ドアチェーンの締め出しは鍵屋で即解決!効果的な予防策を解説
この記事でわかること
- ドアチェーンの締め出しにあったときの対処法
- 締め出しに遭わないための予防策
- 玄関の防犯性を高める方法
「家に帰ってきたらドアチェーンがかかっていて入れない」「ちょっと家を出たスキに子供がドアチェーンをかけてしまって閉め出された」
このような状況になると焦ってしまいますよね。
しかし慌てて無理やりドアを開けようとするとドア枠が歪んでしまったり、ドアを壊してしまい高い修理代がかかってしまうことも。
この記事では、ドアチェーンで閉め出されてしまった場合の対処法や閉め出し予防策などについて解説しています。
閉め出されても破壊せずに開けることは可能ですので、ぜひ参考にしてください。
目次
ドアチェーンで閉め出されたら鍵屋に連絡!
ドアチェーンで閉め出された際に、最も手っ取り早く安全な方法は鍵屋に依頼することです。業者によっては15〜30分程度で現場に駆けつけ、外からドアチェーンを壊さずに解錠してくれます。
また、鍵屋なら必要に応じて玄関鍵の解錠も対応可能。ドアチェーンや玄関鍵に不具合がある場合は同時に修理や交換もお願いできます。
鍵屋に依頼したときの各費用相場は下記の通りです。
ドアチェーンの解錠費用 | 8,000円~15,000円程度 |
ドアチェーンの交換費用 | 11,000円〜+部品代 |
玄関鍵の修理費用 | 8,800円〜 |
玄関鍵の解錠費用 | 8,800円〜 |
玄関鍵の交換費用 | 11,000円〜+部品代 |
ドアチェーンで閉め出されたときにやってはいけない行動
ドアチェーンで閉め出された場合、無理やり力ずくでこじ開けようとするのは絶対にやめましょう。ドア枠やドアチェーンの部品が歪んでしまい、高い修理費用が発生してしまう可能性があります。
部品が歪んでしまっていては鍵屋を呼んでもスムーズに解錠ができず、切断など、ドアチェーンを破壊して開けることになりかねません。
ドアチェーンを破壊すると、解錠作業費用に加えて新たなドアチェーンの部品代や交換作業費用が必要になるため、閉め出された場合は慌てて無理に開けようとせず、鍵屋に任せましょう。
ドアチェーンにはそもそも防犯性はない
ドアチェーンやアームタイプのU字ロックを含む「ドアガード」は、本来、訪問販売員や宗教の勧誘を玄関に入れないための設備です。
現在はモニター付きインターホンが普及して、知らない人がインターホンを鳴らしてもドアを開けないという選択肢がありますが、それでも玄関に居座るなどの強引な訪問販売員による消費者被害は後をたちません。
ドアガードは不在時の防犯対策ではなく、在宅時にこうした迷惑な販売員や勧誘などの対応を最小限にするためのもの。そのため防犯性自体は低く、特別な道具を使わなくても輪ゴムや紐があれば簡単に外から開けられてしまいます。
在宅時に「ドアガードをしているから大丈夫」と、玄関鍵を施錠しない人は非常に危険なので要注意です。住人が在宅中に侵入し、スキをついて窃盗を行うことを「居空き(いあき)」といいますが、テレワークが浸透した昨今、在宅中に空き巣が侵入して住人と鉢合わせるという事例も増えています。
身の安全を守るため、在宅中も必ずドアガードだけでなく、玄関鍵の施錠を徹底するようにしましょう。
ドアチェーンで閉め出される原因
ドアチェーンはチェーンの先をスロットに引っ掛けないとロックができないため、U字ロックのように「ドアを閉めた衝撃で意図せずロックされる」ということは起こりません。
子供のいたずらや、家族がロックしてしまうという人為的な原因で発生することがほとんどです。
ここからは、ドアチェーンで閉め出しが起こる主な原因を2つ紹介します。
家族がドアチェーンをしたまま寝てしまった
仕事や飲み会などで遅く帰宅した際や、子供が留守番をしている際にドアチェーンをしたまま寝てしまうことで、閉め出しが発生します。
インターホンや電話を鳴らしたり、呼びかけても反応がない場合は鍵屋を呼んで解錠してもらいましょう。
子供がいたずらでロックしてしまう
ちょっと家を出たスキに子供がいたずらでロックをしてしまい、閉め出されてしまったという事例は多く発生しています。
小さな子供の場合、閉め出されている間に家の中で何をしているかわからず危険なため、すぐに解錠する必要があります。
スマホを家の中に置いたまま閉め出された場合は、近所の人やコンビニなどで助けを求め、鍵屋を呼んでもらいましょう。
U字ロックで閉め出される原因
U字ロックは現在のドアガードの主流で、マンションや戸建てなど多くの住宅に設置されています。
U字ロックはドアチェーンに比べ操作が簡単なため、ちょっとしたときに誤ってロックされるという事例が多く発生しています。
子供やペットが誤ってロックしてしまう
U字ロックはアーム状の部分を起こすだけという簡単な操作でロックされるため、小さな子供のいたずらや、ペットが勢い良くドアに飛びついた際などに誤ってロックがかかってしまう場合があります。
小さな子供やペットだと、ロックをかけても解除することはできません。閉め出された場合は慌てずに鍵屋を呼んで解錠してもらいましょう。
風でドアが閉まった時衝撃でロックされる
ドアを開けている際に風でバタンと強くドアが閉まり、その衝撃でロックがかかってしまうことがあります。
