外出先で鍵をなくしたときの対処法!やってはいけないことや費用相場を解説!

この記事でわかること
- 外出先で鍵をなくしたときの対処法
- 自力で開錠や鍵交換を試す際の注意点とNG行動
- 鍵業者に依頼するメリットや費用相場の目安
- 信頼できる鍵業者の選び方
- 日頃から鍵紛失を防ぐための予防策
「鍵が見つからない…どうしよう!」 外出先で鍵を落としてしまい、帰宅したら家の鍵が開かない──そんな状況に陥ると誰でも焦ってしまいますよね。年齢や経験に関係なく、 鍵をなくした と気づいた瞬間はパニックになりがちです。
しかし、慌てて行動するとかえって問題を悪化させてしまうこともあります。まずは深呼吸して落ち着き、以下で紹介する対処法を順番に試してみましょう。冷静な対応を心がければ、鍵が見つかったり安全に家に入れたりする可能性が高まります。
本記事では「鍵紛失時の正しい対処法5つのステップ」と、やってはいけないNG行動、そして鍵開けや交換が必要な場合に頼りになる 鍵業者への相談方法 について解説します。不安を和らげ、防犯上のリスクを最小限に抑えるためにぜひ参考にしてください。
鍵をなくしたときの5つの対処法

鍵をなくして家に入れない状況では、順序立てた落ち着いた行動が大切です。ここでは、鍵を紛失した際にまず取るべき基本的な対処法を 5つのステップ にまとめました。
落ち着いて身の回りをもう一度確認する
まずは深呼吸して気持ちを落ち着かせ、もう一度カバンやポケット、身の回りを隅々まで探しましょう。鍵を紛失 したと焦っていると見落としがちですが、「まさかこんな所に?」という場所から鍵が出てくるケースも少なくありません。
普段は入れない場所にうっかり入れていないか、服のポケットの裏地やバッグの小さなポケットまで丁寧に確認してください。
通ってきた道や立ち寄った場所を探す
外出先で鍵を落とした可能性が高い場合は、来た道をもう一度戻って探してみましょう。途中で立ち寄ったコンビニやスーパー、飲食店などがあれば、その店舗に落とし物(忘れ物)の問い合わせをしてください。鍵が届けられていることもあります。
また、駅やバスなど公共交通機関を利用していたなら、各施設の遺失物取扱所や駅の落とし物センターにも連絡してみると良いでしょう。
警察署や交番で遺失届を提出する
自分で探しても鍵が見つからないときは、速やかに警察に遺失届(紛失届)を提出しましょう。遺失届を出しておけば、後日誰かが鍵を拾って届けてくれた際に警察から連絡を受け取ることができます。
提出時には「いつ・どこで紛失したか」「鍵の特徴(鍵の種類やキーホルダーの有無)」などをできるだけ詳しく伝えてください。遺失届を出しておくことは、防犯上も重要です。万一鍵が第三者に悪用された場合でも、「きちんと届け出をしていた」という事実が後々の証拠になるためです。
家族や管理会社に連絡して相談する
鍵が見つからず自宅に入れない場合、次に頼れる人に連絡しましょう。同居している家族がいれば状況を伝えて助けを求めます。家族の誰かが合鍵を持っていれば持ってきてもらえるかもしれません。一人暮らしで賃貸住宅にお住まいの場合は、必ず管理会社や大家さんにも連絡しましょう。
賃貸物件では勝手に鍵交換をしたり鍵業者を呼んだりすると契約違反になる可能性があります。管理会社に事情を説明し、指示を仰いでください(深夜で管理会社と連絡が取れない場合は、後述の業者依頼の前に留守番電話やメールなどで連絡を残しておくと安心です)。管理会社が合鍵を預かっているケースもありますので、まずは相談することが肝心です。
それでもダメなら専門の鍵業者に依頼する
上記のステップを踏んでも鍵が見つからない、手元の合鍵もない、といった場合はプロの鍵業者(鍵屋)に開錠や鍵の作成を依頼しましょう。自力で無理に開けようとするのは危険ですし、防犯やコストの面でも得策ではありません。
鍵の専門業者であれば、玄関の鍵を傷つけずに解錠したり、その場で新しい鍵を作成したりすることが可能です。費用はかかりますが、安全かつ確実に問題を解決できます。後述するように信頼できる業者を選ぶことが大切です。不安なときは複数社に見積もり相談してみても良いでしょう。
鍵をなくしたときにやってはいけないこと

