鍵が固くて回らない原因と直し方!自分でできる対処法と業者に依頼すべきケースも解説!
この記事でわかること
- 鍵が固くて回らないときの主な原因
- 自分でできる対処法
- 鍵が固いときに絶対にやってはいけないこと
- 業者に依頼すべき症状と修理・交換にかかる費用相場
- 鍵が固くなるのを防ぐための予防方法
鍵を回そうとしたとき、「なんだか固くて回りにくい」と感じたことはありませんか。鍵が固くて回らないと、出かけるときや帰宅時にストレスを感じるだけでなく、無理に力を入れると鍵が折れてしまったり、鍵穴内部の部品が破損したりする危険性もあります。
そんなときに慌てないためにも、原因と対処法を知っておくことはとても重要です。本記事では、鍵が固くて回らない原因や自分でできる対処法、業者に依頼すべきケース、予防法、費用相場まで詳しく解説します。鍵の不調で困っている方はもちろん、今後に備えたい方もぜひ最後まで読んで参考にしてください。
目次
鍵が固くて回らない原因とは?

鍵が固くて回らないときには、さまざまな原因が考えられます。原因を特定することで適切な対処ができるため、ここでは代表的な4つの原因について詳しく解説します。それぞれ原因によって対処法も異なるため、症状をよく確認してから対応することが大切です。
鍵穴内部のゴミや埃詰まり
鍵穴内部にゴミや埃が溜まっていると、鍵を差し込んでも奥まで入らなかったり、入ってもスムーズに回らなくなったりすることがあります。特に玄関ドアの鍵穴は外気に面しているため、風で舞った砂や花粉、埃が入り込みやすく、時間が経つと湿気で固まってシリンダー内部にこびりついてしまいます。
さらに、鍵を使うたびにゴミが奥に押し込まれ、徐々に鍵穴の動きを悪化させるため注意が必要です。このような症状は、鍵穴専用のエアダスターやブラシを使って掃除することで改善するケースがあります。
▼関連ページシリンダー内部の潤滑剤が不足している
シリンダー内部は金属部品が複雑に組み合わさっており、潤滑剤が不足すると摩擦が増えて鍵が回りにくくなります。特に、鍵穴が雨風にさらされる玄関ドアでは、湿気や温度変化により潤滑成分が蒸発したり流れ出たりしやすく、潤滑不足が原因で固くなることが多いです。
また、長年メンテナンスをしていない場合も潤滑剤が切れてしまい、金属部品が直接擦れ合うことで固くなるだけでなく、摩耗によってシリンダーの寿命を縮める原因にもなります。定期的に潤滑剤を補充することが重要です。
鍵自体の摩耗や変形
鍵そのものが摩耗していたり、落下や衝撃で曲がっていたりすると、シリンダー内部でうまく噛み合わず回らなくなることがあります。特に、合鍵を長期間使用している場合、製作時の微妙な誤差や使用による摩耗で鍵の形が変わり、回しにくくなる原因になります。
また、鍵が曲がった状態で無理やり差し込むとシリンダー内部の部品を傷つけてしまうため、鍵に歪みや摩耗が見られる場合は交換を検討してください。
▼関連ページシリンダー内部の経年劣化
鍵穴(シリンダー)内部の部品は、長年使用することで摩耗や錆が発生し、動きが悪くなることがあります。特に築年数が長い住宅や、メンテナンス頻度が少ないシリンダーは、内部のスプリングやピンが錆びて動きが悪くなることが多いです。
経年劣化による不具合は潤滑剤を使用しても改善されないケースが多く、放置すると鍵が抜けなくなったり、最悪の場合シリンダー交換が必要になることもあります。
鍵が固いときに自分でできる対処法

鍵が固いときには、業者を呼ぶ前に自分で試せる対処法があります。ただし、間違った方法は逆効果になるため、以下で紹介する正しい方法を確認してください。
鍵穴専用の潤滑剤を使用する
鍵穴が固くて回らないときは、まず鍵穴専用の潤滑剤を使用してみましょう。潤滑剤をスプレーすることでシリンダー内部の摩擦が軽減され、鍵がスムーズに回るようになることが多いです。
