賃貸の鍵をなくした!紛失時の対処法や防止策について
「やっとマンションに着いた!
さぁ、あとは家に入るだけ・・・っと、鍵を探そうとしたら鞄の中の鍵がない!
どこを探してもない!!!」
こんな体験を一度はされたことはないでしょうか。
「明日も朝早いのにどうしよう…」「もうこんな時間なのに…!」
家族と一緒に住んでいるならまだしも、一人暮らしだと家の中に入ることもできませんよね。家の中に入れなければ、お風呂に入るのも、明日の準備をすることも、何一つ出来ません。
ましてや、あなたが住んでいるのは賃貸物件。
管理している持ち主がいるということですから、不用意に鍵を壊して中に入るなどもってのほかです。
では、鍵を紛失してしまったらどうすれば良いのでしょうか。
あわてて行動してしまうと高額な出費を招いてしまうことにもなりますので、情報収集をして自分の状況に合った行動をとっていきましょう。
この記事では、賃貸物件の鍵を紛失してしまった場合の対処法と防止策をご紹介します。
目次
賃貸の鍵をなくしたときにまずすべきこと
一刻も早く部屋に入りたいと焦りもあるかもしれませんが、落ち着いて探したり正しく対処することで鍵が見つかる可能性もあります。
ここからは、賃貸の鍵をなくしたときにまずすべきことを順番に紹介していきます。
心当たりある場所を探す
まずは、落ち着いて鍵を探してみましょう。すでに心当たりのある場所を探していても、思わぬところから鍵が出てくる可能性もあります。
かばんやポケットはもちろん、車に乗った時は車内も探してみましょう。
その日の行動を思い返して、ひとつひとつ当たっていくのも効果的です。通勤の道中や会社など、立ち寄ったコンビニやスーパーに落とし物の問い合わせをするとよいでしょう。
交番で遺失届を出す
探しても見つからない場合は、近くの交番や警察署を訪ねてみましょう。すでに鍵が届けられている可能性もあります。
また、今度届けられた場合に連絡してもらうためにも、必ず遺失届は提出しておきましょう。交番に行くことが困難な場合は、電話で問い合わせてみましょう。
鍵を開けるにはどうしたらいいか
鍵を探しても見つからない場合、他の方法で家の玄関を開けるしかありません。また、無理やり鍵をこじ開けようとすることはNGです。
無理に錠を壊したり、傷をつけたりしてしまうと鍵の修理や取り換えが必要になるなど、より状況を悪化させてしまうことになりかねません。
そうしてしまうことのないように、ここからは具体的な対処法についてご紹介します。
合鍵を持っている家族に連絡
一人暮らしをしている場合、実家や近くに住む兄弟・姉妹や恋人に合鍵を渡していませんか?