鍵をなくしてパニックになると、ついやってしまいがちですが以下の行動は避けてください。不適切な対応はさらなるトラブルや防犯リスクにつながります。
鍵穴に細工して自力で開錠しようとしない
焦ってドアノブを壊したりピッキングの真似事をしたりするのは絶対にNGです。たとえ自宅でも、器物損壊になる恐れがありますし、素人が無理に開けようとすると鍵穴やドアを壊して修理費が高額になるケースもあります。危険なうえ成功率も低いので、自分でこじ開ける行為は避けましょう。
▼関連ページ鍵をなくしたまま合鍵で済ませる
運良くスペアキーや合鍵が手元にあって家に入れた場合でも、なくした鍵が他人の手に渡っているかもしれない点に注意が必要です。
そのまま失くした鍵を放置すると、防犯上大きなリスクを抱えることになります。後日でも構いませんので、紛失した鍵が見つからなければ早めに鍵穴ごと交換(シリンダー交換)することを検討しましょう。合鍵で済ませてしまうのは一時しのぎに過ぎず、大切な家や財産を守ることにはなりません。
賃貸物件で無断で鍵交換や業者を手配する
賃貸にお住まいの方は、鍵紛失時に自己判断で鍵を交換したり勝手に鍵屋を呼んだりしないよう注意してください。事前に管理会社や大家さんへの連絡・了承なしに対応してしまうと、契約違反となってしまう可能性があります(最悪の場合、原状回復費用の負担など責任問題に発展することもあります)。
必ず先に管理会社等へ報告し、指示に従った上で対処するようにしましょう。
▼関連ページSNSで「鍵を探しています」などと公開する
焦るあまり、TwitterやSNSで「鍵をなくしたので探しています!○○付近で落としたかも」などと発信するのはおすすめできません。不特定多数の人が見るSNSに鍵紛失の情報を公開すると、「家に入れず無防備である」ことを周囲に知らせることにもなり、防犯上逆効果です。
善意の第三者より先に悪意のある人物に目を付けられるリスクも考えられます。鍵を探す呼びかけは信頼できる身内や施設のスタッフなどオフラインで行い、SNSでの安易な拡散は避けましょう。
鍵開けや鍵交換が必要なときはプロの鍵業者へ相談しよう

