トイレのドアノブ交換は自分でやる?業者に頼む?メリット・デメリットをご紹介!

この記事でわかること
- トイレのドアノブ交換を自分でやるメリット・デメリット
- トイレのドアノブ交換を業者に依頼してやるメリット・デメリット
- トイレのドアノブ交換を自分でやる方法
トイレのドアノブ交換が必要になるのは、意外と突然のことが多く、急いで対応を迫られるケースも少なくありません。自分で交換すべきか業者に依頼するのが適切なのか迷う方も多いでしょう。
本記事では、どのような時に交換が必要になるのか、自分で交換するメリット・デメリットや業者に依頼して交換するメリット・デメリットについてご紹介します。
トイレのドアノブ交換が必要になった方は是非とも参考にしてみてください。
もし、ドアノブの鍵が開かなくてお困りの方は下記の記事で開け方を解説しています。併せてご確認ください。
▼関連ページ目次
トイレのドアノブ交換が必要になる主なケース

トイレのドアノブは日常的に使用するため、劣化や故障のリスクが高く、交換が必要になることがしばしばあります。特に安全面や衛生面で問題が発生した場合は早急な対応が必要です。
ここでは具体的にどのようなケースが交換した方が良いのかご紹介します。
ドアノブが壊れた・外れた
トイレのドアノブが壊れたり、突然外れたりすると、ドアが開かなくなり、トイレ内に閉じ込められるなどの危険があります。
原因としては、長期間の使用による部品の摩耗やネジの緩み、強い力が加わることなどが挙げられます。このような場合は、新品のドアノブに交換するのがおすすめです。
ただし、場合によっては交換ではなく修理で改善することもありますので、まずは修理で直るか試してから交換する方が良いです。
ドアノブ修理の方法は以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご確認ください。
▼関連ページ ▼関連ページドアノブの鍵がかからなくなった
トイレのドアノブの鍵が故障し、施錠できなくなると、落ち着いてトイレを使えなくなる方もいらっしゃるかもしれません。
原因は鍵内部の部品の劣化や破損であることが多く、修理よりもドアノブごと交換する方がおすすめです。
ドアノブが古くなった・錆びた
トイレのドアノブが錆びたり古びたりすると、見た目が悪いだけでなく衛生的にも問題が出てきます。
特にトイレは湿気が多く錆びが進行しやすいため、抗菌仕様や防錆性の高い素材のドアノブに交換することで長く使うことができます。
子供や高齢者が使いにくそうにしている
握力の弱い子供や高齢者にとって、握り玉タイプのドアノブは開閉が難しく、不便や危険が生じることがあります。
レバー式のドアノブに交換することで、少ない力で簡単に開閉が可能になり、安全で快適なトイレ環境を作ることができます。家族構成や使用者の年齢に合わせたドアノブにすることをおすすめします。
トイレのドアノブ交換方法は2種類!DIYか業者に依頼!

トイレのドアノブ交換には、自分で行うDIYという方法と、専門業者に依頼する方法の2つがあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、自分に合った方法を選択することが大切です。費用面、時間面、安全面の観点から比較検討し、自宅の状況に最適な方法を選びましょう。
DIY(自分で交換)のメリット・デメリット
DIYでトイレのドアノブ交換をする最大のメリットは、費用を大幅に節約できる点です。自分で作業を行うため、業者に支払う作業費がかからず、材料費のみで済みます。また、DIY経験がある方なら比較的短時間で交換が可能です。
しかし、初心者にとっては工具や部品の準備、正しい交換手順の確認などで手間や時間がかかり、最悪の場合失敗してトラブルになるリスクもあります。自分のスキルや経験を踏まえて検討しましょう。
業者に依頼するメリット・デメリット
業者にトイレのドアノブ交換を依頼する場合の最大のメリットは、安心感と作業の確実さです。プロが行うため短時間で安全に交換が完了し、トラブル発生時も適切に対応してくれます。さらに、保証がついている場合も多く、作業後の安心感も得られます。
ただし、デメリットとしては費用が高くなりやすい点が挙げられます。緊急での交換や確実な作業を求める方、DIYに自信がない方には業者に依頼することをおすすめします。
トイレのドアノブを自分で交換する方法・手順