遠方に住んでいる場合、頼むことは難しいかもしれませんが、近くに合鍵をもっている人がいる場合は連絡を取り、鍵を受け取りましょう。
鍵を開ける方法はそのほかにもありますが、一番お金がかからず早急に解決できるのはこの方法です。
なお、合鍵を玄関周り、郵便受け、植木鉢の下、ガスメーター・水道メーターが収められている場所に隠している場合は、合鍵の保管場所としてよくある事例であることから、犯罪者にも目を付けられやすく、大変危険です。
また、財布に合鍵を保管している方もいますが、万が一財布ごと落としてしまった場合、個人情報や住所がわかる免許証・保険証などから自宅を特定され、犯罪被害に遭ってしまうことになりかねません。
今回、家に入るために助かったとしても、合鍵の保管場所は慎重に選びましょう。
管理会社・大家さんに連絡
合鍵が見込めなかった場合、次の手段は賃貸マンションの管理会社・大家さんなどの管理者に連絡です。
管理会社や大家さんは火災や緊急用にマスターキーをもっている場合があります。夜間や土日祝日・深夜は繋がらない場合がありますが、とにかく一度は連絡してみましょう。
連絡先が分からない場合はマンションの掲示板やエントランスなどに記載があるかもしれません。管理会社の連絡先が分からない場合は、契約した不動産会社へ連絡して聞いてみましょう。
なお、管理会社は夜間窓口を設置しているところもあり、夜間でも対応してくれる可能性もあります。
また、鍵を紛失した場合は管理者にその事実を伝えなければ、義務違反に当たる場合がありますので、他の手段で家に入れた場合でも、元の鍵を無くしてしまっている場合は、管理者への連絡は必ずとるようにしましょう。
ライフサービスを契約している場合は利用する
賃貸契約時に加入した火災保険の特約や、別途ライフサービスを契約した方はそちらに連絡しましょう。
賃貸契約時に加入した火災保険の特約や、ライフサービスによっては、鍵のトラブルに対して補償するものもあります。
緊急の解錠や鍵の交換などサービスはさまざまですが、鍵を紛失した場合は保証しない、30分以上の作業は有料になるなど、保険会社によって補償内容に違いがありますので、物件の契約時に加入した火災保険の内容を確認してみましょう。
鍵屋に開けてもらう
最終手段は鍵業者を利用し解錠することです。
鍵屋キーホースでは夜23時まで受付対応を行っていますので、賃貸マンションで鍵を紛失した時はご連絡ください。
鍵屋の中には悪徳な業者が存在し、事前に料金を明示してくれない場合もあり、特に夜間料金の明示がないところもありますので要注意です。
鍵屋キーホースは必ず作業を行う前に料金を明示いたしますのでご安心ください。
さらに、解錠技術が低い業者の場合は簡単な鍵であっても鍵を壊す方法を選択しやすいため、Webサイトに情報が詳しく記載されているか、実績があるかなど、より信頼性の高い業者へ頼むようにしましょう。
鍵屋に頼む時の条件
鍵屋に解錠を依頼する場合、本当にその部屋の住人であるか確認するため、運転免許証などの顔写真付き身分証明書の提示が必要です。
なお、身分証明書を携帯していなかった場合は、警察立会いの元で対応できる場合があります。
鍵屋に頼んだ場合の解錠費用
鍵屋によって料金設定は様々ですが、解錠作業と出張費込でだいたいの相場が8800円(税込)~となるでしょう。
鍵には様々な種類があり、ピッキングや解錠作業が困難な防犯性能をもつものがあります。解錠には優れた技術や特殊工具が必要になるため、鍵の種類によっては料金が高額になります。
防犯性の高い鍵ほど、解錠が困難なため、費用が高額になる傾向があります。鍵屋キーホースは現地で状況を確認してから、見積りと作業を行いますのでご安心ください。
賃貸の鍵を紛失したら鍵の交換は必要?
鍵を紛失してしまったら、鍵を交換してしまうのがおすすめです。
賃貸であれば「賃貸契約書」、分譲なら「管理規約」などに紛失時のルールが書かれているので、一度確認してみましょう。
また、万が一、紛失した鍵が運悪く犯罪者の手元にわたってしまった場合、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなり、さらに、鍵と一緒に個人情報の含まれたものを紛失してしまったときにはその危険度が増します。
スペアキーがあれば家には入れるし大丈夫、と思いがちですが、家の玄関を開ける鍵が外部にもう一つあると思うと、ゾッとしますよね。
実際、紛失した鍵を使って家に侵入される事件も発生しています。身の安全や、大切な財産を守るためにも鍵交換は必要です。
賃貸の鍵交換費用は誰が負担する?