経年劣化でU字ロックの根元部分が緩くなっているとアーム部分がグラグラになり、ちょっとした衝撃でロックがかかりやすくなるため注意が必要です。
U字ロックをフックとして使っている
普段ドアガードを使っておらず、U字ロックのアーム部分に物を引っ掛けてフック代わりに使っている人は要注意です。
アームに物を引っ掛けていると、重みでアームが動き、ロックがかかってしまう場合があります。
窓が開いている状態でドアを閉めた
窓が開いていると空気圧の関係で、玄関ドアを軽く閉めたつもりでもバタンと勢いよく閉まることがあります。
外出の際、ドアが強く閉まった衝撃でU字ロックがかかってしまうと閉め出されてしまうため注意が必要です。
ドアチェーン・U字ロックの閉め出しを防ぐ予防策4選
ドアガードでは特にU字ロックの誤作動による閉め出しが多く発生しています。
人為的なロックの他にもさまざまな要因で誤作動する可能性があるため、以下の予防策を確認し、閉め出しの発生を防ぎましょう。
定期的にドアガードを点検する
部品が経年劣化などで緩んでいると誤作動の原因となるため、定期的にドアガードを点検しておきましょう。
古くなっている場合は早めに業者に修理してもらうか、新しいドアガードに交換しておきましょう。
玄関ドアを静かに閉める
玄関ドアを勢い良く閉めるとU字ロックの誤作動やドアの故障の原因となるだけでなく、小さな子供がいる場合はドアにぶつかる、指を挟むなどの事故に繋がる危険もあります。
ドアクローザーがついていれば油圧によって勢いよくドアが閉まることを防げますが、安全のためにもドアは静かに閉めるように注意しましょう。
U字ロックのアーム部分にものを引っ掛けない
U字ロックのアーム部分は物を引っ掛けておくのに便利なようですが、重みでロックが誤作動したり、U字ロックそのものが歪むなどの故障にも繋がるため、アーム部分には物を引っ掛けないようにしましょう。
子供にドアガードをいじらないよう伝えておく
日頃から子供にドアチェーンやドアガードをいじらないこと、いじると閉め出しが起こって危険であることを伝えておきましょう。
ドアチェーンの防犯性を高める方法
ドアチェーンに本来防犯性はありませんが、他の設備と併用することで防犯性を高められます。
在宅中はドアチェーンだけでなく、必ず施錠をする
ドアチェーンのみでは簡単に侵入される可能性があるため、在宅中は必ず玄関ドアを施錠しましょう。
万が一ピッキングなどでドアが開けられても、ドアチェーンがかかっていることで中に人がいることを知らせるとともに、「防犯意識の高い家だ」と思わせることで侵入を諦めさせる効果が期待できます。
鍵付きのドアチェーンを取り付ける
ドアチェーンやドアガードには鍵付きの製品も出ており、施錠することで外からの不正解錠を防げます。
不在時に鍵穴がなんらかの方法で不正開錠されても、さらにドアチェーンを開錠しなくてはならず、時間がかかるので侵入を諦めさせることができます。
モニター付きインターホンを設置する
モニター付きインターホンは誰が来たのかをモニター越しに確認できます。訪問販売など知らない人に対してはドアを開けることなくインターホン越しに対応をすれば安心です。
録画機能があるので、不在時にインターホンを鳴らされた場合も来訪者の顔を確認できたり、機種によってはスマートホンと連動してどこにいてもモニターを確認できるものもあります。
補助錠をつける
メインの鍵のほかにもう一つ鍵(補助錠)を追加することで、解錠に必要な時間が倍になり空き巣対策に有効です。
簡易的な補助錠であれば工事不要で取り付け可能な種類も多く、防犯意識の高さをアピールすることで空き巣なども警戒し、侵入を予防する効果も期待できます。
防犯性能付きのドアガードに交換する
ドアガードの中にはロック機能などの防犯対策がされている種類があります。紐や輪ゴムを使った外からの不正解錠を防げるので、ドアガードを侵入防止の防犯対策として活用できます。
種類によってはドアを閉めた際の衝撃を緩和し、ドアガードが誤作動するのを防ぐ機能がついており、閉め出し防止にも効果的です。
玄関鍵を防犯性の高い鍵に交換する
玄関の鍵を防犯性の高い鍵に交換するのも防犯に効果的です。
特に、MIWAのディスクシリンダーはピッキングに非常に弱く、慣れた人であれば2~3分で開錠できてしまいます。現在は廃盤となっていますが、古い住宅などではまだ見受けられます。画像のように鍵穴がくの字になっているのが特徴ですので、心当たりある方は交換をおすすめいたします。
鍵の表面に複数の凹みがある「ディンプルキー」は複雑な構造でピッキングに強く、複製が難しいなど非常に優れた防犯性があります。
ドアガードの解錠や交換は鍵屋キーホースへ
ドアチェーンで閉め出されたら無理やり力でこじ開けようとせず、鍵屋に依頼して解錠してもらうのが一番の近道。鍵を破壊することなくチェーンを外せます。
鍵屋の「キーホース」は365日年中無休で、深夜の作業にも対応いたします。
お電話をいただいたら最短15分で現場に駆けつけ、迅速に対応するので急ぎの場合も安心です。出張費・見積もり料は無料なので、お困りの際はお気軽にご相談ください!※21:00-7:59の間に訪問する場合は、夜間早朝料金として\5,500を頂戴しております。