シャッターが開かない!?自分でできる開け方と注意点を解説!
この記事でわかること
- シャッターが開かなくなる主な原因
- 鍵がない場合に自分で試せる開け方と注意点
- 電動シャッターが動かないときに手動で開閉する方法
- 業者に依頼するメリットと費用相場
- 信頼できる業者を選ぶためのポイント
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シャッターが突然開かなくなると、家の出入りや店舗の営業に大きな支障が出てしまいます。原因はさまざまですが、正しい方法を知っておけば自分で対処できることも多く、無理に力を入れて壊してしまうリスクを避けられます。
本記事では、シャッターが開かなくなる主な原因を整理し、鍵がない場合や電動シャッターが動かない場合の具体的な開け方、そして業者に依頼すべきタイミングまで、初心者の方でもわかりやすく解説します。万が一のトラブルに慌てず、状況に合った最適な方法で安全にシャッターを開けられるように、ぜひ参考にしてください。
シャッターが開かなくなる主な原因

シャッターが開かなくなるのには、いくつか代表的な原因があります。普段は問題なく開閉できていても、長年の使用や環境の影響で少しずつ不具合が進行し、ある日突然動かなくなるケースは少なくありません。
原因を知っておくと、応急処置や正しい開け方を選ぶ際に役立ちます。ここでは、錆やゴミの詰まりから部品の摩耗、電動シャッターの電源トラブルまで、特に発生頻度が高いものを順に紹介します。まずは自分のシャッターにどの症状が当てはまるかを確認し、無理な力を加えず冷静に対応することが大切です。
錆や異物の挟まり
シャッターのレールや可動部分には、雨風にさらされることで砂や埃、落ち葉などの異物が溜まりやすくなります。これらが挟まると、スムーズに動かなくなり、最悪の場合完全にシャッターが動かなくなってしまいます。
また、湿気の多い場所では金属部分に錆が発生し、可動部が固着することも珍しくありません。定期的に掃除をしてゴミや埃を除去することがトラブル防止の基本です。もし異物が詰まって動かない場合は、無理に引っ張るのではなく、汚れを取り除いた後に潤滑剤を使って滑りを良くするなど、慎重な対応が必要です。
ガイドレール・スラットの変形や歪み
ガイドレールやスラット部分が台風などの強風や衝撃によって変形したり、歪んでしまうことがあります。これが原因になると、レールにスラットが引っかかってしまい、手で開けようとしてもビクともしなくなることがあります。
変形が小さい場合には自分で慎重に修正できることもありますが、無理に力をかけると余計に破損したり、怪我をする危険性もあります。少しでも大きな歪みが見つかった場合は、無理に開けずに専門の業者に相談し、適切に補修してもらうことが安全で確実な方法です。
バネやシャフト機構の劣化・緩み
手動で開閉するシャッターには、巻き上げを補助するためのバネやシャフトが内蔵されています。この部品は長年の使用で徐々に劣化したり、緩んでしまうことがあります。バネが緩むとシャッターの上げ下げが急に重く感じるようになり、無理に動かすとさらに破損が進行する恐れがあります。
放置するとシャッターが途中で止まったり、落下して思わぬ事故につながることもあるため、異音や重さを感じた時点で早めに調整や交換を検討することが大切です。自力で直すのは危険なので専門の業者に依頼しましょう。
電動シャッターの電源・制御系のトラブル
電動シャッターの場合、機械トラブルのほかに、リモコンの電池切れ、ブレーカーが落ちている、電源プラグが抜けているなど、基本的な電源トラブルが原因のこともあります。また、障害物センサーの誤作動やモーターの不調で動かない場合もあり、機械内部の不具合は自力での対応が難しいことが多いです。
まずは電源やリモコン、ブレーカーの状態を確認し、問題がなければ取扱説明書を参照してリセット操作を試してみましょう。それでも改善しない場合は、手動モードへの切替や専門業者への相談を検討してください。
鍵穴の詰まり・錆・不具合