交換にかかる費用は大家さんと相談する場合もありますが、原則として自己負担のため、交換費用を請求されることが多いです。
鍵の交換費用の相場
では、鍵の交換費用はどのくらいになるのでしょうか。
鍵交換にかかる費用は、「鍵本体・鍵穴(シリンダー)」「作業料金(人件費)」が含まれており、業者によっては「出張料金・基本料金」が追加で発生します。
また、防犯性能が低い簡単な鍵ほど費用は安く、防犯性能が高く不正解錠が難しい鍵ほどその費用は高くなります。
鍵の種類もたくさんありますから、ご自宅の鍵を調べた上で、費用の参考にしましょう。
ギザギザタイプの鍵の場合
ひと昔前のギザギザタイプは、ピッキングに弱いシリンダーも多く存在していました。現在住宅などで使用されているギザギザタイプは、ロータリーディスクシリンダーというピッキングに強い種類が主流となっています。
後に紹介するディンプルキーより安価で、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
代表的な製品は、MIWAのU9です。
U9シリンダー(鍵穴部分)のみの交換費用は20,000円からが相場となっています。
ディンプルキーの場合
ディンプルキーとは差し込む方の鍵の平面にくぼみが入っている鍵のことです。
構造が複雑で防犯性に優れている分、解錠も難しくなるため、料金も高くなり、費用相場が30,000円~50,000円となっています。
また、ディンプルキーの中でもより防犯性の高いものがあり、その場合、上記の料金よりも高くなります。
カードキーの場合
賃貸マンションではカードキーが使われている場合もあります。カードキーは、鍵をシステムごと交換するのか、カードキーを追加で作成するのかによっても費用が変わります。
一般的には紛失したカードキーを無効化し、新たにカードキーを発行することで対応します。
数千円程度で新しい鍵を作成する事が可能ですので、他の鍵に比べて費用が安く済むことが多いです。※システムごと交換するのであれば50,000円~100,000円前後の費用がかかります。
新規発行の手数料は高いものではなく、不当請求される場合もありますので、あまりにも高額な請求があった場合は管理会社に問い合わせてみましょう。
鍵を紛失しないための防止策!
では、鍵を紛失しないためにはどのような工夫ができるでしょうか。
鞄の中であれば、一つのポケットを定位置にする。家の中であれば指定した場所に必ずおいておくなど、鍵の保管場所を決めておくことが一つです。
また、市販されている紛失防止タグもおススメです。
機能や仕組みはさまざまですが、鍵に取り付けた紛失防止タグとスマホがBluetoothなどで接続されており、鍵を紛失した際、スマホとタグの距離が一定以上離れた場合に通知してくれるというものが一般的です。
自分の不注意によって無駄な労力を増やしてしまわないためにも、日頃から鍵を失くさないよう注意していきましょう。
電子錠に交換・後付けもおすすめ
さらに、費用はかかりますが、既存の錠前に後付けできる電子錠に変えることも有効です。これまでご紹介してきたように、鍵を紛失すると、大事な時間と費用を大きく割いてしまうことになります。
ドアや壁に穴をあけないタイプであれば、賃貸のマンションやアパートにも後付けが可能です。
賃貸の鍵開け・鍵交換は鍵屋キーホースにおまかせください
ここまで、賃貸マンションの鍵を紛失してしまった場合の対処法をご紹介してきました。
鍵を紛失して家に入れなくなった場合、費用をかけず一番早く解決できる方法としては合鍵を預けているご家族へ連絡すること。または管理会社・大家さんに連絡してみてください。
合鍵がなく、管理会社とも連絡がつかない場合は、鍵屋キーホースをぜひご利用ください。
また、賃貸マンションの鍵を紛失したときは、管理会社へ連絡が必要です。鍵屋キーホースはディンプルキーの鍵開けはもちろん、防犯性の高いシリンダーや電子錠の取り扱いも多数ございますので、鍵開けや交換の依頼を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。
鍵を紛失してしまうと、そこから巻き起こる対処や費用は大きなものになります。個人のプライベートな空間ですから、精神的にもダメージを受けてしまいますよね。
鍵は自宅を守る、大切なものです。常日頃から大切に扱い、紛失に十分注意して、正しい情報をもったうえで、安心した生活を送れるよう過ごしていきましょう。