自分ではどうにもならない場合や防犯のため鍵交換をしたい場合は、信頼できる専門の鍵業者(鍵屋)に相談するのが一番確実です。ここでは鍵トラブルを鍵業者に選ぶメリットや費用相場などをご紹介します。
鍵開けや鍵交換を鍵業者に依頼するメリット
鍵開けや鍵交換を自力で行うと、鍵穴やドア本体を傷つけてしまうリスクがありますが、鍵業者に依頼すれば専門の工具と技術でわずかな負荷で作業を行ってくれます。そのため、余計な修理費用を抑えられるうえ、防犯性能を維持したままスムーズにトラブルを解消できます。
また、鍵業者であれば多様な鍵に対応できる知識と在庫が揃っているため、もし既存の鍵が古くて再利用できない場合でも、その場で適切な部品を用意して交換が可能です。さらに、初めて鍵業者を利用する方でも安心できるよう、出張見積もりや費用説明が明確に提示されるケースがほとんどです。
緊急度の高い状況でも迅速対応できるのも大きなメリットで、夜間や休日でも電話一本で駆けつけてくれる業者が多いため、鍵を紛失して家に入れないストレスを最小限に抑えられます。プロに依頼することで、時間や労力だけでなく心の負担も軽減できる点が大きな魅力です。
鍵開けや鍵交換を鍵業者に依頼したときの費用相場
鍵業者に依頼する際の費用相場は、作業内容や地域、時間帯によって異なりますが、一般的に 鍵開け(解錠) は「約8,000円~15,000円程度」が相場とされています。鍵が古いタイプや特殊キーの場合、作業に時間がかかるため、20,000円前後になるケースもあります。
また、鍵交換 を依頼する場合は「シリンダー交換のみで約10,000円~20,000円前後」が基本ですが、電子錠やデジタルロックなど高機能な鍵に交換する際は部品代を含めて「30,000円~50,000円」ほどになることもあります。時間帯による割増は、夜間(22時~翌朝5時)や祝日・深夜の出張費としてプラス3,000~5,000円程度が加算される場合が多いです。
加えて、見積もりや出張費が「無料」の業者が増えているため、事前に費用を確認すれば安心して依頼できます。料金が曖昧な業者はトラブルのもとになるため、必ず明朗会計をうたう業者を選びましょう。
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▼関連ページ信頼できる鍵業者の選び方
鍵業者を選ぶ際は、まず 料金体系が明確であるかをチェックしましょう。ホームページや紹介サイトで解錠や交換の基本料金がはっきり記載されている業者は安心できます。次に、受付対応の迅速さも大切です。電話やウェブ問い合わせに対して丁寧かつスピーディーに返答し、緊急時でもすぐに駆けつけられるかを確認してください。
さらに、実際に作業を行うスタッフが 国家資格(防犯設備士や錠施工技師)を保有しているかどうかも重要です。資格を持つ技術者が在籍していれば、セキュリティや最新の鍵技術に関する知見を活かした的確な対応が期待できます。口コミやレビューも参考にしましょう。実際に利用したユーザーの声から、作業のスピード、対応の丁寧さ、追加料金の有無などが分かります。
最後に、鍵業者が保険やアフターサポートを提供しているかどうかも確認ポイントです。作業後に万が一トラブルが起きた場合でも、適切な保証があれば安心して依頼できます。これらの視点を踏まえれば、信頼できる鍵業者を見つけ、鍵開けや鍵交換も安心して任せられるでしょう。
▼関連ページ鍵紛失を防ぐための日頃の予防策

鍵をなくしてしまうと大変な労力と不安が生じます。そうした事態を防ぐために、日頃から次のような対策を心がけましょう。
鍵の置き場所を決めて習慣化する
家の中でも外出先でも、「鍵は必ずここに入れる」と決めた場所を作りましょう。例えば玄関では決まったフックにかける、外出時は必ずバッグ内の同じポケットにしまう等、習慣づけることで紛失のリスクを減らせます。帰宅したらすぐ定位置に戻すクセをつけるのも有効です。
キーホルダーやストラップで落下防止
鍵単体を裸で持ち歩くよりも、目立つキーホルダーやスマホストラップに付けておくと良いでしょう。ジャラジャラする程度の大きさがあれば、ポケットから落ちた際にも音で気づきやすくなります。また、リール式ホルダーでバッグやベルトに繋いでおけば、うっかり手から離れても紛失しにくく安心です。
スマートタグの活用
最近では Bluetooth式の紛失防止タグ(例:AppleのAirTagなど)を鍵に付けておく方法も人気です。スマートフォンと連携して鍵の位置情報を確認できるため、落とし物防止に大いに役立ちます。機器に頼る方法ではありますが、特によく鍵を無くしてしまう人には心強いアイテムです。
まとめ
「鍵をなくした!」という緊急事態は誰にでも起こりえますが、適切な対処法を知っていれば余計なパニックや被害を防ぐことができます。まずは落ち着いて今回紹介した5つのステップを順番に実践し、それでも解決しない場合は速やかに信頼できる鍵業者へ相談しましょう。
その際は是非ともキーホースまでお気軽にお問い合わせください。キーホースでしたら最短15分で現場に駆け付け鍵トラブルを解決いたします。年中無休で対応いたしますので鍵トラブルでお困りでしたらキーホルダーまでご相談ください。