鍵穴の内部に埃や砂が入り込んでしまったり、長期間使用しなかった鍵穴が錆びて動かなくなるケースもよくあります。無理に鍵を回そうとすると、鍵が中で折れたり、さらに状況が悪化することもあるので注意が必要です。
鍵穴の詰まりを解消するには、掃除機でゴミを吸い出したり、潤滑剤を吹きかけて滑りを良くする方法が一般的です。それでも鍵が回らない場合は、無理をせずに専門の鍵業者に相談して対応してもらうのが安全です。鍵の管理をこまめに行い、定期的なメンテナンスも忘れないようにしましょう。
シャッター本体や鍵部品の劣化・破損
シャッター本体や鍵の部品自体が経年劣化していると、ある日突然動かなくなることがあります。金属疲労や部品の摩耗によって、可動部が固着したり、鍵が回らなくなるトラブルは意外と多いです。こうした場合は一時的に修理で対応できることもありますが、シャッター全体の寿命が近い可能性も考えられます。
無理に動かして大きな破損を招く前に、専門業者に点検を依頼し、必要に応じて部品交換やシャッター全体の交換を検討しましょう。定期的な点検がトラブルの予防に役立ちます。
シャッターの鍵がない場合の開け方と注意点

シャッターの鍵を紛失してしまった、または鍵が手元にない状況で開けなければならないとき、焦って無理にこじ開けようとすると故障や怪我の原因になります。こうしたトラブルは意外と多く、正しい方法を知っておくことで被害を最小限に抑えられます。
ここでは、手動シャッターと電動シャッターに分けて、鍵がない場合に自分で試せる具体的な開け方と注意点を詳しく解説します。ただし、どの方法も必ず安全を優先し、無理をしないことが大切です。少しでも不安を感じた場合は、無理に作業せず鍵業者への依頼を検討しましょう。
手動シャッターの開け方と注意点
鍵がない状態で手動シャッターを開けたいときは、まず鍵穴の状態を確認しましょう。応急処置でどうにもならない場合は、無理に力をかける前に鍵業者に依頼することが最善です。
掃除機で鍵穴内のゴミを吸い出す
鍵穴に細かいゴミや砂が詰まっていると、鍵がうまく入らなかったり回らなくなることがあります。まずは家庭用の掃除機の細いノズルを使って鍵穴の内部を丁寧に吸い取りましょう。このとき、鍵穴に直接ノズルを押し付けすぎないよう注意し、周囲のホコリや砂も一緒に取り除くと効果的です。
掃除後、鍵を再度差し込んでスムーズに回るかを確認してください。もしゴミが奥に詰まっていて吸い出せない場合は、無理にピンなどを差し込むと故障の原因になるので避けましょう。
▼関連ページクエン酸やお酢で錆を除去する
長年使用していない鍵穴は内部が錆びついていることがあります。錆を取る方法として、クエン酸水やお酢を綿棒に含ませ、鍵穴周辺を軽く拭いてから少量を内部に浸透させます。しばらく置いた後に柔らかいブラシでやさしく掃除することで、軽度の錆なら除去が可能です。
ただし、過度な量の液体を入れると逆に内部部品が痛むことがあるため、あくまでも少量で行いましょう。作業後は鍵を差し込んでスムーズに動作するかを確認してください。
鍵穴専用の潤滑剤を注入する
錆びや埃を取り除いても鍵が固い場合は、鍵穴専用の潤滑剤を使って動きを滑らかにすると効果的です。潤滑剤は市販の鍵穴スプレーを使用し、少量ずつ吹きかけながら鍵をゆっくり回してなじませます。
潤滑剤の代わりに家庭用の油を使うと埃を呼び寄せて逆効果になることがあるので、必ず鍵専用の製品を使用してください。それでも改善しない場合は無理をせず、部品の破損を防ぐためにも専門業者への相談が安心です。
▼関連ページハサミやマイナスドライバーを使う
どうしても鍵がなく開ける必要があるときの最終手段として、ハサミやマイナスドライバーを使い鍵穴をピッキング風に操作する方法があります。ただし、これは成功率が低く、鍵穴を傷つけたり内部部品を壊してしまう危険性があります。
適切な角度や力加減がわからないまま行うと状況を悪化させるだけなので、試す場合は自己責任となります。できるだけ避け、緊急性が高い場合はすぐに鍵業者に依頼することを強くおすすめします。
電動シャッターの開け方と注意点
