ドアノブを自分で修理したい!手順と気を付けるポイント
「ドアノブの調子が悪いので、自分で修理をしたい」
「どのくらいの修理費用がかかるのだろう・・・」
ドアノブを修理したいけれど、疑問は不安はつきませんよね。
ドアノブは頻繁に使用する部品であるため、使っているうちに劣化していきます。
不具合によっては、わざわざ修理業者を呼ばなくても、自力でも対処できるケースもあります。
本記事では、ドアノブを「自分で修理する方法」を鍵のプロが徹底解説します。
ぜひ参考にしてください。
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準備するもの
この章では、ドアノブの交換に必要なアイテムを解説します。
ドライバー
ネジの緩み程度であれば、ドライバーでネジを締め直すだけで解決できます。
ドライバーはネジに合ったサイズを選ぼう
ドライバーを購入する際には、「ドアノブのネジ山」のサイズに合ったものを選ぶようにしてください。
ネジ山が合っていないものを使うと、「ネジが回せなくなること」や「ネジをダメにしてしまうこと」があるので、注意しましょう。
ドライバーは、ホームセンター、100円ショップなどで入手可能です。
ドライバーはドアノブの修理や交換作業のほかに、日常生活で必要な機会が意外と多いです。1本持っておくと便利ですよ。
交換用のドアノブ
自力で交換作業を行う際には、交換用のドアノブも用意しておかなくてはなりません。
交換用ドアノブは、シリンダー円筒錠、インテグラル錠、チューブラ錠、表示錠、レバータイプなどいろいろな種類があり、樹脂製や金属製など素材もさまざまです。
ホームセンターのほか、資材などを取り扱うインターネット通販ショップでも、お取り寄せ可能です。
交換用ドアノブを購入する前に、メーカー名や型番や種類を調べて取り付けるドアのサイズなども計測しておくようにしましょう。
必要に応じて1.取付穴の調整(パテ、割りばし、木工用ボンドなど)
ドアノブの取付穴が大きく広がっていると、ネジが回らずに取り付けができない場合があります。
そのような場合に、隙間調整用として、パテ、割りばし、木工用ボンドなどを使用します。
必要に応じて2.キリや釘など先が細い工具(円筒タイプのドアノブ)
円筒タイプのドアノブの交換作業の際に、キリや釘など先が細い工具が必要です。
釘、千枚通しなど、先が細いアイテムでも代用できます。
症状別!ドアノブを自分で修理する方法
ネジの緩みなど、原因がわかれば、自力でドアノブのトラブルを解決できます。
以下5つの症状別に、ドアノブの修理方法を解説します。
順番に見ていきましょう。
「ドアノブの空回り」を修理
空回りする場合は、ドアノブ本体の交換が必要です。
ドアノブの交換作業を行う際には、ドアを開けた状態で行わなくてはなりません。
もしも、空回りしてドアが開かないときは、ラッチ部分に薄い下敷き、定規、カードなど差し入れてみてください。
ドアの隙間が狭くて下敷きなどが入らない場合は、ビニール製のひもをドアの下へ通して、ラッチ部分まで引き上げることで、開閉できる場合があります。
「ドアノブの空回り」の修理方法
「ドアノブの空回り」の修理方法は以下の4つの手順です。
- ドアを開閉したら、ドアノブの台座やレバーハンドル部分に取り付けられているネジを、ドライバーを使って取り外していきます。
- 次は、ドアの側面側へ回り、ラッチの金具のネジを緩めて、フロントプレートなどを取り外してください。 もしも、ネジを緩めてもラッチが外れないときは、マイナスドライバーを使って、押し出してみると良いでしょう。
- 後は、これまでの手順と反対の流れで、新しいドアノブを取り付けていきます。
- 最後に、ドアノブを回すテストやドアを開閉するなどのテストを行い、問題がなければ交換完了です。
「ドアノブのガタつき」を修理
ドアノブのガタつきは、ネジの緩みが原因の場合がほとんどです。
マイナスドライバー、もしくは、プラスドライバーを使用して、ドアノブの台座やラッチなどのネジを締めつけてみてください。
ネジの緩みを直しても、ガタつきが起こる場合は、「ドアノブ内部が劣化」している可能性が高いです。
内部の修理は素人では難しいため、ドアノブ本体を新しいものへ交換したほうが早いでしょう。
「下がったままのレバーハンドル」を修理
レバーハンドルが下がって元に戻らない場合は、ネジの緩みを調節することで解決できる場合があります。
レバーハンドルの側面にあるネジを、プラスドライバーを使って、締めつけてみてください。
それでも「レバーの下がり」が直らない場合は?