トイレのドアノブ交換は難しく感じるかもしれませんが、基本的な手順を丁寧に確認すれば初心者でも可能な作業です。ここでは、初めての方でも安心して取り組めるよう、詳しく分かりやすく解説します。
ドアノブの外し方や交換方法は以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご確認ください。
▼関連ページStep1:ドアノブの規格・サイズを確認する方法
ドアノブを購入する前に必ず確認するべきことは、現在のドアノブのサイズや規格です。特に重要なのが「バックセット」と呼ばれる部分です。「バックセット」とは、ドアの端からドアノブの中心までの距離のことです。多くの場合、6cmまたは7cmの規格があります。
また、ドア自体の厚さも測定しておきましょう。メジャーを使い、正確に計測します。これらの寸法が合っていないと、新しく買ったドアノブが取り付けられない可能性があります。
測定した数値はメモしておき、ホームセンターやネット通販の商品ページで適合するかをよく確認してください。
Step2:ドアノブ交換に必要な工具・部品
初心者でも安全に作業できるように、以下の工具を準備しましょう。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー(必要に応じて)
- メジャー
- 新しいドアノブ一式(本体と取付金具、ネジ類)
これらの工具はホームセンターなどで簡単に手に入ります。ドライバーは握りやすいサイズを選ぶと作業がしやすいです。また、作業中に部品を紛失しないよう、小皿や箱などを用意しておくと便利です。
Step3:自分でできるドアノブ交換の具体的な手順
まずは古いドアノブを取り外すことから始めます。
- ドアの内側にあるドアノブの根元のネジをプラスドライバーで緩めて外します。
- ネジを外したら、ドアノブを両側から引き抜きます。
- 次に、ドア側面についている「ラッチ」(ドアが閉まる時に引っかかる部品)を固定しているネジを外し、ラッチを取り外します。
続いて新しいドアノブを取り付ける手順は以下の通りです。
- 新しいラッチをドア側面に入れてネジで固定します。
- 新しいドアノブを、ドアの両側から挟み込むように差し込みます。
- ドアノブの根元をネジでしっかりと固定します。
最後に、ドアノブを回してドアがきちんと開閉できるかを確認します。異常があればネジを再調整しましょう。
Step4:失敗しないための注意点・ポイント
初心者が失敗しやすいポイントは以下の通りです。
- ネジを強く締めすぎると、ドアやノブが傷むことがあります。ほどよい力で締めてください。
- 小さな部品はなくしやすいので、作業スペースを整理し、小皿などを使って管理すると安心です。
- 作業終了後は必ず何度かドアノブを回して、正常に動くか、施錠できるかを確認しましょう。
どうしても不安な場合は、無理をせず業者に依頼することを検討してください。安全第一で取り組みましょう。
おすすめのトイレ用ドアノブの選び方と人気商品を目的別にご紹介

トイレのドアノブは、使用する人の年齢や目的に応じて選ぶことで快適さや安全性が大幅に向上します。ここでは目的別におすすめのトイレ用ドアノブの選び方と人気の商品を詳しくご紹介します。
ドアノブの選び方は以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご確認ください。
▼関連ページ子供・高齢者も安心!レバー式ドアノブ
子供や高齢者には、握りやすく操作しやすいレバー式ドアノブがおすすめです。レバー式は握力が弱い人でも簡単に開閉でき、万が一トイレ内で具合が悪くなった時でも容易にドアを開けることができます。
また、力を入れなくても操作できるため、手の不自由な方にも最適です。特に人気の製品には、滑りにくく設計されたレバーや、緊急時に外から開けられるタイプのものがあります。
鍵付き・防犯性を高めたい場合
トイレの防犯性やプライバシー保護を考えるなら、鍵付きのドアノブが最適です。特に内側から確実に施錠できるタイプを選ぶことで、安心してトイレを利用できます。
防犯性を高めるため、ピッキングされにくい構造の鍵付きドアノブも人気です。また、万一中で倒れたり緊急時に外側から解錠できる安全設計の商品を選ぶと、より安心です。
静かに開閉できるタイプのドアノブ
トイレのドアノブを静かに開閉したい場合は、静音設計のドアノブを選びましょう。夜間や早朝にトイレを利用する場合、開閉音が気になることがありますが、静音タイプなら周囲の睡眠を妨げず快適に利用できます。
特に人気の静音タイプのドアノブは、静音ラッチやクッション機能が備わっており、扉の閉まる際の衝撃や音を抑える工夫がされています。
抗菌仕様で衛生的なドアノブ
トイレは特に衛生面が気になる場所のため、抗菌仕様のドアノブが人気です。抗菌タイプのドアノブは、表面が特殊加工されており、細菌の繁殖を抑えます。これによりトイレの衛生管理が楽になり、日常的なお手入れも簡単になります。
家族が多い家庭や、衛生意識が高い方には特におすすめで、最近では多くの家庭で選ばれています。
おしゃれでトイレの雰囲気に合うドアノブ
トイレのインテリアを楽しみたい方には、おしゃれなデザイン性の高いドアノブがおすすめです。アンティーク調、モダンデザイン、木目調など、多彩なデザインが展開されています。
トイレ空間の雰囲気に合わせたドアノブを選ぶことで、トイレ全体がぐっとおしゃれで魅力的になります。人気商品では、カラー展開が豊富でデザイン性の高いメーカーの商品が特に人気です。
業者にトイレのドアノブ交換を依頼する場合