電動シャッターの場合、鍵が手元になく動かない場合でも、まずはリモコンや制御装置の基本を確認してください。ただ、自力での修理は危険を伴うので、取扱説明書に従って手動モードに切り替え、無理をせず業者に依頼してください。
キーのリモコン電池を確認し交換する
電動シャッターが開かない原因として非常に多いのが、リモコンの電池切れです。まずはリモコンのカバーを外し、電池を新しいものに交換してみましょう。交換後はシャッターが正常に作動するかを確認してください。
長期間電池を交換していない場合や、リモコンを落とした衝撃で接触不良が起きている場合もあります。電池を入れ替えても動作しない場合は、リモコン本体の故障も考えられます。その際はスペアリモコンや本体の操作パネルで直接操作を試みるのも一つの手です。
シャッター本体の電源やセンサー周りをチェック
リモコンの電池に問題がない場合は、シャッター本体の電源や制御回路を確認しましょう。まずはブレーカーが落ちていないかをチェックし、電源プラグが抜けていないかを確認します。
次に、シャッターの開閉を妨げる物が近くにないか、障害物センサーが誤作動していないかを見てみましょう。掃除や障害物を除去したあと、再度操作してみてください。
それでも動かない場合は、モーターの故障や制御基板の異常など、自力で修理するのが難しい場合が多いです。無理に分解せず、専門業者に点検を依頼することをおすすめします。
電動シャッターが動かないときに手動で開閉する方法

電動シャッターが突然動かなくなった場合、停電や電源トラブル、モーターの故障などさまざまな原因が考えられます。このような時に知っておきたいのが、手動で開閉する方法です。電動シャッターは、停電時や故障時のために手動開閉モードを備えているものが多く、正しい手順を知っていれば安全にシャッターを開け閉めできます。
ただし、無理な力を加えたり、操作方法を誤るとシャッターや内部機構を損傷させてしまうこともあるので注意が必要です。ここでは、電動シャッターを手動で開閉するための基本的な手順と、それぞれのポイントを詳しく紹介します。
電源をオフにする
電動シャッターを手動モードに切り替える前に、必ず電源を切ることが大切です。作業中に突然電源が復旧したり、誤ってリモコンが操作されると、シャッターが予期せず動いてしまい、怪我や機械の損傷につながる恐れがあります。
まずはブレーカーを確認してオフにするか、コンセントから電源プラグを抜いて完全に電源を遮断しましょう。マンションや店舗でブレーカーの場所がわからない場合は、管理会社に確認してから作業を進めてください。安全を最優先に、必ず電源を落とす手順を守りましょう。
手動切替機構を操作する
電源を切ったら、シャッターを手動モードに切り替えます。多くの電動シャッターには、非常時用の手動切替レバーやシリンダーが付いており、これを操作することで電動から手動に切り替えることができます。切替機構はシャッターボックス内やシャッターの近くに設置されていることが多いので、取扱説明書を確認しながら場所を探してください。
レバーを引く、シリンダーを回すなど、機種によって操作方法は異なりますが、無理に力を入れずゆっくりと動かすのがポイントです。レバーが硬くて動かない場合は、潤滑剤を使うなどして慎重に対応してください。
手動で開閉する
手動モードに切り替えた後は、実際にシャッターを開閉します。チェーンやハンドルが付いている場合は、それを使って少しずつ持ち上げるのが一般的です。もしチェーンがない場合は、シャッターの下端を両手で持ち、中央を意識して均等な力でゆっくりと持ち上げましょう。
急に強く引っ張ると、歪みや引っかかりが生じてさらに動きが悪くなることがあります。また、開けた後は無理に途中で止めず、完全に開け切るか閉め切るようにしておくと、次に開閉するときの負担を減らせます。重くて動かない場合は無理をせず、すぐに専門業者に相談してください。
使用後は必ず電動に戻す
