窓やサッシの鍵を自分で交換する方法や交換時の注意点を解説!

更新日:2024/11/29
窓やサッシの鍵を自分で交換する方法や交換時の注意点を解説!

この記事でわかること

  • 自力で窓やサッシの鍵を交換する方法
  • 自力で窓やサッシの鍵を修理する方法
  • 鍵以外で窓やサッシの防犯性を高める方法

窓やサッシの鍵が壊れてしまったり、防犯性を高めたいと思ったときは、DIYで交換可能です。

本記事では、窓やサッシの鍵を自分で交換する方法や交換時の注意点について解説します。

鍵屋キーホースは、最短即日で窓やサッシの鍵交換に対応できます。

出張費用、見積り費用は無料ですので、お気軽にご相談ください。

お電話は0120-955-127

窓やサッシの鍵にはどんな鍵がある?

窓やサッシの鍵

窓やサッシの鍵には、どのような種類の鍵があるのでしょうか。

ここでは、窓やサッシの鍵で代表的なクレセント錠とグレモン錠について解説します。

クレセント錠

クレセント錠

クレセント錠は、取っ手を下から上へ回転させ、受け金具に固定することで施錠できる錠前(鍵全体の名称)です。

引き違いの窓やサッシに取り付けられ、特徴的な三日月(英語でクレセント)に似た形状が、名前の由来になります。

本来、気密性や音漏れ対策のために販売されたものなので、防犯性能は高くありません。

錠前付近の窓ガラスを割り、室内側に手を入れることさえできれば、取っ手を回すだけで簡単に解錠できてしまいます。

グレモン錠

窓のグレモン錠

グレモン錠とは、取っ手と錠前の施錠部品が連動することで施解錠できる錠前です。

取っ手を操作した際に、窓のサッシ内に収められている棒状の部品が、上下に移動することで施解錠できる縦すべり出し窓があります。

縦すべり出し窓
縦すべり出し窓(楽天 Webサイトより)

グレモン錠による施錠は、気密性が高く、遮音性にも優れているため、音楽スタジオや機械室のような高い防音性が必要な施設にも使用されているのです。

クレセント錠同様、錠前周辺の窓ガラスを割られてしまうと、取っ手の操作だけで簡単に開けられてしまうため、防犯性能は低いです。

お電話は0120-955-127

クレセント錠交換前に確認すべきこと

チェック

クレセント錠は、サッシのタイプや部品の状態によって正しく取り付けられない場合があります。

以下では、クレセント錠を交換する前に確認すべきことについて解説します。

交換する部品や工具を用意する

プラスドライバー

交換する際に必要なものは、交換用のクレセント錠プラスドライバーになります。

クレセント錠はホームセンター、プラスドライバーはホームセンターや100円ショップで購入できます。

また、交換用のクレセント錠は、サッシに裏板があるかどうかが大事なポイントです。

サッシの裏板
裏板タイプのサッシ

サッシには、ネジ切りタイプ裏板タイプが存在し、最近のクレセント錠に多いねじ切りタイプのサッシは、比較的簡単に交換することができます。

裏板タイプのサッシは、ねじ切りが裏板にあるため、上下のネジを外してしまうと裏板がサッシ内に落ちてしまい、取り出しが難しくなるので注意しましょう。

クレセント錠が外れない、または取り付けビスが錆びてしまっている場合は、ネジ緩め剤などを塗布して一日ほど置いておくと良いでしょう。

既存のクレセント受けが使えるかどうか

クレセント受け
クレセント受け(受け金具)

今あるクレセント錠の形状と状態を確認しましょう。

クレセント錠は、窓枠に取り付けられ、対向する部分に取っ手を引っ掛けるクレセント受け(受け金具)があります。

クレセント錠の損傷や変形が見られる場合、新しいクレセント受けが必要です。

また、新しいクレセント錠を購入するときは、既存のクレセント受けに対応しているかを確認しましょう。

寸法の計測をする

クレセント錠の計測箇所

ホームセンターなどで販売されている万能型のクレセント錠は、多くのサッシメーカーのクレセント錠に対応していますが、念のため、寸法の計測は行いましょう。

計測しておくべきポイントは、以下の通りです。

①ビスピッチ(クレセント錠を固定している上ネジの中心から下ネジの中心までの距離)

②引き寄せ幅 (ネジの中心から掛け金の最も離れた箇所までの距離)

③高さ(窓枠からフックの箇所までの距離)