ただし、使用する潤滑剤は必ず「鍵穴専用」のドライタイプを選び、クレ556などの鍵穴専用以外の潤滑剤は絶対に使わないでください。専用以外の潤滑剤は、一時的には滑りが良くなるものの、油分が鍵穴内部に残り埃やゴミを吸着してしまい、最終的には鍵が回らなくなる原因となります。
鍵穴専用潤滑剤はホームセンターやネット通販で購入できますが、使用後も症状が改善しない場合は無理に使い続けず、業者に相談してください。
▼関連ページ鍵やシリンダー内部の汚れを取り除く
鍵が汚れていると、鍵穴内部に汚れや砂が入り込み、鍵の動きを悪くする原因になります。そのため、鍵を差し込む前に必ず柔らかい布で鍵全体を拭き取りましょう。また、鍵穴専用のエアダスターやブラシを使って、シリンダー内部の埃やゴミを掃除することも効果的です。
掃除をすることで鍵穴内部の詰まりが解消され、鍵が回りやすくなる場合があります。ただし、掃除をしても鍵が回らない場合や異音がする場合は、無理をせず業者に相談してください。
鍵が固くて回らないときにやってはいけないこと

鍵が固くて回らないとき、慌てて間違った対処をしてしまうと、症状が悪化したり修理費用が高額になったりする恐れがあります。ここでは、鍵が固いときに絶対にやってはいけない3つのポイントを詳しく解説します。トラブルを悪化させないためにも、事前に正しい知識を身につけておきましょう。
無理やり力任せに回さない
鍵が固くて回らないとき、力を込めて無理やり回そうとする人が多いですが、これは非常に危険な行為です。鍵が回らない原因には、シリンダー内部の潤滑不足や部品の摩耗、ゴミ詰まりなどさまざまな理由があります。
そんな状態で無理に回すと、鍵が途中で折れてしまったり、シリンダー内部の繊細な部品が破損してしまったりする恐れがあります。鍵が折れると鍵穴内に破片が残り、自分で取り出すことはほぼ不可能です。
その場合、鍵業者による取り出し作業と鍵交換が必要となり、余計な費用がかかることになります。鍵が固いと感じたら、まず原因を探ることが大切であり、力任せに回すのは絶対に避けましょう。
専用の潤滑剤以外を使用しない
鍵穴が固いとき、クレ556やシリコンスプレーなど市販の潤滑剤を使えば良いと思うかもしれません。しかし、これらは鍵穴内部には適していません。クレ556や油性潤滑剤を鍵穴に使用すると、一時的には滑りが良くなりますが、油分が埃やゴミを吸着してしまい、シリンダー内部で固まりやすくなります。
その結果、最初よりも鍵の動きが悪化し、最悪の場合、シリンダー交換が必要になることもあります。鍵穴には必ず「鍵穴専用潤滑剤(ドライタイプ)」を使用してください。専用潤滑剤は油分を含まないため、ゴミや埃が付着せず、滑りを保ちながらシリンダー内部を傷めない仕様になっています。
固い状態のまま使い続けない
鍵が固い状態のまま無理やり使い続けるのもNGです。鍵やシリンダー内部の部品は金属同士が接触し合っているため、潤滑不足や摩耗が進んだ状態で使い続けると、部品の変形や破損を引き起こします。
また、鍵が固いという症状はシリンダー内部の劣化サインであることも多く、放置していると突然鍵が抜けなくなったり、回らなくなったりする可能性があります。トラブルが起こる前に、必ず掃除や潤滑剤でメンテナンスを行い、それでも改善しない場合は早めに業者へ相談しましょう。
鍵が固いとき業者に依頼すべきケース

鍵が固くても、掃除や潤滑剤で解決できる場合もあれば、業者に依頼しないと直らないケースもあります。ここでは、どのような症状のときに業者への相談が必要なのか、5つの具体例を挙げて解説します。
鍵穴専用潤滑剤を使っても改善しない場合
鍵穴専用潤滑剤を使っても症状が改善しない場合は、シリンダー内部の部品が摩耗していたり破損していたりする可能性が高いです。潤滑剤はあくまで摩擦を軽減するためのものであり、内部部品そのものを修復する機能はありません。