それでも「レバーの下がり」が直らない場合は、以下の手順で調節を行いましょう。
- 最初に、レバーハンドルの側面にあるネジを、プラスドライバーを使って緩めます。 ネジは完全に取り外さずに、少しだけ緩めるようにしてください。
- 身体と手でドアノブを挟み込むようにして、しっかりと押さえつけてから、プラスドライバーを使ってネジを締めつけていきます。
レバーハンドルがぐらつく場合は、台座部分のネジもしっかり締めつけておきましょう。
ネジが回らない場合は?
ネジが回らない場合は、取付穴が広がっている可能性が高いです。
その場合は、一旦レバーハンドルと台座を取り外して、取付穴へ割りばしや木工用のパテなどを埋め込んで、調整を行います。
割りばしを使う場合は、カッターで取付穴と同じくらいのサイズに削っておくと、差し込みやすくなります。
また、割りばしの先端に木工用のボンドを少し付けておくことで、安定度を高めることができます。
割りばしやパテで取付穴を調節したら、元通りに台座やレバーハンドルを設置してください。
「ドアノブの折れ」を修理
ドアノブが折れた場合は、本体ごと新しいドアノブへの交換することをおすすめします。
ドアノブが折れてしまった場合は、「接着剤で取り付ければ、簡単に直せるのでは?」と考える方もいるかもしれません。
接着剤は一時的な効果しか得られません。
徐々に効果が薄れて、はがれてしまうこともあるので注意してください。
また、接着剤が他の部品に付いてしまうと、故障の原因となる場合もあります。
接着剤は、あくまで応急処置として使用したほうが良いでしょう。
「外れたドアノブ」を修理
突然ドアノブが外れてしまうと、びっくりして、慌ててしまうことでしょう。
そのようなときは、プラスドライバーを使って、緩んだネジを締めつけることや外れたネジを取り付けることで、すぐに直せる場合があります。
ドアノブがラッチユニットに留められている場合は、一旦台座カバーを外してから、ドアノブのネジ留めを行ってください。
芯棒に取り付けられているドアノブの場合は、根元にあるネジの状態を確認してください。
ネジが抜けていた場合は、適合するネジを選んで固定することで、ドアノブを直すことができます。
ドアノブのよくある「故障」と「原因」
この章では、ドアノブのよくある故障事例や原因を解説します。
ドアノブが空回りする:円筒タイプ(トイレ、キッチン、お風呂など)
円筒タイプは、一昔前まで主流だったドアノブです。トイレ、キッチン、お風呂など、主に室内用のドアに用いられています。
円筒タイプは、ドアノブが空回りするケースがあります。
円筒タイプのドアノブは、頻繁に回転を繰り返すことによって、内部の部品が劣化しやすくなります。
ドアノブ内部にあるバネが不具合を起こすことで、ドアノブと留め金が連動しなくなり、空回りの症状が出やすくなるのです。
空回りを起こすと、ドアノブを左右に回転させても、ロックが外れなくなり、ドアの開閉できなくなります。
空回りの症状が悪化すると、トイレやバスルームに閉じ込められてしまうこともあります。調子が悪くなってきたら、早めの対処をおすすめします。
ドアノブがガタつく(円筒タイプ・レーバータイプなど)
ドアを開けようとして、ドアノブを触ったときに、ガタつきの症状が出ることがあります。
円筒タイプ、レーバータイプなど、どのタイプのドアノブでも発生しやすい症状です。
ドアノブがガタガタするのは、ネジの緩みが原因であることが多いです。
また、ドアノブの部品のすり減りによっても、ドアノブのガタつきが発生することもあります。
ネジが緩んでいないか、部品が摩耗していないか、よくチェックしてみてください。
レバーハンドルが下がったままになる(レバータイプ)
レバーが下がったままになる症状は、レバーハンドルタイプのドアノブで起こりやすいトラブルです。