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自力でクレセント錠を交換する方法

方法

クレセント錠を交換する際は、サッシの損傷や裏板の落下に注意し、正しい手順で行いましょう。

ここでは、自力でクレセント錠を交換する方法について解説します。

①上ネジを外す

プラスドライバーを使用して、クレセント錠の上ネジを外します。

②下ネジを緩め、クレセント錠を横にずらす

下ネジを緩め、上ネジを再度仮止めする際に邪魔にならないよう、横にずらしておきます。

③上ネジの穴に外したネジを仮止めする

裏板が落ちないように上ネジを仮止めしましょう。

④下ネジを外してクレセント錠を取り外す

⑤新しいクレセント錠を取り付け、下ネジを仮止めする

⑥仮止めしていた上ネジを外す

⑦クレセント錠を移動させ、上ネジを固定する

クレセント錠の高さやクレセント受けとの位置を調整し、上ネジを固定します。

⑧下ネジを固定する

過度に締め付けてネジ穴が潰れてしまわないように注意しましょう。

サッシがねじ切りタイプの場合は、両方のビスを外してしまっても構いません。

お電話は0120-955-127

クレセント錠の修理方法

方法

クレセント錠の調子が悪いときは、修理で直る可能性があります。

ここでは、クレセント錠の修理方法について解説します。

クレセント錠が固い場合

クレセント錠が固い場合の修理方法は、以下の通りです。

掃除を行う

パーツクリーナー
呉工業株式会社 Webサイトより

①上ネジを外す

②下ネジを緩め、クレセント錠を横にずらす

下ネジを緩めすぎていまうと、裏板が落下してしまうため注意しましょう。

③上ネジの穴に外したネジを仮止めする

④下ネジを外してクレセント錠を取り外す

⑤クレセント錠の汚れをタオルで掃除します

⑥パーツクリーナーをクレセント錠に噴射します

⑦クレセント錠をタオルで拭き取ります

⑧クレセント錠を取り付け、下ネジを仮止めする

⑨仮止めしていた上ネジを外す

⑩クレセント錠を移動させ、上ネジを固定する

⑪下ネジを固定する

クレセント錠の位置を調節する

クレセント錠の位置調節

①クレセント錠の上ネジと下ネジを緩めます

②クレセント錠がしっかりかかる位置に移動させ、下ネジ、上ネジの順で固定します

③クレセント金具の上ネジと下ネジを緩めます

④上ネジと下ネジを仮止めし、クレセント錠がガタつかない位置に調節します

⑤上ネジと下ネジを固定します

サッシの位置を調節する

サッシの位置調節

サッシのレール接地面付近にある調節ネジを回すと、サッシの建付けが良くなり、解決することがあります。

時計回りに回すとサッシが上がり、反時計回りに回すと、サッシが下がります。

少しずつ回して調節しましょう。

クレセント錠が緩い場合

クレセント錠のネジの緩み

クレセント錠やクレセント金具がグラつく場合は、固定しているネジが緩んでいる可能性があります。

正しく嚙み合う位置に調節して、ネジを固定しましょう。

お電話は0120-955-127

鍵以外で窓やサッシの防犯性を高める方法

方法

警察棟が公表している「住まいる防犯110番」によると、令和5年の侵入窃盗の侵入口は、窓が全体の5割以上を占めています。

特に、戸建て住宅だと窓から侵入されやすいため、外出時や就寝時の戸締まり以外の対策が必要です。

ここでは、鍵以外で窓やサッシの防犯性を固める方法について解説します。

補助錠を取り付ける

窓用の補助錠

鍵の数を増やすと、窓を開けて忍び込むための時間がかかる、ということにつながります。

空き巣などの侵入窃盗犯は、犯行に時間がかかる家を敬遠する傾向がある、と言われています。

鍵付きのクレセント錠に交換し、窓が容易に開けられないように、補助錠を設置しておきましょう。

窓枠の上下に取り付けるとより効果的である、と言われています。

防犯対策については、以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご確認ください。

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防犯フィルムを貼る

防犯フィルム

窓ガラスに対する防犯対策として、有効な手段のひとつが防犯フィルムです。

窓に防犯フィルムを貼ることによってガラスが割れにくくなり、焼き破りなどに対しても一定の効果を得られます。

CP認定の防犯フィルムに関しては、貼り付け方などに関して規定がありますので、専門業者に問い合わせてください。

CP認定とは?

CP認定とは、警視庁や民間団体によって設置された官民合同会議で、高い防犯性能基準をクリアした製品に付けられる認定です。

窓格子を設置する

窓格子

窓の防犯対策として考えられる方法の一つとして、窓格子を設置する、という選択肢があります。

窓格子を外さなければ侵入できないため、空き巣に対して侵入に時間のかかる家だと認識させることができます。

お電話は0120-955-127

自分で窓やサッシの鍵交換ができるか不安なときは鍵屋に依頼しよう

鍵屋に依頼した際の費用相場

窓やサッシの鍵交換は、DIY初心者だと自分でできるか不安になりますよね。

ここでは、クレセント錠の交換を鍵屋に依頼する流れや鍵屋に依頼したときの費用相場について解説します。

クレセント錠の交換を鍵屋に依頼する流れ

電話をかける

クレセント錠の交換を鍵屋に依頼する流れは、以下の通りです。

①電話で問い合わせます。

②現場近くのスタッフが駆け付けます。

③見積り金額をご提示します。

④交換作業を開始します。

⑤見積金額をお支払いします。

鍵屋のスタッフは、お客様のご要望や予算を詳しくお伺いし、自宅に最適な鍵をご提案いたします。

素早く確実に交換してくれるため、頼もしい存在となるでしょう。

クレセント錠の交換を鍵屋に依頼したときの費用相場

費用相場

クレセント錠の交換を鍵屋に依頼したときの費用相場は、約16,500円~26,000円ほどです。

これには、作業代や部品代が含まれています。

問い合わせの際は、おおよその費用を教えて貰うと良いかもしれません。

鍵屋によっては、金額が大幅に変わることもあるので、時間に余裕があれば、複数社見積りを取りましょう。

窓やサッシの鍵交換はキーホースにお任せください!

鍵屋キーホーストップ画像

本記事では、自分でクレセント錠を交換する方法や防犯対策についてご紹介しました。

間違った方法で窓やサッシの鍵を取り付けてしまうと、故障や損傷の恐れがあるため、不安な場合は、鍵屋への依頼がおすすめです。

鍵屋のキーホースは最短即日対応、出張費用、見積り費用は無料です。

まずはお気軽にご相談ください。

お電話は0120-955-127

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