潤滑剤を使用してもスムーズに回らない場合、シリンダー内部のピンやスプリングなどの部品が変形していることが考えられます。このような状態で無理に鍵を回そうとすると、鍵穴内部がさらに傷つき鍵折れやシリンダー全体の故障に繋がります。
最悪の場合、ドア自体が開かなくなり、緊急解錠やシリンダー交換が必要となり、費用も高額になります。早めに業者へ点検や修理を依頼することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
鍵が全く回らない、または抜けない場合
鍵が全く回らなかったり、鍵穴から抜けなくなった場合は、シリンダー内部に深刻な問題が発生している可能性があります。例えば、内部部品の変形や破損、異物混入、長年の汚れの蓄積などが原因として考えられます。
このような状態で無理に回したり引き抜いたりすると、鍵が途中で折れてしまう危険性があります。鍵が折れると破片がシリンダー内部に残り、自分で取り出すことはほぼ不可能です。取り出し作業と鍵交換が必要になり、数万円単位の費用がかかることもあります。
また、シリンダー自体が壊れると、ドア交換やシリンダー交換といった大掛かりな工事が必要になるケースもあるため、この症状が出たときはすぐに業者へ連絡し、専門家による点検と修理を依頼することが重要です。
▼関連ページ鍵が折れそうなほど固い場合
鍵を回すときに「折れそう」と感じるほど固い場合は、実際に力を入れすぎると鍵が折れてしまう恐れがあります。鍵が折れると、折れた破片が鍵穴内部に残り、自分で取り出すことは非常に難しいため、業者への取り出し依頼が必要です。
さらに、鍵穴から破片を取り出した後も、シリンダー内部が傷ついている可能性が高く、鍵交換やシリンダー交換まで必要になることがあります。その結果、作業費用が高額になるだけでなく、ドアが使えない時間が発生するなど日常生活にも支障をきたします。
このように、鍵が折れそうなほど固い状態は危険信号であり、無理に回さず、早めに鍵業者へ相談して原因を特定してもらい、適切な処置を受けることが重要です。
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鍵が奥まで刺さらない場合
鍵が奥まで刺さらない場合は、シリンダー内部に埃や砂、ゴミなどの異物が詰まっているか、シリンダー自体が変形している可能性があります。鍵が途中までしか入らない状態で無理に押し込むと、内部部品が破損し、鍵穴全体が使えなくなることがあります。
また、異物が原因の場合でも、自分で無理に取り出そうとすると部品を傷つけたり、異物をさらに奥へ押し込んでしまったりして状況を悪化させる恐れがあります。このような症状が出たときは、原因を特定して適切に処置するためにも、自分で解決しようとせず専門業者へ相談することが大切です。業者であれば専用工具や技術で確実に異物除去や修理を行ってくれます。
▼関連ページシリンダー内部が故障・破損している可能性がある場合
鍵を回したときに「ガリガリ」「カチカチ」といった異音がする、動きが引っかかる、いつもより力が必要になるといった症状がある場合は、シリンダー内部の部品が故障・破損している可能性が高いです。
シリンダー内部にはピンやスプリングなど細かな部品が多数組み込まれており、摩耗やサビ、劣化によって正常に動作しなくなります。このような状態を放置すると、最終的には鍵が回らなくなったり、折れたり、鍵穴全体が故障してドアが開かなくなるケースもあります。潤滑剤や掃除では改善されないため、早めに業者へ相談し、必要に応じて修理やシリンダー交換を検討することが重要です。
鍵が固くて回らないトラブルの解消にかかる費用相場は?