レバーハンドルのドアノブは、ハンドルを下に押し下げることで、ロックが外れてドアが開閉する仕組みとなっています。
レバーハンドルの不具合は、ネジの緩み、部品の劣化、ラッチの歪みなどが主な原因です。
ドアを開閉する際に、強い力を加えた場合や勢い良く開け閉めすると故障しやすくなるため、注意が必要です。
ドアノブが折れる(レバータイプ)
ドアノブが突然折れてしまうことも、よくある故障トラブルです。
特に、レバーハンドルタイプのドアノブは、折れやすくなるため、注意が必要です。
強い力を入れてドアノブを回すことや重たい荷物をレバーハンドルにぶら下げることは、故障の原因となるため、絶対避けるようにしましょう。
ドアノブが外れる・落下する
ドアノブを回そうとしたら「ハンドルが外れてしまうこと」や「落下してしまうこと」があります。
外れる原因については、ネジの緩み、内部の部品の劣化、ドアノブ本体の経年劣化など、さまざまです。
また、強い力が加わることでも、ドアノブが取れてしまうことがあります。
子どもやペットがドアノブにぶら下がって、壊してしまったというケースも多いです。
ドアノブの修理が難しい場合は「業者に依頼」しよう
ドアノブの修理は、DIYが得意な方でしたら、割と簡単に行うことができます。
ただ、自力で対処する場合は、ドアやドアノブを壊してしまう場合やケガなどのリスクもあるため、慎重に作業を行いましょう。
自力での対処が難しい場合や、どんなドアノブを選んだら良いかわからない場合には、専門の修理業者への相談してみましょう。
最後に、ドアノブの修理を業者へ依頼する注意点やメリットを解説します。
鍵業者の注意点.サービスや料金にバラツキがある
ドアノブの修理・交換料金やサービス、各業者によって異なります。
同じ内容の修理であっても、数千円から数万円の差が出ることもあるのです。
また、修理や交換料金のほかに、部品代、出張費、深夜料金など、別途料金がかかる場合もあります。
料金のトラブルを避けるためにも、事前に業者へ連絡して、見積もりを受け取っておくことがおすすめです。
鍵業者のメリット1.困ったときにすぐに駆けつけてくれる
業者に修理や交換を依頼する一番のメリットは、困ったときにすぐに駆けつけてくれることです。
中には、夜間や早朝でも、すぐに対応してくれる業者もあります。
玄関、トイレ、バスルームなどドアノブが故障すると、日常生活に支障が出てしまいます。
そんなときには、急ぎで対応してくれる修理業者に相談してみてください。
鍵業者のメリット2.プロが対応するので取り付けの精度が高い
鍵業者は専門の資格を保有しています。熟練の技術で対応してくれるため、ドアノブの取り付け精度も非常に高いです。
修理業者には、数多くのドアノブのトラブルを解決したプロフェッショナルが在籍しています。
安心感を得たいならば、自力でなんとかしようとせずに、最初から業者にお任せしてしまったほうが良いでしょう。
ドアノブの修理は鍵屋「キーホース」にお任せください
簡単なドアノブの修理なら、ご自身で対応可能です。とはいえ、鍵のトラブルすべてに対応することはできません。その点、鍵屋キーホースは熟練のプロがそろい、高性能な機材を保有しています。
ご紹介した方法を試してみても開かない・直らない場合は是非、鍵屋キーホースにお任せください。
鍵屋「キーホース」の料金
鍵屋「キーホース」では、ドアノブの修理は8,800円(税込み)から対応しています。
電話で状況を確認したうえで現場に向かい、お見積りを提示して納得していただいたうえで作業を行います。見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にお電話してくださいね。
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