トイレのドアノブ交換を業者に依頼する場合、自分で交換する手間が省け、プロの技術で確実かつ迅速に作業を完了できます。
ここでは、業者に依頼した方が良いケースと、その場合の費用相場について詳しく解説します。
ドアノブ交換を業者に依頼した方が良いケース
業者にドアノブ交換を依頼するのが適しているのは、まずDIYに自信がない方や忙しくて自分で作業をする時間がない方です。また、ドアノブの故障が急を要する場合や、作業に必要な工具を持っていない方にも業者依頼がおすすめです。
特にトイレに閉じ込められるリスクがあるほど深刻な破損や故障の場合、素早く対応してくれる専門業者を選ぶことが重要です。専門業者なら確実で安全な施工をしてくれるため、不安を感じる場合にはプロに依頼しましょう。
ドアノブ交換を業者に頼んだ場合の費用相場
トイレのドアノブ交換を業者に依頼する場合の費用相場は、一般的に約8,000円~15,000円程度が目安となります。費用の内訳は、新しいドアノブ本体の価格と作業費用、出張費などが含まれています。
作業内容やドアノブの種類、業者によって料金に幅があるため、複数の業者から見積もりを取って比較すると良いでしょう。特に緊急対応の場合は費用が高くなることもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
トイレのドアノブ交換に関するよくある質問

トイレのドアノブ交換に関して、よくある質問をまとめました。交換頻度や処分方法、注意点など、多くの方が疑問に思う内容を分かりやすく解説します。
ドアノブの寿命はどれくらい?
トイレのドアノブは使用頻度や環境によって異なりますが、一般的には10年前後で交換するケースが多いです。特に水回りは湿気が多く錆びやすいため、動作に違和感を感じたり、錆びやガタつきが見られたりした場合は早めに交換しましょう。
また、子供や高齢者がいる家庭では、安全のため5〜7年を目安に定期的な交換を検討することをおすすめします。
古いドアノブの処分方法は?
古いドアノブの処分方法は地域によって異なりますが、一般的には燃えないゴミ(不燃ごみ)または金属ごみとして処分します。自治体ごとの分別ルールを事前に確認し、指定の回収日に出すようにしましょう。
また、大量に処分する場合や処分方法に困った場合は、ホームセンターなどで回収を行っている場合もあるので、確認してみると良いでしょう。
トイレのドアノブ交換時の注意点は?
トイレのドアノブ交換時には、まず正しいサイズや規格を確認することが重要です。サイズが合わないと取り付けできません。
また、交換作業中にドアノブやドアに傷をつけないよう注意しましょう。作業後は必ず開閉の動作確認を行い、不具合があれば再調整してください。自信がない場合は無理をせず、業者に依頼することをおすすめします。
賃貸物件のトイレのドアノブは勝手に交換しても良い?
賃貸物件の場合、勝手にトイレのドアノブを交換すると契約違反になることがあります。原則として管理会社やオーナーに事前に許可を取る必要があります。
許可が出ても、退去時には原状回復が求められるため、交換したドアノブを元に戻す必要があります。必ず事前に相談・確認を行い、許可を得てから交換作業を行いましょう。
自分に合った方法でトイレのドアノブ交換を!
トイレのドアノブ交換には、DIYと業者依頼の2つの方法があります。自身のスキルや時間、予算に応じて最適な方法を選び、安全で快適なトイレ環境を手に入れましょう。
もし、トイレのドアノブ交換を業者に依頼しようと検討されている方は、是非ともキーホースにご相談ください。キーホースではトイレのドアノブ交換も最短当日で作業します。見積り・出張費無料で対応いたしますので、ドアノブのことで何かお困りのことがあればキーホースまでお気軽にお問い合わせください。