鍵が固くて回らないトラブルを解消するためにかかる費用は、症状や依頼内容によって大きく変わります。簡単な掃除や潤滑剤の注入で改善する場合は比較的安価ですが、部品交換やシリンダー交換が必要になると高額になることもあるため、あらかじめ相場を把握しておくことが大切です。
簡単な掃除や調整のみの場合、業者に依頼すると5,000円〜10,000円程度が一般的です。鍵穴内部の埃除去や専用潤滑剤の注入で改善する場合、この範囲で収まることが多いでしょう。しかし、シリンダー内部の部品が摩耗していたり、破損していたりする場合には、部品交換が必要となり15,000円〜30,000円程度かかるケースが増えます。さらに、鍵が折れて鍵穴に破片が残ってしまった場合は、取り出し作業だけで10,000円前後かかり、その後に鍵交換も必要となれば合計で30,000円〜50,000円程度になることもあります。
鍵穴やシリンダーの交換となると、使用する部品の種類によって金額が大きく変わり、ディンプルキーや防犯性の高い鍵への交換では20,000円〜50,000円以上になることも珍しくありません。また、夜間や早朝など時間帯による割増料金が発生する場合もあるため、依頼前には必ず見積もりを確認することが重要です。料金だけでなく、対応スピードや保証内容も含めて総合的に判断し、信頼できる業者へ依頼することが大切です。
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▼関連ページ鍵が固くなるのを予防するためにできること

鍵が固くて回らないトラブルを防ぐためには、日頃からのメンテナンスと丁寧な取り扱いが大切です。ここでは、簡単にできる予防策を4つ紹介します。どれも特別な技術や工具がなくてもできる方法なので、ぜひ実践してみてください。
定期的に鍵穴専用潤滑剤を使用する
シリンダー内部の摩擦を軽減し、鍵の動きを滑らかに保つためには、定期的に鍵穴専用潤滑剤を使用することが重要です。半年から1年に一度を目安に、ドライタイプの潤滑剤を鍵穴にスプレーすることで、金属部品同士の摩擦を減らし、錆や劣化も予防できます。
潤滑剤を選ぶときは、必ず「鍵穴専用」と記載されているものを選び、CRCや油性潤滑剤は使わないようにしましょう。ドライタイプは埃やゴミを吸着しないため、鍵穴内部を清潔に保ちながら滑りを良くしてくれます。
鍵穴にゴミや埃が入らないようにする
玄関ドアの鍵穴は外気に面しているため、風で運ばれた埃や砂が入り込みやすいです。これを防ぐためには、鍵穴カバーが付いている場合は必ず閉めること、カバーがない場合はドアの向きや環境に応じて鍵穴カバーの取り付けを検討すると良いでしょう。
また、掃除機やエアダスターを使って鍵穴周辺の埃を定期的に取り除く習慣をつけることで、鍵穴内部へのゴミ侵入を大幅に減らせます。
鍵自体の汚れや砂を拭き取ってから使用する
鍵を差し込む前に、鍵自体の汚れや砂を柔らかい布で拭き取る習慣をつけましょう。鍵についた埃や砂は、差し込むと鍵穴内部に入り込み、摩擦や詰まりの原因になります。
特に外出時、ポケットやカバンの中で埃が付着しやすいため、差し込む前に軽く拭き取るだけでも大きな予防効果があります。日頃から鍵を清潔に保つことが、鍵穴の寿命を延ばすことにもつながります。
鍵を乱雑に扱わない
鍵を落としたり、ポケットに入れたまま座ったりすると、鍵が曲がってしまうことがあります。鍵が曲がるとシリンダー内部で噛み合わせが悪くなり、回らなくなる原因になります。
また、複数の鍵を束ねてぶつけ合うことも鍵の摩耗を早める原因になります。鍵は専用のキーホルダーやケースで保管し、落とさないよう注意することが大切です。乱雑に扱わず、丁寧に取り扱う習慣をつけましょう。
まとめ
鍵が固くて回らないトラブルは、ちょっとした汚れや潤滑不足が原因であることが多く、日頃からのメンテナンスで十分予防できます。しかし、潤滑剤を使っても改善しない場合や、鍵が折れそうなほど固いと感じる場合は、無理に回さず早めに業者へ相談することが大切です。
その際は是非ともキーホースまでご相談ください。キーホースでしたら鍵修理や鍵交換など一貫して行います。様々な鍵トラブルに対応しておりますので、鍵トラブルでお困りでしたら見積り・出張費無料のキーホースにお任せください。