手動操作が終わった後は、必ず元の電動モードに戻すことを忘れないようにしましょう。手動モードのまま放置すると、操作性が悪くなるだけでなく、防犯面でもリスクが高まります。戻し方は機種によって異なりますが、手動切替レバーやシリンダーを元の位置に戻すだけの場合が多いです。
復旧後は電源をオンにして、通常通りリモコンやスイッチで正常に動作するかを確認してください。もし復帰しても動かない場合は、モーターや制御基板に不具合がある可能性があるため、早めに専門の業者に点検を依頼しましょう。
どうしても開かないときは業者に依頼しよう

自分でさまざまな方法を試してもシャッターがどうしても開かない場合は、無理に作業を続けるのは危険です。無理にこじ開けようとすると、内部の部品を破損させたり、大切なシャッター本体を買い替えなければならないほどの損傷を与えてしまう恐れがあります。
そんなときは、迷わずに専門の鍵業者やシャッター修理業者へ依頼しましょう。ここでは、業者に依頼するメリットや費用相場、信頼できる業者を選ぶコツについて詳しく解説します。
業者に依頼するメリット
業者に依頼する一番のメリットは、短時間で安全にシャッターを開けてもらえることです。専門の工具や技術を持っているため、無理なくスムーズに作業してもらえます。自分で無理に開けようとした場合の故障リスクや二次被害を防げるのも大きなポイントです。
また、開かない原因が部品の破損や電気系統の不具合など、素人では対処できないものだった場合でも、その場で修理や部品交換を行ってもらえるので安心です。忙しくて時間がない方や、自分ではどうしても不安な方は、最初から業者に任せるのが結果的に一番早く確実な解決につながります。
業者に依頼したときの費用相場
シャッターの開錠や修理を業者に依頼する場合、費用は状況によって幅がありますが、相場を知っておくと安心です。一般的に、鍵穴の簡単な開錠だけなら8,000円〜15,000円程度が目安です。シャッターの内部部品が破損していたり、電動シャッターのモーター交換など大掛かりな修理が必要な場合は、30,000円〜50,000円以上かかることもあります。
また、夜間や休日の緊急対応では出張料が追加されることが多いため、事前に見積もりを取って料金を確認しておきましょう。信頼できる業者は必ず明細を提示してくれるので、不明瞭な料金請求を避けるためにも複数の業者で相見積もりを取るのがおすすめです。
信頼できる業者の選び方
シャッターのトラブルを安心して任せるためには、業者選びがとても重要です。まず、地域密着型で実績が豊富な業者を選ぶと、対応が迅速でトラブル解決のノウハウが豊富です。ホームページで料金の目安が明記されているか、口コミや評判が良いかを確認しましょう。
見積もりを出す前に電話対応が丁寧かどうかも重要なポイントです。また、出張費やキャンセル料の有無を事前に説明してくれる業者は信頼性が高いです。悪質な業者に当たらないためにも、極端に安すぎる料金や即決を迫る営業には注意してください。何社かに見積もりを依頼し、納得できる説明をしてくれる業者を選ぶのが失敗しないコツです。
▼関連ページまとめ
シャッターが急に開かなくなると、日常生活やお店の営業に大きな支障が出てしまいますが、焦らずに原因を確認し、正しい方法で対処することが大切です。本記事では、シャッターが開かなくなる主な原因から、鍵がない場合の開け方、電動シャッターを手動で操作する方法、そしてどうしても自分で解決できないときに信頼できる業者へ依頼するポイントまで詳しく解説しました。
どのステップでも共通して大事なのは、無理をしないことです。無理な力を加えると、シャッターや内部機構の破損を招くだけでなく、思わぬ怪我につながることもあります。普段から定期的な掃除や点検を行い、異常を感じたら早めに専門業者に相談することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
鍵業者に依頼する際はキーホースまでお気軽にお問い合わせください。キーホースでしたら最短15分で現場に駆け付け鍵トラブルを解決いたします。見積り・出張費無料で対応いたしますので、鍵トラブルでお困りのことがあればキーホースまでご相談ください。





