠を交換する方法は、以下の通りになります。

①室内側のドアノブの丸座(ドアノブとドアの間にある座)をグリップ付きの手袋やウォーターポンププライヤーを使用し、反時計回りに回して外します。

➀室内側のドアノブの丸座近くを掴み、反時計方向に回して外します

②室内側の丸座裏金(丸座を固定しているネジの受け金)を固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、丸座裏金を取り外します。

②プラスドライバーで室内側の丸座裏金を固定しているネジを外し、丸座裏金を取り外します

③室外側のドアノブを引き抜きます。

③室外側のドアノブを引き抜きます

④錠ケースを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、錠ケースを引き抜きます。

④ドア側面のフロントプレートを固定しているネジを外します
④ドア側面のラッチケースを引き抜きます。

⑤新しい錠ケースを取り付け、プラスドライバーを使ってネジを固定します。

➀ラッチの三角形の金具の斜面が、室内側に向くようにラッチケースを取り付けます
➀ラッチケースをネジで固定します。

⑥室外側のドアノブの向きに注意しながらドアに挿し込みます。

②室外側のドアノブを溝が合わさるように取り付けます

⑦室内側に丸座裏金を取り付け、プラスドライバーを使ってネジを固定します。

③室内側に丸座裏金を取り付け、ネジで固定します。

⑧室内側のドアノブを取り付け、時計回りに回して取り付けます。

④室内側のドアノブを取り付け、時計回りに回して取り付けます

ドアノブの交換方法については、以下の記事で紹介しています。是非ご覧ください。

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自分で引き戸錠を交換する方法

引き戸錠には、戸先に錠前を取り付けて施解錠を行う戸先鎌錠と2枚の戸が重なる部分に錠前を取り付ける召合せ錠の2種類があります。

自分で戸先鎌錠を交換する方法は、以下の通りです。

①室内側の錠前カバーを固定しているネジをプラスドライバーを使って外します。

引き戸を開けた状態で、室内側の化粧座のビス2箇所を外す

②室内側、室外側の錠前カバーを外します。

室内側、室外側の化粧座を外す

③錠ケースを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、錠ケースを取り出します。

引き戸の側面に設置されている錠ケースのビスを外し、錠ケースを取り出す

④新しい錠ケースを入れて、逆の手順で取り付けます。

召合せ錠を自分で交換する方法は、以下の通りになります。

①室内側の錠前カバーを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、錠前カバーと錠ケースを取り出します。

室内側の化粧座のビスを外し、化粧座と錠ケースを外す

②室外側の錠前カバーを固定しているネジをプラスドライバーを使って外し、錠前カバーと錠ケースを取り出します。

室外側の化粧座のビスを外し、化粧座と錠ケースを外す

③室外側の引き戸に新しい錠ケースをはめ込み、プラスドライバーを使ってネジを仮止めします。

室外側の引き戸に新しい錠ケースをはめる

④室内側の引き戸に新しい錠ケースをはめ込み、プラスドライバーを使ってネジを仮止めします。

室内側の引き戸に新しい錠ケースをはめ込む(こちらも仮止め)

⑤室内側の錠前カバーの穴にピンを挿し込み、高さを調整して室外側まで貫通させます。

鍵の位置を調整する

⑥ピンが貫通したらマイナスドライバーを使って室内側のネジを本締めします。

引き戸の鍵交換について詳しく知りたい方は、下記の記事も併せてご確認ください。

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自分でサムラッチ錠を交換する方法

サムラッチ錠とは、親指(サム)で金具(ラッチ)を押してドアを開け閉めする錠前です。

古い住宅に取り付けられていることが多く、別名装飾錠と呼ばれます。

自分でサムラッチ錠を交換する方法は、以下の通りです。

①室内側のドアノブを固定しているネジをプラスドライバーで外します。

➀室内側のドアノブを固定しているネジを外します。

②室内側のドアノブ、室外側のドアノブの順に取り外します。

②室内側のドアノブを外します
④室外側のドアノブを外します

③室内側のサムターン(ツマミ)を固定しているネジをプラスドライバーで外し、室内側のサムターンと室外側の鍵穴を取り外します。

サムターンのネジを外します
鍵穴のネジを外します

④ドア側面のラッチケースと錠ケースのネジをプラスドライバーで取り外し、ラッチケースと錠ケースを取り出します。

⑤ドア側面の錠ケースを固定しているネジを外し、錠ケースを取り出します

⑤新しいラッチケースと錠ケースを挿し込み、逆の手順で取り付けます。

お電話は0120-955-127

自分で鍵交換をする際の注意点

注意点

注意点を守らずに自分で鍵交換をしてしまうと、トラブルに繋がるおそれがあります。

ここでは、自分で鍵交換をする際の注意点について解説します。

購入する鍵は返品できない

鍵交換で最も懸念するリスクは、部品選びを間違える可能性が高い、ということでしょう。

一度購入した部品は合鍵を複製されているかもしれない、という懸念もあり、鍵としての防犯性や商品価値がなくなってしまうため、購入後の返品ができない場合が多いです。

自分で購入した場合、間違えた部品を購入してしまったとしても返品ができない、というリスクを念頭に置いておきましょう。

賃貸の場合は管理会社や大家に連絡する

先述した通り、管理会社や大家に連絡せずに鍵交換をしてしまうと、契約違反につながります。

賃貸借契約書を確認し、鍵交換の取り決めについて分からない部分は貸主に聞いておきましょう。

賃貸の鍵交換については、以下の記事も併せてご確認ください。

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共用部分と連動している鍵は要注意

賃貸住宅や分譲住宅に見られる、エントランスのキーと玄関のキーが連動した逆マスターキーは、依頼してもすぐに鍵交換ができません。

貸主を通して鍵の発注をしなければならないため、取り寄せに約1ヶ月程度かかってしまうのです。

引越し先の鍵が逆マスターキーであれば、早めの交換をおすすめします。

無理に作業を進めない

ネジが最後まで閉まらない、部品の取り付けや取り外しができない、といったときは、作業を中断して業者へ依頼しましょう。

無理やり作業を進めてしまうと、部品の破損ドアの損傷が起きてしまうかもしれません。

さらに、取り付けに不具合があれば、防犯性が低下して侵入されやすくなるデメリットも把握しておきましょう。

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自分で鍵交換をするのが難しければ業者に依頼しよう!

鍵屋に依頼する

自分でシリンダーを交換することに不安を感じているのであれば、鍵屋などの専門業者に依頼するのがおすすめです。

自分で交換すれば費用は部品代程度で済みますが、失敗時の損失費用も付き物です。

また、ドアや鍵の種類によって適合するシリンダーや手段もさまざまであるため、鍵の知識がない方は初めから鍵業者へ依頼するのも手でしょう。

ここでは、業者にドアノブ交換を依頼するメリットや費用相場について解説します。

業者に依頼するメリット

鍵屋に依頼すれば、鍵の構造に関して熟知しているスタッフが作業を行なってくれます。

また、鍵交換時にどの程度の防犯性能が欲しいのか、交換のための予算はいくらなのか、といった事情をヒアリングし、要望に沿った提案をしてくれます。

交換作業に慣れたスタッフが担当するので作業速度が早く、時間があまりない忙しい方にとっても鍵屋を利用するメリットは大きいでしょう。

業者に依頼したときの費用相場

ドアノブの鍵交換を業者に依頼した時の費用相場は、以下の通りです。

作業内容 費用(税込)
鍵穴交換 約16,500~36,300円
錠前交換 約27,500~46,200円
プッシュプル錠の交換 約66,000~110,000円
インテグラル錠の交換 約16,500~27,500円
引戸錠の交換 約27,500~44,000円
サムラッチ錠の交換 約44,000~88,000円

鍵交換は、錠前の種類や鍵穴の個数によって費用が大きく変化します。

悪徳業者によるぼったくりを防ぐためにも、3社程度相見積もりを取っておおよその費用を把握しておきましょう。

鍵交換ならキーホースにお任せください!

鍵屋キーホーストップ画像

本記事では、自分で鍵を交換する手順や鍵交換をする際の注意点について解説しました。

鍵交換はDIYでも可能ですが、部品の選び方が分からない、鍵の取り付けに不安がある、といった方は業者への依頼を検討しましょう。

鍵屋のキーホースでは、出張料と見積り費用が掛かりませんので、お気軽にご相談ください。

お電話は0120-955-127

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